■8台目に所有したクルマです。
( 長文注意!)
ネットを見ていて突然の生産中止を知り、
「新車で買えるのは今しかない!」と急遽購入した、
1996年式/GMのBUICKセンチュリーワゴン
ベンチコラムAT/です。
実はその2〜3年前から「次はコレ」と考えていましたが、
いつまでもモデルチェンジせずに生産を続けてたので
「慌てなくても…」と安心しきってたところ、
事態が急変した、というのが実情です。
並行輸入車なので、本国での車名そのままですが、
正規ディーラー:ヤナセが日本で販売する際の車名を
リーガルワゴンに変更したのは、こちらには
トヨタ自動車にセンチュリーが存在するから…
という裏話をカー雑誌で読んだことがあります。
納車された頃は専用のダウンサスがどこにも売ってなかった為、
仕方なく数ヶ月はそのまま乗ってましたが、
いつもの、どーーーしても落としたい病が出てきたので、
MOON EYESに依頼して、本国からスプリングを取り寄せ、
カットしてました。結構高くついたのに、その数ヶ月後には
MOON EYESで同じサスをフツーに販売し始めたので、
「なんじゃそら〜」でした。
大量に撮りまくってたこのクルマのデジカメデータがPCとともに
全て逝ってしまった為、この翌年にラリーホイール※に
履き替えてからの勇姿(?)は一切残っていませんが、
フィルムカメラで撮った、ピントの甘いプリントを
たった1枚だけ発見しました。
※BUICKのPCDは115と特殊なこともあって、
なかなか好みのホイールが見つからずに弱っていましたが、
一か八かで114,3のラリーホイールを購入。
ムリヤリ履いて最後まで乗ってましたが、0,7ミリの差は
私の場合は何の不都合もなかったです。
アタリハズレもあると思いますし、
アメ車買うと決めた時点でそこそこの覚悟はしていましたが、
都合8年半、7万キロほど乗る間に
オルタネーターが2回も逝ったり、
パワーウインドウのモーターも4枚あるドアのうち、
3枚分が順番にパーになったり、
ボンネットを開ける為のワイヤーがブチ切れたり、
リヤゲーをOPEN/LOCKする機構が突然作動しなくなったり…と
まぁとにかく豪快に壊れてくれて、
その都度、高い部品代と修理代の請求がやってくるという
「なんでやね〜ん!」なクルマでした。
相当、惚れ込んで♡入れ込んで買ったクルマでしたが、
あまりの「ハズレっぷり」にじわりじわりと嫌気が
さしてきたのと、釣行時の荷物がいっぱい乗せられて、
寝泊まりもしやすいワンボックスが欲しくなって
きたのとが重なって、2005年暮れに
ついに手放してしまいました。
今思い返せば、確かに金食い虫ではありましたが、
いい感じに落ちた車高も、超広い足元も、ゆったりシートも
マイル表示のスピードメーターも大好きでした。
なにより、アメ車の割には全長が5メートルを切ってて、
デカすぎず取り回しもしやすかったですし、
のんびり走るのが最高に楽しいクルマでした〜♪