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アキラ先輩@ND2号車のブログ一覧

2015年04月05日 イイね!

バラせば前オーナーの素性が見えてくる

CBR250RRレストア続報

まずフロントをバラシて、ステムを外してチェックします。



異常な摩耗も無いというか凄く綺麗!!(@w@)

8000kmも走ればアウターが摩耗してきても良いのですが、かなり丁寧に乗られたようです。
しかし、乗りっぱなしというか積み重なった汚れがあちこち散見されます。
そんなわけで前オーナーは

女性オーナーで、ツインテールでメガネっ子で巨乳でちょっと内気で実は魔法も使えたりして……(以下自主規制)、乗らなくなってカバーかけてかなりの年数が経過してから、止む無い事情で泣く泣く手放したみたいなストーリーが思い浮かびます。|w=)


まぁ、積み重なって汚れてるってことはショップも何してないって事なんですがね(=w=)

そんな感じで思いを馳せながら整備を進めていきます。


多分ダメだと思って新兵器のニードルローラーベアリングを準備していたのですが
こんなに綺麗なら再利用しない手は無いなということで洗浄してそのまま組み付けます。



ワコーズのハイマルチグリースをたっぷり塗って組み付けます。



規定トルクで締めつけて完成




トップブリッジのサビサビのボソボソだったので磨いて再塗装します。



ただ、元々の塗料の性質かどうか解らないのですが、ミッチャクロンを塗ってから吹いても塗料がはじいちゃうんですよね(ToT) 
結局塗っても変わらず元に戻っただけ、やっぱり一度ブラストかけないとダメね。


次はフロントフォークのOH

バラして洗浄します。



シールやインナーチューブなど新品パーツを準備します。




新品のインナーチューブをマザーポリッシュで磨いて粗を取ります。



上が磨いた後、下が磨く前。 画像じゃ違いが判りませんね(苦笑

ちなみにオイルはニューテックを使用。
粘度はアキラSPL.ということでまだ秘密です。

オイルを入れて、蓋をして、シュコシュコしてエア抜きをしてます。
それから油面調整する前に1時間ほど放置してさらなるエア抜きの部品を馴染ませます。



ハンドルも磨いて塗り直します。




そしてスプリングとカラーを入れて油面調整し、組み付けて完成。




次はブレーキ周りのOHです。

マスターはCBR600RR(PC37)用のセミラジアルマスターを組みます。
これは以前乗ってた600RRの補修用として新品で買っていたものです。
今まで使い道が無くて倉庫で眠っていたのですがようやく使い道を見つけました(嬉



トップブリッジが塗装をはじいて悲しい……

ブレーキホースはナップスで買った新品のステンメッシュを使います。


キャリパーをバラします。



乗りっぱなしだったのでパッドが使用限界まできていました。
ってことはキャリパーのピストンもかなり露出しており案の定錆びついていてました。
バラしてピストンを磨いてみましたが錆が深かったので再利用を断念。

シールとピストンは注文中です。
結局ブレーキ周りで使えたのはキャリパーボディとキャリパーマウントだけです(苦笑)
Posted at 2015/04/07 16:35:57 | コメント(3) | トラックバック(0) | CBR250RR | 日記
2015年04月03日 イイね!

こんな大人になりたくないな(笑

CBR250RRのレストアを始めて先ずはフロント周りから

その前に、バイクに乗って現状確認をすると、真っ直ぐは走るけど、なんだかハンドルが曲がってる。

軽い転倒はあっても事故歴は無さそうなので、アライメントでも狂ってるのかな?と思ってましたが。



よーーーーーくみてみると




フロントフォークの左右で突出し量が違う(笑

こんなの乗ればすぐに判りそうなものですがバイク屋さん気づかなかったようです。

というかろくすぽ整備もしないで持ってきやがりましたね。

レースやってる個人経営の店だったらもうちょっと手間かけて足回りの増し締め位やるだろうと思ってましたが、どうも自分の勘違いだったようです。

自分のバイクはしっかり整備するけど売り物のバイクは儲ける為のものなのでなるべく手を掛けない。
まぁ手を掛ければ売り上げは減るのでしょうが、増し締め位の基本的な事はやっておいて欲しいですね。

これなら自分でもバイク屋出来るよ|w=)
そのうちやっちゃいますかね?老後の楽しみで(爆


さて、気を取りなおしてフロントフォークをバラします。



バラすのにもコツがあってそれが解ってないと内部のフリーバルブはインナーカートリッジが抜けなくなり泣きを見ます。
基本はトップブリッジから外す前にトップキャップとボトムキャップボルトを緩めておくことです。

しかし自分もいつも忘れちゃうんですよね、だからその都度トップブリッジに組み付けて緩めます(笑




減衰力の調整はフリーバルブ方式です。
ショーワ製ですがショーワはテーパーフリーバルブという特許を持っていて、オイルを通る穴だけでなく、インナーチューブ内にもバルブを持ちシンプルな中にもしなやかさを出す仕組みを持っています。

インナーチューブがただの筒でなんでこんなに高いんだよ!
と思っていた自分が恥ずかしいです(^_^;

最近は注文した部品が毎日届いて家族の視線が冷たいです(爆



オイルはリアルテックのハマちゃんに相談してニューテックのフォークオイルを準備してもらいました。
このオイルは量販店で小売りしないのですが、小売りしないのはバイクによって処方が違う為で、個々のニーズに合わせて調合してもらいます。

前回のNSRを修理した時もNSR用にハマちゃんに調合してもらいました。
ハンパない滑らかさです。

リアルテックはロータリー専門なのに無理言ってご迷惑お掛けします<<(__)>>

ただ、オイルの性能は間違いないので、自分はもう他のメーカーを使う気には全くなりません。
自分の組みとこのオイルがあればサスペンションのスペシャリストになれます!(←調子乗り過ぎ)


オイルの性能やチューニングは見た目が伴わないので若い人と盆栽好きな大人にはなかなか理解して貰えないのですが、頑張って布教したいと思います。

オイル交換やOHして欲しい人はウチもってくれば作業してあげますよ。(部品代は負担してね)
あと作業を覚えたい人はウチでやると良いですよ、ひとりでやってやらかすよりは(^-^;


Posted at 2015/04/03 10:23:57 | コメント(1) | トラックバック(0) | CBR250RR | 日記
2015年03月29日 イイね!

