ブレーキホース、マスターシリンダー交換。
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
気分転換に、と夜中のドライブ中…
とある異変に気付く。
信号待ちでブレーキペダルに足を置いてると…
ジワリジワリとペダルが沈んでいく。
…??
ブレーキから足を離し、踏み直す。
キッチリブレーキが効く。
が、そのまま踏んでるとペダルが沈む。
これはちょっと…ヤバいかも?Σ(´□`)
どこかでフルード漏れてる??
頭の中で最悪の状況がよぎる。
記憶を辿っていくと…たしか昨年秋の車検時。
右前のブレーキホース(ステンメッシュブレーキホース)の
一部がささくれ立ってるとの指摘があったのを思い出す。
もしや、それがパンクしたか??
とりあえず、これ以上フルードダダ漏れだけは回避すべく。
サイドブレーキとエンジンブレーキだけで制動を掛けつつ
30km/h以上スピードを上げず、ハザード点灯しながら
なんとか自宅へ到着。
やはりと言うべきか。
右前ホイールの内側に何かベットリと液体が付着。
そして自宅からバケツに水。
とりあえず「水ぶっかけとけ!」作戦(笑)
ブレーキフルードは塗装を侵す、水(湿気)に弱い。
そんな知識が頭をかすめた。
翌日、主治医のDへ入院することとなる。
2
で、こんな状況。
右前ホースのキャリパー側フィッティングの根元。
ステンメッシュがささくれ立ってます。
何らかの力が加わってフィッティング部を中心に
何度も何度も曲げ応力を受け、パンクしたのが
この写真からも良く分かると思います。
3
ホースのクランプ部を注目。
クランプは本来、定位置で止まり
ホースが自由自在に動かないようにする為の部品。
それが、クランプを持ってホースを前後させると…
ユルユルで動いちゃう。
結局、これが原因でした。
クランプがルーズな状態では
変な位置でホースが止まってしまい
結果、キャリパーとのフィッティング根元部分で
異常なテンションを何度も反復して受ける。
結果的にココでホースの破綻、パンクが起こったと。
ハンドルを切ったりしている内に伸びたり縮んだり。
適切な位置でクランプがホースを固定していれば
起こるはずのないアクシデントだったと思われます。
4
さらにもう一枚。
ステンレスフィッティングに走る縦の亀裂。
何度もこの部分にテンションが掛かり、
ホースが潰れて異常な圧力が掛かっていたのでしょう。
コイツを含めて
ブレーキの油圧ラインという、クルマの中で最重要パーツの
一つがこういった単純な理由で破綻してしまうこと。
ステンメッシュと言えども、ブレーキホースは消耗品であること。
このホースのキモは「中のテフロンホース」の耐久度が
即ちこのパーツの寿命でもあること。
テフロンホースは純正のゴムホースと比べて耐久性に劣る。
テフロンホース自体が圧による体積変化を起こしにくい優秀な
パーツである反面、他の弱い部分に圧力が集中してしまうこと。
改めて、勉強になりました。。。。
そして、基本中の基本ですが
下回り、足回りの定期点検が大切なことを再確認しました。
5
そして、すぐさま同じパーツを発注(笑)
取り付け、定期点検をすれば良いモノなんです。
ステンメッシュブレーキラインのブレーキタッチを
一度覚えると純正のタッチには戻れなくなるんです(^^;
でも、このパーツ。
取説にも書かれてましたが「耐用年数3年」
これはしっかり頭の片隅に入れておくことにします。
ヘタすれば即死ですから。
6
ついでに交換したパーツ(写真は外した方のパーツですが)。
ブレーキマスターシリンダー。
CPエボのモノです。
単純に容量アップしたモノです。
コレが真価を発揮する時、それは即ち…
ブレンボ化、ですね。
ホイールとのマッチングの関係もあり
すぐには導入できませんが、入手予定のキャリパーを
O/Hしたりローターを調達したり…イロイロと
妄想しながら楽しめる時間が増えそうです(笑)
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