純正エアバッグ付きステアリングをmomo VELOCE RACINGに交換

準備した工具はバッテリーのターミナル外し用に10㎜のメガネ、ステアリングを固定してあるボルトを外すために今回購入したロングヘックスビットソケット8mm L120、ロングヘックスローブビットソケットT30にスピンナハンドルです。
作業前にハンドルを真っすぐ、タイヤを直進状態にし、間違ってエアバッグが作動しないようにバッテリーのマイナスターミナルを外します。

ステアリング右側下の蓋を外すと黄色いエアバッグのカプラーとホーン用のギボシ端子が見えるのでともに外しましょう。エアバッグのカプラーは〇で囲った白い部分をスライドさせて外します。

赤で囲った部分はT30、青で囲った部分は8㎜のソケットでボルトを緩めます。青の箇所はうわさ通りかなり固く締まっていました。

反対側もT30でボルトを緩めます（画像が蓋を外す前ですいません）ボルトを外せばステアリングは抜ける状態になりますがこの時、必ず曲がらないように真っすぐに引き抜きましょう。

ステアリングを抜くと黄色い円状のクロックスプリングという名の物が見えてきます。これのセンターがずれると色々と不具合が出るそうなので動かないようにテープで仮固定します。紫で囲った3ヶ所はキャンセルピンと呼ばれる部分でボス側にも同じようように3ヵ所穴が開いています。

エアバッグのカプラーにボスに付属されてきたダミーハーネスを差し込み、抜け止めと絶縁の為にビニールテープで固定します。カプラーには穴が4個あり浅い穴と深い穴があるので深いほうに差し込みましょう。ホーン用のギボシ端子も付属のハーネスを差し込み延長させます。

ハーネスの延長とテープ止めが終わったらボスからボスカバーを一度外し、ボスのボルトを一度緩めて車体側にはめ込みます。この時上に書いたように車体側のキャンセルピン3ヶ所ととボス側の穴3ヶ所が合うようにしてください。ボルトでボスを固定したらエアバッグのカプラーをボスの上にテープで固定しホーンの配線をボスの奥から手前に引っ張り出してボスカバーを再度付けます。

ボスキットに付属していたビスでステアリングを固定しホーンボタンを配線しはめ込みすれば交換作業は終了です。バッテリーのターミナルを接続したら最後にホーンの確認とウインカーがきちんと戻るか確認しましょう。