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n-pgtの愛車 [ポルシェ ボクスター (オープン)]

整備手帳

作業日:2024年5月2日

ソフトトップ交換

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

中級

作業時間 12時間以内
1
この車を中古車として購入したときからの懸念事項であったソフトトップの劣化。
これまでは機関系の消耗部品のリフレッシュを優先してきたので外装には全く手をかけてきませんでしたが、最近機関系のリフレッシュが落ち着いてきたのでようやくソフトトップを交換となりました。

ソフトトップはアメリカのRobbins製。
コンバートチブル研究所さんから購入しました。
2
ソフトトップには交換手順書が付属されていましたが、それには細かいところが詳しくは書かれていなかったので、ボクスターのサービスマニュアルやPelicanPartsのTechnical Articles、及びYou Tubeに幾つかアップロードされている海外の方のソフトトップ交換の動画を参考にしました。

写真は接着部分に使用した両面テープです。
3
フロント側のリテーナプレートを外せばウェザーストリップを外せるので、その後サイドのウェザーストリップを外します。
(ウェザーストリップはフロントとサイドが一体になっていますがPelicaPartsでの販売価格は1155ドルもするようですので破損しないように慎重に作業しました)

ソフトトップ前端部は折り返して両面テープで接着されているので、端部から剥がしていきます。
結構硬いですが少しずつ剥がしていけば外れます。
4
サイドのウェザーストリップリテーナを外してさらにネジを4点外すと、内部のアルミパネルと共にソフトトップが外せます。

このサイド部分はシール製を確保するためかブチルゴムスポンジのような両面テープで強力に接着されていたので、内装剥がしツール用いて外しました。
5
後端部のフレーム(Tension Bowという名称です)部はソフトトップを折り込んで固定されているウェザーストリップと内部のシール、及びソフトトップの内部フラップを固定しているゴム製シールを外すとソフトトップが外れます。

最外部のウェザーストリップと一緒に折り込んでいる部分には両面テープが貼られており、ソフトトップが接着されていました。
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こちらの部品はソフトトップのリアクウォータ部分を固定するためのプラスチック製プレート。

この部品とスライダプレートをフレームから外して予めソフトトップに取り付けておく方が作業しやすいのですが、この部品を外すときに取り付けピン部が大抵破損するらしいので、この部品は新品部品を購入しておきました。
7
ソフトトップがほぼ外れた状態。

この後前端部とサイド部、及び後端部の両面テープの残骸を取り除いておきましたが、特にサイド部分のスポンジ状の両面テープは雨水侵入防止のために綺麗な状態まで剥がしたので非常に長い時間がかかりました。
(仮に雨水が侵入してもフレーム内部に溜まるだけですぐには室内に漏れてくることはなさそうですが・・・)
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サイド部分にはシール性確保のため柔軟性のあるスポンジタイプの両面テープ(3M VHPテープ 5952)を使用しました。
9
フロント側の接着前、及びリア側のウェザーストリップ取り付け後。
10
取り付け完了後。

ソフトトップは少し小さめにカットされているのか電動でクローズしても前端部のクランプがボディ側フレームに届きませんでしたが、手作業で少しづつ引っ張りながらなんとかクランプを取り付けることができました。
サイド側もかなり引っ張って伸ばさなければサイドフレームに取り付けできませんでしたので、最初から生地を伸ばしながらテンションをかけて装着することを前提に造られているのだと思います。

ソフトトップに付属していた交換手順書によると2〜3週間で生地が馴染んでくると書かれていましたので、1ヶ月程度はクローズしたまま様子見です。

なお今回装着したソフトトップはボルドーという色ですが、シルバーの車体色にはやや明るすぎる感じで、もう少し暗めの赤の方が落ち着いた感じでよかったかなと思いました。

ところでこのボクススターのソフトトップ関係のネジにはタッピングスクリュウが使われており、今回脱着したネジの内4~5か所のネジは既にネジ山が潰れてしまっている状態でしっかりとネジを止めることが出来ませんでした。
コストダウンのためにタッピングスクリュウを使用しているのだと思いますが、ソフトトップといういずれ交換が必要になる部分のネジにはネジ山の潰れやすいタッピングスクリュウではなく通常のMネジにしてもらいたいものです。これについてはおよそポルシェらしくない設計だと思いました。(外注メーカーの設計かもしれませんが)
もし再度ソフトトップを交換する場合にはさらに多くのネジ山が潰れるであろうことが予想されるので、ヘリサート等での修復か、フレームごと交換する必要があるかもしれません。
(987ではネジ山は潰れないという話もあるので987では何らかの対策がされているのかも・・・)

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初めて所有した車はベルトーネX1/9でした。 秀逸なスタイルと優れた操縦性、ドアを開けて手を降ろせば地面に手がついてしまう着座位置の低さ、ミドエンジンスポ...
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2019/06/26 14:27:36

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