センタースイッチパネルの脱着をイージーリリース化 & スイッチ類も刷新してみた♪ ローバーミニ
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
久しぶりの投稿ですが、相変わらずチマチマシコシコやっております^^
今月末には車検があるというのに、車検整備とは関係無い事をやってて大丈夫なの?
という訳で、今回は長年の懸案事項でもあったセンターSWパネルの『イージーリリース化』と、SW類を刷新し新たなパーツで構築してゆきたいと思います◎
2
まずはほぼゼロからのスタートと言う事で、
センターパネルも『ほぼ無垢』の物をチョイスしました♪
パネル左右にごく基本的な穴しか開いていない『センタースイッチパネル穴無しタイプ』を見つけたのでこれをベースにして製作してゆきます=3
タートルトレーディングさんにて購入。
約1年前に\7,000にて購入したのだが、現在は\9,500に❕
恐るべし価格高騰の波ィ~
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このプレートを今回新たに装着するスイッチ類に合わせて、穴あけ加工を施してゆきます。
この手の作業を行うたびにいつも思うのだが・・
こんな時に旋盤やボール盤、フライス盤があったならどんなに作業が楽ちんなのだろうかと。。
しかしそんな置き場所はガレージにはもう無いしなXX
小型グラインダーと電動ドリルを駆使して、
何だかんだでやっとこさ開けられました◎
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今回新たに装着するSW類です。
インジケーターランプを含めると計9つの機能を盛り込みます⛰
最新の物を取り入れながらも、昭和レトロ感漂う70年代のイルミ付きトグルSW等も投入し、オリジナルのSWパネルを製作してみようかと思います^^
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今回の最大の目的は、過去の作業で度々煩わされてきた『センターSWパネル脱着時におけるややこしさからの脱却』である◎
センタースイッチパネルを何かしらの作業で取り外した経験のある方ならお判りかと思うが、
これがホントにメンドクサイのですXX
暗い中をライトで照らしつつ、手首をあらぬ方向に捻りながらフレキシブル的なネジ回しを駆使したり、手首に小傷を作ってみたりとか^^;
これは5年前ぐらいに入手しておいた中古のロアダッシュパネルです。
5年越しでやっとこさ出番が回ってきましたよ👍
レザーの貼り換え程度なら、表皮を剥がす必要は全くありませんが、今回の『イージーリリース化』に伴うある加工(パネル埋め込み)の為、表皮を一旦剥がしておきます◎
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ロアダッシュに埋め込む(埋没させる)パネルを製作してゆきます。
これは5mm厚のスチール板です。
アルミでもなければステンレスでもありません。
スチール製でなくてはならない『ある理由』があるのです。
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外周部に約1.5cm程度の糊しろ部分を設けてパネルを切り出し中の図。
同じくダッシュボードのスイッチパネル内周側にも1.5cmのスリット(切り込み)を入れ、ダッシュ側のウレタンをガマグチの様に広げサンドイッチの具としコレを挿入してゆく=3
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実際にSW類を装着しパネル側とのクリアランスを調整中。
ここまで見てきて、もうお気づきになった方もおられるかもしれませんねぇ。
そうです・・SWパネルはネジ止めでも単純な差込でもありません
ネオジムを使用した吸着方式とするのです👍
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ダッシュのセンターパネルの内周側に1cm弱のスリットを入れ、開口部をワニの口の様に少し広げ、切り出したアダプターパネルをボンド(コニシ製G17)で挟み込む。
そうです、この加工を施す必要があってので、わざわざダッシュボードの表皮を一旦剥いだのです◎
ガワ付きだと中々作業しずらいのでね
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一旦剥がした表皮をスリーエム99スプレー糊で元に戻し、新たにポールスミスブルーのレザーを貼り込んでゆく=3
シンコール社製
品番L6509 ブルーレザー
既に同色レザーをアッパーダッシュボードに貼り込んであるので、これで上中下で(アッパー・インパネ・ロアー側)で色の導線が揃うという訳だ◎
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ブルーレザーの貼り込み中なり
特にカーブ部分に寄れやシワが出来ぬようチマチマシコシコ作業中。。