桃の花とレストア

桃の花とレストア今年も庭の桃の木が花を付けました(^^)



CX-5と一緒に



今年は枝の剪定を花後に行うので、花をたくさんつけました(^^)



梅の花と間違われやすいです。

ひとんちの前でエラそうな事言ってる奴に限って桜と間違えます(笑

ただ、花後の枝の選定は葉っぱがいっぱいついているのでがさばって嫌いです。


CBR250RRもぼちぼちレストアを始めます。
とりあえず部品の収集から始めましたが何分古いバイクなのでカウル類は全滅でした。



仕方ないので中華カウルを発注してます。
樹脂がすぐ割れてしまうらしいのですが、他に選択肢も無いのと安価なので有り難く使わせて頂きます。



先ずはフロント周りから始めます。



フォークもインナーチューブが新品で手に入ったので一安心。
ちょっと手を加えて新車よりワインディングが楽しい足回りにしてあげます(^^)

オイルはもちろんハマちゃんとこに発注済み。

パーツリストとサービスマニュアル(L追補版)もヤフオクで調達しました。

こちらはぼちぼちやっていきます。

5月にNSRのイベントがあるのでこちらもガッツリ練習に励みたいと思います(^o^)

では





Posted at 2015/03/31 11:09:46 | コメント(1) | トラックバック(0) | CBR250RR | 日記
2015年03月22日 イイね!

25年前の誰でも振回せる20000rpmのバイク

25年前の1990年


バイクブームのピークだったんじゃないか?という頃の話

自分は高校2年、バイトに一生懸命励んでいました。
バイト先の駐輪場にはこんなご時世ですから色々なバイクが一杯止まってます。

その中で目についたのが白/青のカラーリングのCBR250RRという1台。

クオーターマルチと言われた250ccの4気筒エンジン。

このクラスは売れ筋ということもあり、メーカーも持てる技術をフル投入して開発されたバイク。

当時は2サイクルエンジンもその性能を競っており、4サイクルのエンジンはパワーを出す為に回転馬力というアプローチが行われていました。

要は高い回転数でエンジンを回せばパワーが出るということで
原付よりちょっと大きいピストンを4つ搭載して、タコメーターに刻まれた目盛は20000rpm!!
レブリミット18000rpm!!というF1並の高回転エンジンを搭載してしまいました。

自分は原付しか買えるお金しか無かったのでまだ憧れでしかなかったです。
(この冬にNS50Fを新車で購入しました)


能書きはこれくらいにして話は戻り

その駐車場に止まっていたCBR250RRがこの白/青でした。

この白/青はカタログモデルには無く1990年3月に発表された時は白/赤と黒/赤の2種類のカラーバリエーションしかありませんでした。
そして6月にこの白/青が追加されました。
限定というわけではありませんでしたがカタログモデルという訳でも無かったので、バリエーションモデルという形で少数販売したと記憶しています。

だからこのこの白/青のカタログは存在しなく雑誌の広告とかで見ただけでした。

で、この前ふとGooBIKE見た時にこの色を見つけて、ああ懐かしいなぁ~とか思って走行距離を見たら8000kmと25年前にしては低走行距離。
ローターの摩耗とか確認して実走行だと思います。

これは何かの縁と思い衝動買いしてしまいました(爆


そして自宅にやってきました。




程度はかなり悪いです。




ブレーキホースはダメね。




メインフレームは白い斑点のサビがまんべんなく……ううっ(汗




ブレーキレバーもハンドルもサビサビ




ステップもサビサビ




スイングアームも…以下(ry




インナーチューブもダメだこりゃ




メーター、トップブリッジ周り




アッパーカウルは削れてる。





右サイドは削れた後が




テールカウルが割れてます。

ナンバーなんてこれでもかと言う位のネガティブナンバーです(笑

死ぬまで苦しんで殺されてしまうそうです、もうダメです……




マフラーもえくぼやサビが…


これは磨き甲斐ありますが暫くは部品に難儀しそうね(^_^;

でもエンジンさえ元気なら割となんとかなるのがバイクです(笑


とりあえずちょっと近所を乗ってみますがとても良く出来たバイクだということが判ります。
エンジンは元気なのでびゅんびゅん回ります。

当時の自分は2ストばかり目が行ってしまい、CBR250RRとか格下のバイクわざわざ買わないよなとか小僧ばりに思ってましたが、こんな素晴らしいバイクだったのかと改めて気づきました。

しかも回せば結構速いし、なんといってもこのクオーターマルチでしか無し得ない高回転サウンドはおっさんのハートをいとも簡単に打ち抜きます!!

今後が楽しみな1台です(^^)



しかし、これで自宅に軽二輪が5台とNS50が1台になってしまい置き場所がちょっとアレですな……





Posted at 2015/03/23 11:34:34 | コメント(3) | トラックバック(0) | CBR250RR | 日記

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「@脂売り ありがとうございます、前日練習でタイヤにフラットスポット作らなきゃもうちょい頑張れたのが悔やまれます。」
何シテル?   07/16 23:25
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