ネットの波に流される。
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
セロー、トリッカー界隈で良く取り沙汰されるpwk28化。
本当に変わるんかと懐疑的でしたが、やってみなければ分からないので、やってみました。
ただ、本物のpwkはお高いので、某通販サイトで販売されている偽物4千円を購入しました。
2
有りがちなバリ未処理状態でしたが、それ以外は使用に不安になる様な外観状の要素は見当たらず。
パワージェットは恐らく不要&セッティングが難しくなると思われるので、メクラしてキャンセルしました。
3
また、このキャブレターはフロートチャンバーを外さなくともメインジェットにアクセス出来るキャップが底面に付いております。
そのままですと、となりのスロージェットは惜しい感じで取り外しが出来ません。
のでチャンバーを加工してスローも外せるようにしました。
キャップのOリング当たり面を最低限確保出来ていれば、問題無いと思います。
4
インマニは
キジマのラバーインシュレーター
(K507-602)
が使えると有ったのでそちらを手配。
ボルトピッチが狭いので、長穴加工しました。
5
エアクリ側は
KN企画のラバージョイント
PWK28 50mm
こちらを短縮して
6
塩ビ配管部品をカット
7
中に入れて径を調整しました。
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ちなみに純正インマニは取り外し時にベースとラバーが分離しました。
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車体に組み付けるとこの様な感じになります。
その他用意した部品は以下のyz85用
・ケーブル スロットル 5PA-26311-00
・キャップ グリップロワー 322-26282-00
・キャップ グリップアッパ 5X2-26281-00
・キャップ ワイヤ 5X2-2628H-01
・チューブ スロットルガイド 22W-26243-00
・スクリュー パン ヘッド (JJ6) 98507-05016×2
・スクリュー フラット 98707-04012×2
・グリップ(ライト) 4GY-26242-00
・グリップ(レフト) 4GY-26241-00
10
取り敢えずセットは付いてきた
メイン:110
スロー:38
で。
エンジンが温まってくるとアイドリングでエンストしてしまう症状が有りました。
始動性は良く、プラグを見ると煤けていたので、濃いみたいでした。
ただ、エアスクリューで回転の上がる位置やそれ以上でも結局エンストしてしまい、良くわかりません。
ネットの情報によると、メイン経路から余計に吸ってしまい、濃くなっているとの事。
でも、エンブレ時にはアフターファイアー連発なんですが…
カッタウェイを大きくすると、メインが薄くなる為良いらしい。
→拡大加工しました。
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元のカッタウェイ切欠き幅がこの位。
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拡大後。
寸法はネット上の画像を頼りに縮尺から採寸しましたので、大体です。
3.5→5位の予定。
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高さ加工前。
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加工後。
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カッタウェイ加工後はアイドリングから微開度で大分薄くなりました(プラグの煤低減と開け始めが付いてこない&一定開度なのにガクガクする走行フィールから)が、結局エンストは変わらず…
ニードルのストレート径を細くする事で上記は改善しました。
が、カッタウェイで薄なったのをニードルで濃くして結局元に戻した感じな気がします。
因みに標準のニードルは全長が長く、クリップのピッチも荒かったです。
今はN80Cのクリップ位置最上段です。
マシになった様な気がするレベルで結局エンストは改善せず。
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肝心の変化ですが、スロットルレスポンスはハッキリわかるレベルで良くなりました。
未舗装路では後輪と右手が直結とまでは行きませんが、トラクションを右手で感じ取れるとでも言えば良いでしょうか?コーナーでの安心感が全然違います。
フロントアップもかなりやり易くなりました。
上でのパワー感も犠牲になった感じは有りません。
エンストさえなくなれば完璧です。
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