
今日はキャンピングカーのキッチンについて書こうかと思います。
キッチン(ギャレー)の必要性
まず、車をキャンピングカーとして8ナンバー登録するためには、就寝設備、水道設備、及び炊事設備が必須です。ですから、キャンピングカーには、どんな形であれキッチンが付いていると思います。
キッチンには様々な形があると思いますが、ここでは私のキャンピングカーに付いている設備について書きたいと思います。
設備
キャンピングカーで水が使えると、ごはんを作ったり洗物をする以外にも、手や顔を洗ったりできて便利です。また、コンロでお湯が沸かせるだけで、カップラーメン、レトルト食品、スープなどが作れ、簡単な食事ができます。特に寒い季節はお弁当より、暖かい食事が欲しくなります。
---設備については長いので、下の我が家の使用方法まで、飛ばしていただいてもかまいません。---
私のキャンピングカーには、水を使うために、給水口、水のタンク(清水タンク)、ポンプ、蛇口、流し(シンク)、排水用タンク(グレータンク)、排水口、排水用ホース(セワホース)、及び外部水道(シティーウォーター)取入れ口があり、シャワーと温水ボイラーも付いています。それと、水のタンクとは別に口にする為の水用に、10Lのポリタンクを積んでいます。
また、火を使うために、LPガスボンベ、ガス調整器、コンロ、及び換気扇 が付いていて、CO(一酸化炭素)警報器も付いています。
キッチンには、その他に、3ウェイ冷蔵庫(12V,100V,ガス)、電子レンジがあり、電子レンジを使うために、サブバッテリーに1200Wのインバーターをつなげています。
ここまで読むと、こんなに設備が必要なのかと、疑問に思われる方を多いと思いますが、これはあくまで私のキャンピングカーの場合で、ポリタンク2個、蛇口、流し、及びカセットコンロだけでもキッチンです。
それでは、見えないところはキャンピングカー屋さんに説明してもらうとして、キャンピングカーを見に行ったときに目に付く、設備について簡単に説明したいと思います。
給水口

ここにホースを突っ込んで、タンクに水を入れます。形はいろいろです。
私のキャンピングカーには100Lの水タンクがついてますので、いっぱいに水を入れるまでに、2~3分かかります。20Lのタンクの場合給水口が無く、タンクを積み下ろしするタイプもあります。その場合腰の悪い方にはおすすめできません。シャワーを浴びるためには大きなタンクが必要ですが、我が家の場合、洗面だけなら10Lでも大丈夫です。
ポンプ

これは見えないところですが、
出来たら購入する前には、水の勢いとポンプの音を確認してみてください。
思ったより水の出が悪い、またはポンプがうるさい場合もあります。
圧力センサーで、必要なときだけ動いてくれるタイプです。
蛇口と流し(シンク)

見ての通りです。蛇口は温水と普通の水の混合栓です。H(ホット)とC(コールド)の記載がありましたが、文字が見えにくいので、赤と青のシールを貼りました。
ポンプのスイッチが一体になっている蛇口もあります。
外部水道(シティーウォーター)取入れ口

国産キャンピングカーにはあまりついていないので、疑問に思われる方も多いと思います。オートキャンプ場などで、ここに水道のホースをつなぐと、キャンピングカーで常に水を使うことができます。その場合は排水も使える場合でないと排水タンクがいっぱいになります。(^^; )
コンロ

火力が弱く、火力調節がうまく出来ません。うちのコンロはライターで着火します。
我が家の場合はカセットコンロで充分です。
換気扇

うるさいので中はPCファンに交換しました。購入する前には音を確認してみてください。
3ウェイ冷蔵庫(12V,100V,ガス)

3ウェイ冷蔵庫は音が静かなのが良いところですが、夏場の冷えが悪いので、12V用の1ウェイか、12Vと100Vの2ウェイの電気冷蔵庫がおすすめです。12Vとガスの2ウェイもあるので注意してください。
電子レンジ

アウトドア派には否定的な設備ですが、あると便利です。お湯を沸かしたり、スープを温める場合は、コンロより電子レンジの方がCO2の排出量が少ないので、エコだと言って使いましょう。(^_^;)
我が家の使用方法
我が家の場合、キッチンはほとんど使用していません。流しは洗面台として、コンロはお湯を沸かす程度です。
キャンプの時は、自然を楽しむためにキャンプ場に行くので、やはり調理は開放感のある外でしたいものです。我が家の場合キャンプ場では、七輪1個でバーベキューから調理まで、こなしていました。
車中泊の場合、道の駅や高速道路のSA・PАなどは宿泊施設ではないので、連泊・長期滞在は出来ません。キャンピングカーの中での食事は、お弁当やカップラーメン、レトルト食品など、調理済みのものか、調理に時間のかからないものが多くなります。
それに我が家の車中泊は、旅行が目的なのでその土地の料理、名産を食べるのも旅行の楽しみの一つです。食費が高くつきますが、どうしても外食が多くなってしまいます。
最後に
我が家の場合、コンロと流しは無くても良いくらいです。ですが、キャンピングカーとして登録してある以上、外すわけにもいきません。ですが、電子レンジと冷蔵庫はキャンピングカー登録には必要ありませんが、良く使います。
車中泊のとき、電子レンジとコンビにが有れば、食事の心配はありません。旅先でお土産を買った場合、冷蔵庫が大変役に立ちます。九州に旅行に行ったときは、ケーキを買って帰りました。冷蔵庫が無ければ出来なかったことです。
使い方によりますが、キャンピングカーを購入される場合は、電子レンジと冷蔵庫も検討してみてください。後付けの場合はスペースの問題で難しい場合もあります。
電子レンジと冷蔵庫は奥が深いので、ご希望があれば、別途記載いたします。また、キャンピングカーについてのシリーズでご希望があればコメントにて、お知らせください。私の乏しい知識と、我が家の使い方でよければ書かせていただきます。
長文にもかかわらず、最後までお読み頂き有難うございます。キャンピングカーの購入をお考えの方に、多少でもお役に立てれば幸いです。
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キャンピングカーについて | クルマ
Posted at
2008/01/21 13:32:27