
キャンピングカーのFFヒーターについて書きましたら、たくさんのコメント頂き、大変勉強になりました。皆さんありがとうございました。
今日は、
温水ボイラーとシャワーについて書きたいと思います。
温水ボイラーとシャワーの必要性
まず多くの方は、キャンプ場には温水シャワーがあり、中には温泉のあるキャンプ場もありますし、旅行でもあちこち温泉があり、旅先でも温泉設備を使用すれば、キャンピングカーに温水ボイラーやシャワーは必要無いと思われるのではないでしょうか。
実際我が家でも、温水ボイラーを使用してキャンピングカーでシャワーを浴びるのは、年に1~2回です。キャンピングカーでシャワーを浴びるより、お金が掛かっても温泉の湯船に浸かる方が好きですし、絶対に温泉の方が気持ち良いと思います。
ですが、我が家がキャンピングカーを購入するに当たって、購入するキャンピングカーの条件の中には、温水ボイラーとシャワーが入っていました。
温水ボイラーとシャワーが欲しい理由
キャンピングカーのことなどまったく考えていなかったころも、海や山に普通車で遊びに行っていました。2人の娘がまだ保育園のころ、子供ですから海や川に行くと水を触って遊びたくなります。服を濡らさなかったら良いよといっても、
最後にはビショビショです。
たまたま温水シャワーのあるときや、近くに温泉などがあれば良いのですが、季節外れの海や、何も無い川に温水シャワーや温泉などありません。そのときは普通車でしたが、温水シャワーの設備が積めないかと、真剣に考えていました。
そんなときにキャンピングカーと言う車を知ってしまいました。今のキャンピングカーは2代目ですが、買い換えるにあたっても、温水ボイラーとシャワーが付いている事が条件の中に入っていました。
我が家の使用方法
旅行の時は出来るだけ温泉を探して、寄るようにしていますが、旅先では割と無計画に移動するので、温泉設備が見当たらない場合もあり、そのときはしかたなくキャンピングカーでシャワーを浴びます。
また、娘が小学校に入ってからは、小さいときのようにビショビショになるまで遊ぶことはなくなりましたが、海に海水浴に行ったときに、海水浴場に温水シャワーがあっても、キャンピングカーでシャワーを浴びます。
その理由の1つには、海水浴場に温水シャワーには列が出来ていて、なかなか使えないこと。また、次の人が待っているとゆっくり出来ないことがあります。
2つ目に、奥さんによると、子供にシャワーを浴びさせるのに、有料のコインシャワーの時は、いつシャワーが止まるかも不安で、ゆっくり出来ないそうです。
温水ボイラーについて
温水ボイラーにはいろいろな種類があると思いますが、今のキャンピングカーに付いている温水ボイラーは、サバーバン(Suburban)製のLPガスを使用する温水ボイラーです。車自体が10年以上前のキャンピングカーなので、温水ボイラーも古いタイプです。
この温水ボイラーは、自動点火では無いので、電気は使用しませんが、着火には先の長いライターが必要です。ラジエターの熱でお湯にする機能などは付いていないので、40度くらいのお湯が沸くまで、20分以上かかります。だいたいの温度調整は出来ますが細かな調整は、混合栓の水の量で温度調節して使っています。
全車のキャンピングカーは、ラジエターの熱でお湯にするタイプでした。設備が小さく、LPガスや電気などは使用しないのですが、車のエンジンをかけないと使えません。温水シャワーを使うときはアイドリングしながらしか、シャワーが浴びれませんでした。
また、温度が不安定で、混合栓の水の量で温度調節しても、熱くなったり、ぬるくなったりして困りました。
今使っている温水ボイラーは温度が一定なので、シャワーのお湯が熱くなってビックリすることはありません。
最後に
キャンピングカーでシャワーを浴びるためには、それなりにスペースを取りますし、温水ボイラーも必要になると思います。また、キャンプ場などの給水、排水設備の無いところで、家族4人がシャワーを浴びるためには、100Lくらいの大きな水のタンクと、排水のタンクが必要です。100Lの水を積んで走れば、燃費もよくありませんし、非力なエンジンの車には、大きな負担になります。
これは私個人の意見ですが、キャンピングカーに温水ボイラーとシャワー有れば便利ですし、我が家では有って良かったと思いますが、とくにおすすめする設備ではありません。キャンピングカーでシャワーを浴びるよりは、温泉に入る方が絶対おすすめです。
長文にもかかわらず、最後までお読み頂き有難うございます。キャンピングカーの購入をお考えの方に、多少でもお役に立てれば幸いです。
Posted at 2008/01/19 16:38:25 | |
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