言ってみればこういう地味で面倒臭い作業は大好物なのです^^;
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で、ブルーレザーの貼り込み完了◎
ド素人のDIY作業としては及第点といったところか
まずまず納得の仕上がりかと思います^^
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埋没させたアダプタープレートはスチール製で錆びやすい為、念のため同色のポールスミスブルーで塗装しておいた。
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SW類は全て刷新した。
シガーライターは他のSW類と馴染むようバランスを考慮し、今まで装着していたものより頭部が少し小さなタイプに。
リアのデフォッガーSWは実は船舶用(12V仕様)の物で、サイズ感も丁度良く、何よりも曇りを取り除く(リセット)と表示されている箇所がとても気に入っている◎
リセット中はロッカーSWの赤ランプが点灯する
黄色のインジケーターは『ブレーキオイル残量警告灯』である。
当初は無くても良いかなとは考えてもいたが、スペース的にも少々余裕があったし、コレは念のために設置しておくことにした◎
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限りのある狭いスペースに、自分が装着したかった最大限のSW類を装着する事が出来た◎
昭和レトロ感が漂うイルミ付きトグルスイッチは『東京部品製作所(70年代)』の物で、点灯中は頭部のノブが点灯し消し忘れ防止にもなる。
サンキューハザード(YEC山口電機工業製)のロングトグルSWは従来の物より短めのタイプとしたが、この位の長さでも充分手が届く。
メインのハザードSWは実はKIJIMA製のバイク用である。
サイズ感が丁度良かったので採用する事にした。
12V20A仕様なので、充分自動車にも使用可能なのだ。
例えば旧車用のハザードSWは後部ユニットがデカくて大袈裟過ぎるが、コレならコンパクトに最小限のスペースに収める事が出来る。
頭部にハザードマークのステッカーを貼って雰囲気も出してみた^^
何といってもこのスイッチの▲形状がお気に入りである。
既にお気づきになった方もいらっしゃるかと思いますが・・・
そうです、このパネルには『ヒーターノブ』がありませんよね?
実は後日またUPする予定ですが、ヒーターノブは別の場所に移設予定です=3
ワイヤーが伸びた切れた、ヒーターバルブが固着した壊れたなんて禍からも解放される予定でありんす^^;
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そしてSWパネルの背面です。
限られたスペースに無駄なく9つの装備品を収める事が出来ました◎
ネオジム磁石はリング状のタイプを使用。
これでパネルはダッシュ側のアダプターパネルに強力に吸着接合されます。
ネオジムの強力な磁力が電子機器類に及ぼす影響についてですが。
スピーカー・CD・DVDプレーヤー等、またコイル等を有する機器類が間近に無い場合に限ります。
こちらのネオジム間近に装着してある機器類は全て『機械式接点回路』なので、動作に悪影響を及ぼす心配はありません◎
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では実際に装着の儀と参りましょう=3
何度もクリアランスを確認し、奥行サイズ等も調整してあるので、フィット感は抜群です👍
パチンという音と共にダッシュ側に埋め込んだアダプターパネルに貼り付いてくれました◎
段差に乗り上げた程度の衝撃でも決して外れたりすることもありません。
滅多に外す事の無い箇所かもしれませんが、SW類のモデファイを行いたいときや、他の作業に付随して外さなければならない時にきっと重宝するでしょう◎◎
強力に固定されてはおりますが、外したいときは左右どちらかの縁にスクレーバーを当てて、一定のテンションをかけて捲れば簡単に脱着する事が出来ますV
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ほぼ平坦だったオリジナルのセンタースイッチパネルが一新され、立体感のあるSWパネルへと変貌を遂げましたV
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因みに背面はこんな感じとなっております。
煩わしかったステーやボルト類を排した、これは趣味の域を超えた、変態、いや敢えて言うなら『病気レベル』の産物ではなかろうかなと^^;
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たった1回分の投稿に長々とお付き合いくださった方有難うございました♪
既に装着済みの新たなフォグとスポットランプについてはまたの機会と言う事で。。
あ~次は車検整備が待ってるがな^^;
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