ひと昔前の国産車のハイマウントストップランプをミニに取り付けてみた ♪
| 目的 |
チューニング・カスタム |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
  中級 |
| 作業時間 |
3時間以内 |
1
今月は電装関係のカスタマイズが続いているが、今回は 『ハイマウントストップランプ』 を愛車にも取り付けてみようと思う。
ご存知のようにミニは、よく 『オカマを掘られる』 車である;;
その車高は今時の軽自動車よりもかなり低いのだ・・
当然ストップランプの位置が低い為、RV車等の大きな車の運転席からの視認性もすこぶる悪い。
『オカマ掘り』 はある日何の予兆もなく突然、ドンとやってくる。
今回は、後方車両への自己アピールも兼ねて 『ハイマウントストップランプ』 を取り付けることとしよう ◎
さて問題は何処に取り付けるかだが、多くの方はオーディオボードの上に設置されているようだ。
地面からこのオーディオボードまでの高さは約80cmだ。
統計によるとこの80cmというのは、1歳半~2歳児の身長にあたる高さだ。
自分はこのポジションより更に30cm高いリアガラス上部に取り付けてみたいと思う。
地面から約110cmの高さになり、これでやっと5歳児の身長に相当する。
これだけの高さともなれば後方車両からもしっかりと認識してもらえるはずだ ◎
しかし、一見するとこのリアガラス上部への装着はかなり難しそうだ ^^;
おそらく多くの方が断念した場所であることが想像される。
自分は変わり者ゆえ、何とかアイデアを注入してこの場所に取り付けてやろう ^^
2
まずこれがなくては始まらぬストップランプ本体の入手である。
汎用品として市販されている物を入手して取り付ける事も考えたが、敢えてひと昔前の国産車に採用されていた物を入手し、流用してみたいと思う。
国産車のどのタイプにするか、以下の条件を付けて探した。
① ミニのリアガラス上部に装着出来そうなモノである事。
② ミニのリアガラスの形状に合うよう、Rがついているランプである事。
③ 車内側に見えるランプ後部がスッキリとしている物。
④ 薄型スリム設計である物。
ざっとこんなところであろうか・・
そこで自分がコレだ!と思って入手したのが
1999年式のダイハツ・アトレーに装着されていたハイマウントストップランプだ。
但し、型番S220Gのみである。S320G以降のアトレー用の物は形状も装着方法も違ってくる為難しそうだ。
まず形状だが、ミニのリアガラスのカーブに合わせてコイツもRがついている。
長さも45cmと充分すぎるぐらいある。
厚さわずか3cmの薄型スリム設計。 その上LED30連発だ ◎
車内側に露出する後部パネルも非常にスッキリとしている。
内部構造が丸見えになっている物や、取り付け用タブ等がゴチャゴチャ突起している物は避けたかったので、デザイン的にもOKだ ◎
そしてコイツを選んだ最大の理由は、その取り付け部にあった。
コレには珍しく垂直方向に取り付け用の穴が空いている。
これは好都合だ ◎
そして信頼のスタンレー製。レンズカットには時代を感じさせられるが
同じく98年式のミニならば相性は決して悪くはないと思う。
LEDの明かりをこのレンズを通して効率良く拡散してくれるだろう ◎
そして点灯確認。
中古パーツで入手したのでこれもしっかり確認しておいた。
17年以上の昔のパーツなので、30連発ある内数個のLEDが切れている可能性もあったが、30発ともまだ現役状態であった ◎
3
このパーツはアトレーのリアスポイラーに埋め込まれていた物だ。
このまま装着してしまうと、ブレーキングする度に後部車内が赤く血に染まったように真っ赤に照らされてしまう;;
そこで後方照射に必要ではない部位はスプレーして光らないように下処理をしておいた ◎
4
そして何といっても一番のキモは、コイツを実際取り付けられるようにどうやって車体側に取り付け用の部材を設置するかだ。
多くの方がおそらく諦めたであろうこの場所に、あえて取り付けてやろうと一人のおバカが考え出した方法がコレだ ^^;
『ネジ付き防振ゴム』 と 『凸凹面接着用変形シリコン接着剤』
それとカッターナイフとヤスリである。
それと、少しの忍耐と根性である ^^;
コイツの着地面をウエザーストリップゴムのR形状に合わせて削ってやり、段差のついた凹凸の接着面に威力を発揮する変形シリコン接着剤でガッチリ固定してやるという算段だ!
これで装着用の部材を見事無事に取り付けてやることができた ◎
防振ゴムの外径とストップランプの取り付け穴の内軽はなるだけ近い物を選んだ。
勿論モノタロウで購入。ココに無いものはない ^^
正に最強のパーツ天国である ◎
5
そして配線だが、右後部テールランプのストップランプ用の配線に割り込ませてやる。
上のオーディオボードには元々色んな穴が空いているので、ちょうど良さそな位置から上に出してやる。
実はこのオーディオボードを外すには、リアシートの背もたれを外さなければならない。
本来ならば四苦八苦する所ではあるが、自分はオーディオボードのカスタマイズの際に予め背もたれをワンタッチで着脱出来るように改良しておいたので、難なくココは通過できた ◎
6
車内側であるが、本体の取り付けも上手くいったようだ ♪
薄さ3cmのスリム設計なので、あまり後方視界を妨げることもなさそうだ。
配線はなるだけ目立たぬよう黒の保護チューブに収めて、ウエザーストリップ伝いに這わせておいた。
7
そして、どうにか取り付けを終えることが出来た ♪
リアガラスの微妙なRに合わせてランプもカーブしており、あまり車外から見ても違和感もないようだ ◎
8
そして暗くなってから点灯テスト。
もう充分過ぎると言っていいぐらいの明るさ ^^;
元々の下の方に付いてる2個のストップランプより目立っちゃうかもね・・
チョッとこれって自己主張し過ぎじゃないの?
でもいいんです!!
これで愛車の存在を後方車両にしっかりアピールして、衝突の危険から回避出来るのですから ◎
明日の宮が瀬晴れるとイイな~ ♫
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