Keiの欠陥の1つ吹き出し口ルーバー破損

　吹き出し口ルーバーの左右調整がほとんどのKeiが壊れています。

　中の連結部品の強度が弱すぎてちょっとしたことでも壊れるようです。

　自分は、diyで治しました。
　パネルを外して、裏側からルーバー部のネジ外し修理開始です。

　材料はホームセンターから真鍮板とネジを用意します。

　ルーバーの元々の部品の連結部が太くなっているので平らにした後、手作業用の細いキリのようドリルビットでネジ穴をあけます。

　部品は、曲げた時の穴の間隔を類推し、真鍮に3個所緩めのネジ穴をあけます。

　ネジ穴をあけた後、真鍮板を細くはさみでカット、両端はネジあなの周りの角をおとして丁寧に、3個所の穴のあいた真鍮板の完成です。

　あとは、ルーバーの3枚下側にネジ止めして完成です。

ちなみに、今回のKeiは、前に乗っていたオーナーが、9インチほどの三洋ゴリラフルセグと、オーディオがついていました。

　固定方法といい、両側のパネルカットといい、苦労してつけたんだろうなと推測されます。

　ご年配の方だとは思われますが、それなりにDIYや凝り性だったんだろうと思われます。

　そっくり、我自身の前Keiから、パネルもすべて移植しました。

おかげで、FM・地デジアンテナもフロントグラスに綺麗についていて、バッ直電源もあり前オーナーのものをありがたく利用しています。

おまけに、リアのパネルには、灯油缶が1つ入るようにカットしてありましたが、前keiの部材が利用できたので気にしませんでした。

　ただ、中古車を何台も乗り継いでいると、前オーナーの人となりや生活が見えるような気もします。

　今回のKeiは、山間部か街から遠い所に住んでいて、灯油を買いに行ったんだろうなと思われます。

　何かの間違いで、タービンを壊したんじゃないかとも思われます。

　自分の場合は基本廃車乗りつぶしなので使えそうなパーツは取っ払います。