2023/10/05 ハイマウントストップランプ修理
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
出所は1991年(平成3年)式のハイマウントストップランプです。
LEDに不点灯箇所はありませんが経年劣化による輝度低下はあるのでLEDの交換を行います。
以前、不点灯と判断され車検でNG出ましたが
ハイマウントストップランプ取り外して無事通過しました。
2
ハイマウントストップランプの構造は
レンズ部とベース部で構成されていています。
LEDを交換するためにはレンズ部とベース部を分離しないといけませんが
この部分は多分、超音波溶着方式で接合されているようです。
以前分離作業したときに使用した工具としては
・ダイソーのミニルータ
・超音波カッター
を使用しましたが
ダイソーのミニルータ:
パワー不足でモーター焼き付きが発生し故障したので
Amazonで充電式のミニルータ購入。
3
超音波カッター:
機器価格が高いのでレンタル品(5日間3000円)を使用。
今回のハイマウントストップランプの場合、レンズ部の形状が邪魔をして
カッターの先端を溶着面に当てることができず本来の使い方ができませんでした。
4
今回は充電式のミニルータで作業しました。
丸のこ刃:直径約22mm×厚さ0.5mm
ダイヤモンドカッター:直径約22mm×厚さ0.5mm
丸のこ刃で溶着面までの切込みを行い、次にダイヤモンドカッターで溶着面の幅方向の切削を行うことにより綺麗に分離できます。
5
レンズ部は傷をつけないようにマスキングテープで表面を保護しました。
レンズ部分とベース部分に分離完了
レンズ部分はLEDの形状に合わせて内部に凹みが形成されています。
6
LEDは5mm砲弾型が56個実装されています。
ベース部からLED基板を取り外して作業を行います。
7
現行回路図
現行のLEDは古いタイプなので結構電流を流しています。(実測でIF約38mA)
そのまま代替え選定したLEDに使用すると寿命に影響する可能性があります。
8
LED56個と電流制限用抵抗5.6Ω 8個を基板のパターンを痛めないように注意して取り外します。
使用するのは基板と逆接続防止用ダイオードのみとなります。
9
代替え選定したLED(OS5RPM5B61A-QR)の仕様から
電流制限用抵抗は合成抵抗で20Ωとなるようにしました。(目標IF約20mA)
定格1W品の10Ω×8個構成です。
10
LEDを高さ、傾きに注意して取り付けていきます。
11
取り付け完了。
疲れた。。。
12
横方向から。形状は湾曲しています。
13
上から
・ベース部
・LED基板
・レンズ部
14
ベース部にLED基板を固定して試験点灯。
15
レンズ部とベース部の接合にはUVレジンを使用しました。
粘度が低いので良い感じに接合できます。
16
作業完了です。
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
タグ
関連コンテンツ( ハイマウントストップランプ の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク