パッシングスイッチ -- 点検編

ハザードはスイッチの購入待ちとして、電気関係で残るはパッシングスイッチです。

※注意※
電装関係の作業時、特にキーシリンダーを外す場合はバッテリーマイナス端子を外すのを忘れないでください。シリンダーには常時バッテリーからの電圧がかかっているので、キーをoffにしても抜いてもショートの可能性があります。

シャフトの周りを覆っているプラスチックのカバー(ステアリングコラムで合ってます？)を取ります。私の場合はキーシリンダーの手前と右コラムの床近くで細くなった部分に一つずつ、左コラムのスイッチの床側に一つ、計３個ありました。(取り付け時に改めて写真撮影予定。)

取ったネジは留める場所に留めておいて、無くさないようにします。左コラムのネジは何か変。木ネジみたいなものです。これは後で何とかすることにします。

ハンドル真ん中の蓋はゴム製なので、ドライバーで引っ掛けて引き抜きました。すると、デカい金のナットが嵌っています。

これはたまたまeタイプのクランクシャフトを廻す時に買ったソケットで合いました。オイルドレンボルトも同サイズなので、今後よく使うことになりそうです。

両膝でハンドルを押さえ、左(ウィンカーレバーの辺り)から下にスピナーハンドルに力を入れて廻します。ヘインズによると、２回転で止めるとの事。たぶんハンドルが飛び出して顔面に当たらないようにするためだと思います。

ハンドルを左右交互に手前に揺すると取れました。ナットの下にギザギザのワッシャーがあるので、無くさないように注意です。

左スイッチからワイヤー群が２つ出ているので、その先のソケットを外します。長い面にストッパーが付いているので、押しながら外します。ケーブル長をケチっているせいか、外しづらい。

もう一本キーシリンダーからのは外さなくてよいです。

なんだかんだで取れました。

回路図から、レバーを押す(50)と青白(うちのはなぜか青のような)が、引く(56)と紫がつながるようです。測ったところ、青は導通するけど紫はしません。しかし汚い。１つの端子にテスター当てても導通しない事があるくらい。

というわけで、接点復活剤とエアダスターで綺麗にしました。

青(ハイビーム)の導通状態(200レンジ)。00.3とあります。

これは一体何Ωでしょう？

紫(パッシング)の導通状態(200レンジ)。こちらは00.7。

今回は汚れていただけのようです。

→取り付け編に続く