ホンダ → ヤマハ 燃料センサー加工 センダーユニット移植

ズーマーにスズキ、ヤマハの純正アナログ燃料計（100Ωタイプ）を取り付けるために頑張ってみました
＊真似をされる方は自己責任でお願いします

スズキ、ヤマハの燃料計のセンダーは100Ωタイプに対してホンダの燃料計のセンダーは510Ωタイプです

ズーマーにスズキ、ヤマハの燃料計を取り付けてもセンダーの抵抗が510Ωなので正常に作動しません
そこでセンダーを100Ωタイプにする必要があります

材料
左: ヤマハ マジェスティ250 （SG03）
右: ホンダ Dio （多分、AF18あたり）

ヤマハのセンダーユニットをホンダに使おうと思っても形が◼と⚫で物理的に不可能です

上から見る
左 : ヤマハ
右 : ホンダ

出っ張りの部分を測ると両方とも25mmです

よく見たらハンダの接点も同じそうです

基板交換したら使えそうです

裏のカシメリングをラジオペンチで回しながら引っ張ればフロートの部分が分解できました

左のマジェスティのセンダーにはカシメリングとワッシャーが入ってました

ハンダを溶かして基板を外しました

左 : ヤマハの基板
右 : ホンダの基板

ヤマハに対してホンダ側の基板の向きが上下逆になってます(^^;)

ホンダのセンダーユニットのベースにヤマハの基板をハンダ付けしました

ホンダの配線色は左から①②③

①青/白
②緑
③黄/白

に繋がってます

＊ヤマハのベースを単体でテストをしてみると緑線が①へ、黒線が②へ通電してました
③は基板にパターンも無くハンダ付けだけでした

変更後の配線の詳細

①青/白 → 燃料計
②緑 → アース
③黄/白 → 未接続

元に戻して完成

スズキのレッツの燃料計を使って作動テストしてみると完璧に作動しました

思った以上に簡単に完成しました(^^)

＊ちなみにAF18のセンダーユニットをベースに作るとフロートの調整が必要です

AF58のセンダーユニットをベースに作るとFとEの動きが逆(満タンで空の表示)になります

これはフロートの出ている方向の問題で、AF18は基盤の左側にフロート、AF58は基盤の右側にフロートが来るからです……
AF58の物を使って作ってもフロートの針金を曲げて左側にすれば使えるかもですが……
めんどくさい……
なので、AF18タイプの物を使って作る方が良いでしょう(^^)

＊参考に作る場合は自己責任でお願いします