目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
デフのサイドシール部からのオイル洩れも古くなると定番ですが、今回はリアデフのオイル漏れが徐々に目立ったきていたので、交換します。
微量にデフオイルが洩れているのか、写真のようにデフサイドが黒くオイル付着するのですが、この状態になってからも2万キロ以上走り続けていましたが、今回はデフオイル交換をするので、このタイミングでバラしてシール交換を行います。
フロントは今のところ特に問題ないので、今回はやりません。
2
交換するのはサイドオイルシールと中のOリングです。
オイルシール 806732030
Oリング 806992020
3
先ずは左右のリアタイヤを外して、マフラーのリアピースも取り外しておきます。
今回はデフオイルを交換するので、オイルを抜き取ります。
そして整備書どおりに車速センサーを外します。ネジ2か所を緩めればハブに干渉しなくなります。
4
スタビリンクを外して、写真2か所のラテラルリンクとトレーリングリンクを固定しているボルトをそれぞれ緩めて外すのですが、この2か所が苦労します。
自分はインパクトを使用しましたが、下から十分なスペースが取れない場合はインパクトは必修かと思います。
他の方もこのボルトが外れなくて苦労したとの記載がありましたが、自分も一か所がどうしても緩まずに1時間ぐらい悪戦苦闘して、なんとか外れました。
5
あとはハブを外側に足でけるなりしてドライブシャフトを抜き方向に引っ張れば、シャフトが抜けます。
ここで、ドラシャの先端部に切られた横溝が見えますが(黄丸部)、この溝が内部でリングにはまり込む構造で止まっているので、なかなか抜けません。この構造を理解しておき、逆に後でドラシャを差し込んで元に戻す際には、しっかりと溝を内部リングにはめ込んむまで押し込んで戻して下さい。
6
ネジ5本を緩めてホルダを外します。
一応、ホルダは取り付け方向が決まっているので、覚えておいてください。(部品に矢印記載があります)
ホルダには圧入されたオイルシールと側面にOリングとシムがついてきます。
7
古いオイルシールをホルダから外しますが、50㎜径のパイプか工具でコツコツと押し出そうと試みましたが、いくら叩いてもCRC吹こうがビクとも緩まず外れてくれません。
そこで偶々に手元にあったドラシャプーラーを使用して何とか押し外しました。
8
ホルダに新しいオイルシールを慎重に圧入して、元あったようにホルダ外側にシムと新しいOリングを装着します。
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