ランサー・ACD分解・組立
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
デフォルトの制御ではシックリこないのでバラしました。
手順はFデフ脱着とほぼ同じですので、そちらも参照してください。
画像のようにシャフトを抜いた状態になったら、ここでACDを分解しておけば後の作業が楽になります。
まず、12mm7本・10mm2本のボルトを外します。カバーと油圧ユニットを結合してるのは10mmボルトです。
2
画像使いまわしでスミマセン。
ボルトを外したらオレンジ矢印の結合部分をコジって、カバーとプレートASSYを一体で抜き取ります。
この時にプレッシャープレート(?)1枚が外れるので、落とさないようにします。
残った油圧ユニットは袋に入れてメンバーに乗っけて置いておきます。
3
カバーからプレートASSYを取り出した状態です。右にあるプレートが外れるヤツです。
こいつが固定できればFデフ外さなくてもいいのに…。
4
ACD構成パーツです。①のプレートが油圧で押され、フリクションプレートが入った②を③に押し付ける力加減で③~④間の伝達量を変化させてるのですね~。
フリクションプレートは内外8枚ずつなので、摩擦面の選択肢は15・13・11・9・7の5とおりです。
どうするか悩みましたが、アドバイスを頂いて13で組む事にしました。
5
組み立てにかかりますが、その前にFデフを抜いておきます。
ハブをケース側に組み込んで、フリクションプレートが入るリングから巨大なCリングを外します。これがあるとプレートが入りません。
6
画像の状態にしてフリクションプレートを組み込みます。
このようにプレートASSYとケースの間隔が狭いから、オイル交換の時ゆっくり入れないとすぐアフレてくるんです。
7
フリクションプレートを組み終わったら、外周のリングを少し持ち上げて内側の溝にCリングを入れます。
この上にプレッシャープレートを置きます。これには向きがあって、外周に段差のあるほうがフリクションプレート側になります。
これでトランスファーへの組み付け準備完了です。
8
いよいよ車体側に残している油圧ユニットと合体させます。油圧ユニットとプレートASSYをなるべく水平にして組まないと一番上に乗せたプレートがズレるので注意します。
そして10mmボルト2本で固定してACDのASSYは完成です。これはFデフを入れて12mmボルトを締め付けた後は緩みきっているので、増し締めを忘れないようにします。
Fデフ組込時はACDのASSYを画像と180°逆向きにし、クリアランスをつくって入れます。
あとはFデフ組立要領と同じですよ。
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