インバーターと電子レンジについて調べてみました。
車に電子レンジは必要?
今のキャンピングカーを購入した当初、電子レンジは必要ないと思ってましたが、使い出すと、無くてはならない設備になってきました。
コンビニのお弁当を温めるだけでなく、最近は電子レンジを使用するレトルト食品の種類が増え、冷蔵庫と電子レンジがあると、簡単に食事をすることが出来ます。
電子レンジはインバーターで
私は電子レンジをインバーターで使用しています。発電機を回せば、出先で電源の無いところでも使用できましたが、周りに迷惑が掛かります。結果、道の駅やキャンプ場では使用することが出来ません。
そこで、電子レンジのためにインバーターを購入しました。インバーター経由なら、電子レンジの音だけなので、周りの迷惑にならずに、使用できます。
インバーターとは
ご存知の通り、インバーターとは、12Vの直流電流を100Vの交流電流に変えてくれる機械です。車のバッテリーにつなげると、家電製品が使用できます。
キャンピングカーにはサブバッテリーが装備されていると思いますので、サブバッテリーの端子に接続することになります。
インバーターの容量
インバーターの容量が小さいと、使える家電製品が限られます。しかし、容量が大きなインバーターは場所も取りますし、高価です。
私は1200Wのインバーターを電子レンジ用に、300Wのインバーターを携帯電話やデジカメの充電用に使ってます。
電子レンジ用のインバーターは、今のキャンピングカーに付いている電子レンジが、定格消費電力940W、定格高周波出力500Wだろうと言うところまでは解っていたので、1200W(瞬間最大3000W)のインバーターを購入しました。後で知ったことですが、電子レンジは起動時に1.5~2倍の電流が流れるようです。多少余裕のあるインバーターをおすすめします。
インバーターの周波数
家電製品の中には、周波数の関係ないものが多いのですが、周波数を合わせないといけないものもあります。電子レンジは、(私は間違えてましたが)周波数を合わせる必要があるようです。
また、インバーターによっては5.5MHzだったりします。説明に周波数の記載が無いインバーターは55MHzの可能性がありますので、電子レンジを使用するなら注意してください。
電子レンジを使用するなら、50Hz専用か60Hz専用、または、50Hzと60Hzの切替のもので、電子レンジの周波数とあわせて下さい。
インバーターの波形
家庭に来ている100Vは正弦波ですが、正弦波インバーターは高価です。インバーターには、正弦波以外に、矩形波、疑似正弦波、疑似サイン波などと書かれたインバーターが多いようです。記載の無いものは、正弦波以外だと思います。
正弦波でなくても大体の家電は大丈夫ですが、インバーター、ラビットスタート方式の蛍光灯や、マイコン制御の電気製品などは、正弦波でしか動かない物もあるみたいです。
パソコン(ノートパソコンの充電以外)、
電子レンジ、
電気毛布は注意が必要です。
今のキャンピングカーに付いている電子レンジは古い単機能のタイプなので、正弦波でなくても動くだろうと、私は疑似サイン波のインバーターにしました。
実際、疑似サイン波のインバーターで動いてますが、最近の高機能の電子レンジは、正弦波でしか動かない場合があるみたいなので、注意してください。
12V電子レンジ
発電機やインバーターを必要としない、12Vの電子レンジもあります。価格は高いのですが、高いインバーターを買うことを考えると安い気もします。
問題は12Vの太い配線を、バッテリーに直結する必要があることです。取り回しが大変で、設置場所が限られるみたいです。
Posted at 2008/03/01 09:41:09 | |
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(キャンカー設備)電子レンジ | 日記