22,23日は今シーズンの走り納めとして北陸3県を横断してきました。
1日目は美濃太田に車を置き輪行で、飛騨荘川から越中富山までの定番コースです。
長良川鉄道とバスでひるがの高原を目指します。
始発列車は着いていたのですが、ホーム灯かりはまだついていなくて、暗がりのホームを歩いていたらいきなりの人気にびっくりしたら何かの看板でした(笑)
急いでいたので歩く進路が変ったくらい本当にびびりました。
のうりん?
電車に乗るまで時間にあまり余裕がなくあわてて輪行準備をしたので
ネックウォーマーを忘れて、さらに駅の構内でグローブを左片方を落としてしまいました。
気がついたのは長良川鉄道に乗ってしばらくたってのことでもう後の祭りです。
けっして安いものではないもので気に入っていたグローブなのですがあきらめましょう。
しかし右片方でこの寒さのなか持つかの心配が先でした。
事前に申請しておけば折りたたまなくて車内持ち込みも可能だったのよねん
5月に長良川鉄道を利用したときは、同じような自転車携行な方や郡上八幡へ行く観光客、学生さんも多かったのですが・・・
今日は学校もお休み?
観光シーズンも終わったせいもあって、ほとんど客がいません。
シューズウォーマなど準備をしながら、のんびりと列車は進み・・・
美濃白鳥でバスに乗り換えです。
この路線って岐阜バスが運行したみたいだけれど、
地元のバス会社が2~3年前に新規参入して今年完全に委譲された路線みたいです。
バスも新車です。
運転手さんは新人だったらしく先輩運転手に横で色々と指導されていました。
ギアチェンジがドコとなくカクカクしてぎこちなかったです。
自転車を組み上げてひるがの高原をスタート
最後の紅葉を楽しもうと思ったのですが既に木枯れていました(笑)
しかしそのわりに気温が高く用意した装備では暑いくらいでした。
路面もぬれていました。
事前情報だと晴れていたのですがどうやら昨夜軽くひと雨降ったようでした。
スピードを上げると跳ね上げた水を背中に浴びることになるのでゆっくり進みます。
ネックウォーマーはともかく片手でも手袋がないと寒くてつらいので
とりあえずどこか途中で軍手でも何でも良いから手袋を入手しないと思いましたが
ひるがの高原までは乗り換え時間も短く、スタートしてもホームセンターはおろか
24時間じゃないコンビニが2件あるだけで富山の山岳地帯を抜けるまで何もありません。
どこかの集落にある、昔ながらの金物屋があればいいかと思っていましたが、運よくコンビニにありました。
1024円と少し値がはっていましたがつくりはまぁしっかりとしていたので良いかと思いました。
どこかの工事現場でコンクリートうちをしているらしく多くの生コン車と行き返ります。
それを抜かせば静寂そのものです。
少し寒いけれどやっぱりこの時期のツーリングが一年で一番良いじゃないかな?
白川郷も観光客は少なめでした。
道の駅で補給で食べた飛騨牛コロッケも美味しかったです。
お客が少なかったのか1コオマケしてもらいました。
最終的な目標はあの雪をかむった反対側です。
川面が七色に輝いていました。
光の射し込み具合なのでしょうがこの時期ならではですね。
車では絶対にわかりませんね。
スタート自体が遅かったので観光もそこそこにして、
富山県に入り最後の長いトンネルの手前で休憩を入れたら
メガネのフレームの片側柄部分がポッキリと折れてしまいました。
金属疲労によるものだと思います。
メガネがないとはっきり行って走ることはできません。
リタイヤしようにもバスも通らない所で周りに商店はおろか民家すらなく
さらに予備のメガネは持っていなかったのでどうしようかと思いましたが
何とか耳に引っかかるのでそのまま我慢して人里まで降りてくることができました。
ホームセンターに駆け込み応急処置用のビニールテープとネックウォーマーを購入しました。
そういえば今日忘れてきたネックウォーマも去年寒さに耐えかねてココで買ったんでしたっけ?
庄川水記念公園で眼鏡の修理と大休憩。
おじさんが話しかけてきます。
自転車の話をしてくるのですが先ず車体価格についてたずねて来る人は適当に答えています。
同じ嗜好の方であれば別の話題になりますからね。
どこから来たのかも身なりや自転車の装備などを見れば自然と距離感もかわかりますしね。
暗くなるのと同時にこの日ゴールの河口に到着。
この日の宿がある富山市内に向かいます。
汗を流して地元の飲み屋に繰り出すのですが明日があるので
とりあえず牛丼とコンビニ惣菜などで補給を済ませました。
今回とれたホテルは別階に浴場はなくユニットバスだったのですが
お湯を溜めてゆっくり使って晩飯も食べてウトウトとしていたとき
テレビで地震警報が鳴っています。
ここは富山大きな地震はよそだろうと思っていたら揺れ始めました。
9Fだったので結構揺れましたが揺れが収まった後もかなり長い時間建物が揺れていました。
チャンネルがNHKだったのですぐに地震速報が始まったのですが、
長野県北部震源、また栄村あたりなのかな?と思っていたら詳細な震源地白馬村付近となってびっくりです。
御岳山が噴火した時はブルベ中で、福島の勢至堂峠を攻略中でまったくその事に気付かず実家では連絡がつかず大混乱していたようですが・・・
今回はすぐに連絡を入れました。
パンツ一丁で浴衣を羽織って暖房全開で寝るつもりでしたが、
大きな余震にあってこの格好で非難する羽目になったらちょっと恥ずかしいので
すぐに避難準備ができるようにそれなりの格好で寝ました。
明日は石川県を横断して福井県三国港まで走ります。
PS
今日は1km超級のトンネル内で単独でチンチンとベルを鳴らしながら走る事ができました。
本日の走行
ひるがの高原分水嶺公園~富山駅南口駅前(富山新港渡船利用)
距離:139.2km
平均速度:15.0km/h(休憩時間を含む)
走行時間:9時間8分
最高速度:55.6km/h