昔話９_中古のシビック。

（昔話とは、自分が過去に所有していた車の思い出話です）前回の昔話はこちら

平成元年に、中古のカリーナサーフ 、その翌年に、前回登場のロードスターを新車購入して２台体制となり、ロードスターは完全に趣味の車として普段の足はもっぱらカリーナサーフが担っていた。

しかし、低年式で走行距離も増えてきて突発的な故障も発生したカリーナサーフに飽きがきた頃。ウチのすぐ近くで中古車販売をしていた知人のところにこのシビックが。EF3型シビックSi、VTECになる前の１．６L　DOHCエンジンを搭載したシビックだ。この車は４AT車だったが、試乗してみるととてもパワフルでATとは言えホイールスピンするのに驚いたものだった。年式的には確か？５年落ちだったと思う。それをタイヤ４本新品に交換してくれて８０万という値段だった。

これでロードスターとシビックの２台体制となり、このシビックがカリーナサーフの後を引き継いで普段の足代わり（メインの車）となる。

このシビックはコンパクトで足代わりとしても使いやすかったが、とてもスポーティの車だったので、走りを楽しむにも良い車だった。ただ、ロードスターとキャラが似ていると感じることも多く、特に乗り心地の悪さや音がうるさい。などというのが気になった。更にドラポジも低いので腰痛も辛くなってきた。

余談だが、この２台に乗っていた数年後に、今は絶版車となってしまったイギリスのMGFというロードスターと同じやうなライトウエイトオープンスポーツカーをレンタカーで２、３回乗ったことがあった。

このMGF、見た目はロードスターに似ているがエンジンはミッドシップにマウントされ後輪を駆動させる。だが、ロードスターとはかなりキャラが異なる感じで、一言で言えば落ち着いた大人のスポーツカーとでも言おうか。ロードスターのようなキビキビした感じはないが、安定感のある落ち着いた走りが印象的だった思い出がある。

つまりロードスターとシビックはFRとFFという駆動方式の違いやオープンとハッチバックというボディの違いなど決定的な違いがあるのに、キャラは似ている感じなのに、同じライトウエイトオープンのロードスターとMGF（共に後輪駆動）は共通点が多いのにずいぶんとキャラが違うもんだ。と当時の自分は思っていた。

そしてこのシビックに約２年くらい乗った頃、あの初代RAV4が（自分にとっては）衝撃的なデビューをしてきた。