先日DCデフが不調になって以来、某オークションをウォッチし続けております。
元々DCデフ付の車両販売数が少ない上に、レガシィなど他車種流用する方も居るようで落札価格が結構お高い。オークションで買っても状態の良し悪しは使ってみなければ判らない。かといって新品は30万オーバー、さらに純正部品は時と共に価格が上がっていくので、現在の価格は40万円とか。
DCデフは非常に有効ですが(お金が)無いものは無いので、暫定的に純正ビスカスセンターデフを強化してみます。
ビスカスデフに使われるビスカスカップリングとは、シリコンオイルが充填された部屋の中を、多数の互い違いに組み込まれたプレートが回転する事で抵抗が生まれて差動を制限する機構です。・・・説明難しい。
http://www.juntsu.co.jp/qa/qa1002.html
結局はカップリング内に封入されているシリコンオイルの粘度を上げたり、プレート自体を増やすと差動を制限する力が強まる・・・強化されるということです。
ただし世の中のビスカスカップリングは非分解式のものが多く、ケースが圧入されていたりカシメてあったりと、一筋縄ではいきません。
で、GC8のビスカスセンターデフを眺めて見ると、ケースのふたがワザとらしくスナップリングで止まっています。
スナップリングを外し、机の上にデフをひっくり返してみるとあっさりご開帳~
たくさんのプレートが、水あめのようなシリコンオイルにまみれて出てきました。楽チンですね。
ただ思っていたよりも粘度の高いオイルが入っているようです。強化するには思い切った粘度のオイルが必要かも。
続いてプレートのチェックを兼ねてプレート洗浄します。
ネバネバしたシリコンオイルをウエスで拭き拭き、さらにパーツクリーナーでピカピカに。プレートやシール類の損傷も無く良い状態です。
硬いオイル待ちなので、とりあえず今日はここまで。
作業後、手を洗ったらなんかスベスベします。
さすがシリコンオイル。一人ローションプ○イですなw
Posted at 2009/04/10 22:18:02 | |
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整備 | 日記