自作ステアリングスイッチベース

先日ステアリング交換を行い、純正スイッチが使えなくなりました
私はクルコン、オーディオともに結構使うので、無いと不便、、、
結果、他の方の整備手帳を参考に自作する事にしました

用意したのは
・アルミ板(1mm厚×1、0.3mm厚×1)
・エッジゴム 1m
・タッピングビス (16mm、Ｍ４×2)
・極薄両面フィルム
・外装用両面テープ
・カーボンシート
です

先ずはステアリングの形をを1mm厚のアルミ板へ転写します
そこから大体のイメージで全体の形を決めます
私はパドルシフトをイメージしてデザインしました

型が決まったら、線を基準に少し外側を切っていきます。いきなり線通り切ると後に微調整できなくなるので注意です
ステアリング固定ビス穴はM5径、ホーンボタンの径はSparcoの径(確か52mm)で開けました
型が切り終わったら、ボスとステアリングを基準にヤスリで微調整していきます

アルミ板の縁や、切り離した欠片はかなり鋭利なので手を切らないよう気をつけて下さい

ステアリングスイッチの型とりには、適当な紙をスイッチボックスにあてがい、このような型紙を作りました
こちらを基準に0.3mm厚のアルミ板からスイッチボックスの受けを切り出します

切り出した0.3mm厚のアルミ板をスイッチボックスに合うよう曲げていきます
綺麗に曲げるには、カッター等で浅くキズを付けてやるとキズの線に沿って綺麗に曲がります

スイッチボックス裏の上部には、純正ステアリングに固定するためのツメがありますが、邪魔になるので切り飛ばします。後に純正復帰する際に、この部分は無くても大丈夫です

スイッチボックス裏の下部のピンは残してあるので、加工したアルミ板にはピン受けの穴として5mm径、ビスの穴として4.5m径の穴を開けます
私が作ったものは、ボックスと受けの間に隙間が空いてしまったので、2mm厚のウレタンゴムを貼り付けています

各部品が揃うとこんな感じです

このままではキズだらけでみっともないので、カーボンシートを貼ります
ボックス受けの方は、先程使用した型紙を基準に少し大きめに切り出します
スイッチベースの方は一応両面にカーボンシートを貼りました

また、ヤスリで削っても縁は鋭いので、ホームセンターで売っているエッジゴムを極薄両面フィルムで貼り付けました

このまま取り付けでも良いですが、ビスを外すとバラバラになるので、ベースとボックス受けを外装用両面テープで固定しました

部品が組上がるとこんな感じです

完成したスイッチベースをステアリングボスとスペーサーの間に挟み込み、ステアリングを取り付けます
ステアリングスイッチの配線は純正のまま使用していますので、そこまで長いものではありません
ボスカバーの隙間から配線を出し、私はカタムキナオール(10mm)を使用したので、そこに取り付けてギリギリでした

ステアリング配線には剥き出しだと見た目が悪いので、コルゲートチューブを巻きました

最後にステアリング裏のクリアランスですが、ここに関しては曲げて微調整が必要です
あまり曲げすぎると指が届きませんし、曲げが浅いとステアリングが入りません
私の場合は
ステアリング：90mmディープコーン+15mmスペーサーで丁度いい感じになりました

写真ではこのような感じです

使用法は、中指あるいは薬指でスイッチを押す感じです
多少コツは必要ですが、慣れれば非常に便利です

自作した分、満足度の高いパーツになりました