スズキGSX1100S KATANA
初期型
1997年あたりまで所有
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92年 スズキGSX1100S KANATA の写真です。
23年前ですね。
1982年発売の初期型 1100SZ モデルです。
昔はオーバー750ccクラスは国内販売していなかったため必然的に逆輸入車を購入するしかありませんでした。
逆輸入車は値段が張り、当然新車では買えませんでした。
いろいろと中古車を探しているうちに走行距離1000kmの、程度のいい刀を見つけ購入に至ります。
結構な期間ドノーマルで乗っていましたが、このあとマフラー、サス、タイヤ、スタビライザー等改造にはしるようになります(^_^;)
自分のカッコはマッドマックスみたいな皮の黒ずくめ。
オフロードブーツ、ダブルの皮ジャン、黒ヘルメット、黒グローブで重々しく見せていました。
当時コミックスでは刀乗りを主人公にした「キリン」が流行ってましたね。自分と重ね合わせて読んでいました(^_^;)
まだまだ国内で1100刀が走っている時代ではなかったので購入時はすごく目立っていました。
信号待ちでは周りのライダーから視線を感じましたし、走っていても後ろのライダーが追い抜かず、知り合いのツーリングでもないのに400cc、250cc数台のバイクがずっと後ろから着いてきたりしていました(^_^;)
のちのち刀のブームがきて巷に溢れるようになってきますがそれでも初期型をあまり見ることが無かったですね。(初期型はゴム製のステップで、のちのジュラルミン製とは違っています)
バイクにウィンカーのオートキャンセルが搭載されていました。
これはオーナーじゃなかったら知らないことかもしれません。
クルマのようにウィンカーを出して右折、左折を終えるとウィンカーが自動で消えるんです。
当時としてはすごいことだったと思います。バイクなので傾斜センサーが付いていたと思われます。傾いた後、起き上がってランプ消灯。とても快適でした(^^)
ー追記修正ー
今の今まで傾斜センサーでOFFだと思ってたのですがWikiで調べて見ると違うようです。
ーーーー15km/h以上で約10秒走行すると自動的にウインカーはキャンセルされるーーーー
だそうです(^_^;) ....知らなかった....
けっこうな高速で走ると危ないバイクでした。
丸パイプのフレームが弱く、フロントフォークも細かったこともあり、次第にぶれだしてきて危うく振り落とされそうになったこともありました。
でも普通の速度域ではこの頃のバイクとしては下のトルクが太く秀逸。
加速が気持ちよく、乗っていてとても楽しい惚れ惚れするバイクでした。
今でも乗りたいバイクですね(^^)