試しにアブソーバの再生をやってみました。

走行中リアより異音が出てきたのでアブソーバの交換を決意しました。新品純正のアブソーバは1本が12650円との事、少ないこずかいでは手が出ません。ネットで中古のスズキアルトA12VでNSF1031相当を求めて取付ましたがみんカラの皆様の指摘通り、ジャツキアップをしてタイヤを浮かせるとスプリングが手でなんとか外せる位です。最終的的には親熊様より教えて頂いたWSF1031にと考えていますが、ネットのpro.kai-seki.net様の記事を参考にし、YouTubeのhakaihan様、まーさんガレージ様の分解動画を見て内部構造を理解してトライしてみました。

実験をしてみます。最初に肉厚を測った所0.8mm程度、0.8mｍの鉄板を用意して3mｍと4mｍのタップを切りましたが、1山程度のタップしか立たず不安です。

次に3.5mmで穴をあけ、周りを半田で盛り、下処理、Aタッピンクにして首下５mm位にカット(5mm位にしないと中の筒にあたる)、ネジを半分位締めて半田こてで半田を溶かしてからネジを締め込み、固定接合としました。

3.5mmで穴をあけ、オイルを抜く前に半田代の部分をやすりで磨く

周りを半田で下処理、その後に廃油を出します。尚、自分のアブソーバは１本が792gでもう１本が776ｇでした。充填後は２本共800gにしてみました。

注射器の先に塩ビチューブを２段付けて細くして最終３段はパーツクリーナーの先端を切って付けました、

3.5mｍに4mmタッピングのビス穴にピッタリ入ります。

オイル注入後に実験の様にビスを締める前に半田を溶かしてからビスを締めて固定します。多分緩んで落ちる事はないでしょう。ただ多少ピンポールが有るのでしょうオイルが滲むので手元にあったウルトラ多用途SUで盛ってみました。まだ12時間後ですが動かしてみていけるのではないかと思います？
４月に車検があるので、その後に取付してみて報告します。その時はフロントも試してみます。
尚、ネットではウルトラ多用途SUではなくコーキングを使用されていますがそのほうが良いかもしれません。試してみて交換ですね

続報です。60Ｗのはんだごてで半田を溶かし、アブソーバを手で動かしてみるとオイル漏れ、バーナーであぶってもイマイチ。どうするかと考えたところ、見つけました。親父の遺産で500W半田ごて。完璧に溶着出来ました。オイル漏れなし、体裁と予防の為に変性シリコンでコーキングして2日ほど乾燥して、黒で塗装して取付、８０Kmほど走行してユーザー車検を受けて来ました。

車検の金額もアップしておきます。
法定手数料1800円、技術情報管理手数料400円、自賠責保険17540円、自動車重量税8800円、光軸で落ちた為、光軸テスター調整1500円で合計30040円
帰りましてもう一度アブソーバを外し、中古で買った41800-76G00と押した圧、引いた圧は重石を付けて何秒で伸びるか比べました。正直同じ位？
フロントも右をばらしたところ、ガス圧もあり、これと同じ位、現在粘度はG10ですが、硬いかなと思われる為、G5も購入して用意しましたがしばらく様子を見ます。粘度の問題は有りますが、これは使えるのではと言う自分の感想です。