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Mr. ポールの愛車 [ローバー ミニ]

整備手帳

作業日:0001年1月1日

ミニのオーディオをなんとかしたい。。 高品質サウンドシステム構築への長い道 その①

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目的 チューニング・カスタム
作業 DIY
難易度

中級

作業時間 12時間以上
1
『ミニの最高のサウンドはエンジン音だぜい!オーディオ? フン、そんなもん高速乗ったら全然聞こえないんだから、関係無いじゃん!』

・・・と多くの方がそう言うと思います。

かくいう自分も、最初の頃はオーディオに関しては全く興味がありませんでした。
以前CDを一度だけ再生した事がありましたが、あまりの音の悪さに辟易し、それ以来聞くのはもっぱらFMラジオのみとなっていました XXX

確かにミニに標準装備されているオーディオシステムは、スピーカーを含めお世辞にも高品質のものとは言えません。

より上質の音を実現させる為には、スピーカーを含めコンポやデッドニングなどの様々なグレードアップに必要な条件を満たしてゆかなければなりません。

一概に、スピーカーの口径を大きなものに替えたり、スピーカーの数を増やしただけでは、その願いは叶えられません。

ミニの車内空間は一般的な乗用車に比べるとかなり狭いです。

その限られた車内空間で、より効率的に、効果的に音場を構築してゆく必要があると思います。

ただ単にスピーカーの数を増やしたり口径を大きなものに替えれば、確かにエンジン音をかき消すほどの大音量でオーディオのボリューム自体は増すでしょう・・

しかし、ミニの狭い車内環境に適した、つまり 【ミニという車の、身の丈に見合った】 オーディオシステム作りを模索してゆかなければなりません。

ことオーディオに関しては、人それぞれの考え方があるかと思います。
一概に 『これが正解だ!』 というものは無いはずです。

人それぞれ、自分の思い描いたオーディオ環境作りに専念すれば良いと思います。

なので、これから行うオーディオに関するカスタマイズは自分なりの考えに基づいて行ったものです。
『そうじゃあないんだよなぁ~』 と思う人がいらっても当然だと思います。
2
まずはこちらが標準で装備されているリアのスピーカーですね。

トランクボードの上に直接載っかっています。

音の進行方向にはリアガラスがあります。

なので、このリアガラスに当たって分散された音が耳まで届いていることになります。

低音域はまだしも、高音域(ツイーター)は性質上とても直進性が強い音域です。

リアガラスにぶち当たった高音域は、ガラスに当たった時点でほぼ消失してしまいます・・
もしくは壁に当たったとしても、反射音としては帰っては来ないのです XXX

スラントバッフルボード等を使用し、より効果的な角度・位置に設置しなければなりません。
3
自分が今回使用するスピーカーは

Alpine SPR-135A 2wey セパレーター という一昔前のタイプです

しかもスピーカー口径は、オリジナルより一回り小さな13cmタイプです。

実はアメリカで生産されたこれら当時のモデルは、16cmスピーカーのものより低音域により迫力があるのです。

スピーカーは大きければ良いというものではありません。

この迫力ある低音域をより効果的に効率良く、運転席方向に伝達するために、画像にあるようなスラントバッフルを使いました。

前方が1cm、後方が3cmと高低差があります。
つまり、音の進行方向をリアガラスにではなく運転席側に傾斜をつけて飛ばしてやるのです ◎

バッフルボードを使った理由は、スピーカーに傾斜角をつけるという事だけでなく、もう一つの根本的な大切な訳があります。

現状オリジナルのスピーカーはリアの金属板ダッシュボードに直づけされてしまっています。
これではいい音なんて期待する事なんて出来ません XXX
スピーカーから生じる繊細な振動が、硬い金属板によって台無しにされてしまっているのです::

木工の柔らかい素材を介してやらないと、繊細な音を奏でることができません。

ですから、スピーカーを載せる最初の素材(ボード)というのは、大変重要なんです。

オーディオボードに適した木材は

バーチ積層合板・アピトン積層合板・シナ合板・桜・桂・ローズウッド等
多種多様ありますが、自分はごく一般的に使用されているMDF材をチョイスしました。

このMDF材は加工しやすく価格的にもお安く、気楽に使用できる素材ですが、その一方で耐水性に劣るといった欠点もあります。

なので最終的には防水処理をしておかなければなりません。
4
安易に木ネジなどは使いません。

しっかりとボルトで固定したいと思いますので、鬼目ナットを埋め込んでいきます。

リアの車体ボード側とスピーカー固定側それぞれに、埋め込み用の下穴を開けてゆきます。

木材だから木工用ドリルを使いたいところですが、それはダメです XXX

反対側まで穴が貫通してしまいます。 木工用ドリルは先端が尖っています。

そこで金属製ドリルを使用します。 先端は尖っておりません。
MDF合版は素材が柔らかいので、一気に開けないよう注意します。

よく反対面まで貫通させてしまっている人がいるようですが、穴が逆側まで突き抜けていてはバッフルボードの本来の性能が発揮できません。

車体側のリアボードの穴開けの際には、画像のように2枚を合わせておくとちゃんと垂直に穴開けすることが出来ます ◎
5
今回使用した鬼目ナットです。

車体側に5mm、そしてスピーカー側に4mmの鬼目ナットを打ち込みます。

無理に押し込んではダメです。
挿入の際に少しでも抵抗を感じたなら、そこで一旦ストップし、もう少しだけ穴を下げてください。

MDF合版は素材が比較的柔らかいので、割れてしまいます XXX
6
車内側とリアボード側への鬼目ナットの埋込みが出来ました。

それぞれの鬼目ナットを打ち込む際には、少量の木工ボンドを付けて確実に固定しておくと良いともいます ◎
7
アルパインのスピーカーシステムは13cmのウーファーと、画像のツイーターとの2ウェイシステムとなっております。

このツイーターはそのままリアボードに載せると、リアガラスに音が衝突しほぼ消滅してしまいます。

なのでいくつかのスラントバッフルを組み合わせて、約45度の傾斜角をつけてフロント側に飛ばしてやります。

MDFは素材が柔らかいので、加工も楽です ◎

サンドペーパーで丁寧に整形してゆきました。
8
MDF合版は耐水性がないので、素材そのままの状態では長持ちしません。

なので表面からの水分の浸入を防ぐ為、耐水性のあるラッカースプレーで処理しておきます ◎


その②に続く・・・

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