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2024年08月09日

航続距離が延びている問題(笑)とフォーミュラE

航続距離が延びている問題(笑)とフォーミュラE いや、タイトルどおりです。酷暑ですが、すこぶる調子が良いようです(笑)
先日、帰宅後の夜中に往復で6km程ですかね。どうしてもの用事があり、バッテリー残量も91%から90%と1%消費しました。
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残り航続距離は90%で649km。100%で719km。これ、軽井沢帰りの高速1KWh/10kmだと900kmに達します。
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91%で648km。100%で航続距離が715km。微妙ですが、航続距離が延びています(笑)
最近アプデが入ったので回生率とか、制御系かなんかのプログラムが改善されたのですかね?
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ふと思ったのが、先日のアプデはレース技術からのフィードバックかな?と。
ジャガーIペイスは、フォーミュラEからの技術のフィードバックとして、アプデで総走行距離が30km程度延ばしたりしていました。
自動車の歴史を見ると、極限環境で争われるレースから、市販車への技術のフィードバックが行われてきて進化してきた歴史があるからです。
メルセデスベンツは「最善か無」かのスローガンを掲げ、絶えず、最善を目指してきたメーカーであり、特にレースで培った数々の革新技術を量産車にフィードバックし、最善、最良とすることを重視してきました。
例えば、1931年にはレース専用技術だった4輪独立懸架。これを量産小型車「170/W15」に世界で最初に採用したり、世界に先駆けて1978年に実用化したABS(アンチロック・ブレーキング・システム)や、最新の所では、メルセデスAMG SLに、F1由来の技術であるエレクトリック・エグゾーストガス・ターボチャージャーを搭載(量産車としては世界初)するなど、数々の技術をフィードバックしてきました。
今は、電気自動車のF1と評されるフォーミュラE(FIAフォーミュラE世界選手権:FIA Formula E World Championship)があります。
2014年9月から開催されているので、来月でちょうど10年ですね。
このフォーミュラEにはメルセデスベンツ(メルセデスEQ・フォーミュラEチーム Mercedes-EQ Formula E Team)が参戦していました。
そして参戦時はF1同様に強かった。フォーミュラEが初めて世界選手権として開催された2020年-21年シーズンにダブルタイトルを獲得。初代ワールドチャンピオンとなり、翌2021年-2022年シーズンもダブルタイトルを獲得。連覇を果たしたまま、残念ながら、このシーズンを持って撤退しているんですよね。現在は、マクラーレン(ネオム・マクラーレン・フォーミュラEチーム)に引き継がれています。
強かっただけに、きっと、ここから得られたデータ、技術もEQシリーズにフィードバックされているのでしょうね(←勝手に想像(笑))
ちなみに、ジャガーIペイスにフォーミュラEからの知見・技術をフィードバックしてきたジャガー。2023年‐2024年シーズンはジャガーがダブルタイトルの栄冠に輝きました。
2025年にEVメーカーへ変貌を遂げるジャガーに大きな弾み! フォーミュラEの製造部門とチーム部門のダブルタイトル獲得

メルセデスベンツのフォーミュラEからの撤退の理由については、メルセデスのモータースポーツを統括するトト・ウォルフ氏が下記のように語っています。
「F1が非常に大きくなっているので、他のレースすべてが小さく見えるのだと思う」と前置きした上で、
「我々は30年以上にわたり、DTMで成功を収めたことに満足していた。しかしワークスチームの観点から考えると、競争力を保ちたいのなら4,000万から5,000万ユーロ(約64億円から80億円)が必要。しかし、その投資利益率は小さすぎた。フォーミュラEも同じだ」と


この頃、ABB FIAフォーミュラE選手権のシーズン8(2021/22年)の累積視聴者数は、前シーズンの記録破りのレベルをさらに超えて伸び、総視聴時間は前年比58%の増加を見せましたが、F1の人気と比較すると、メルセデスが関与を続けるには不十分な数字だったようです。

確かに、フォーミュラEは、F1程の知名度はなく、日本においても盛り上がりにも欠けているように見えます。ですから、今年3月29〜30日に東京都江東区有明の東京ビッグサイト周辺で開催されたABB FIAフォーミュラE世界選手権2023/2024年シーズン10 第5戦『東京E-Prix』に、これは直接観戦するチャンスだと思って、2回抽選申し込みをしました。しかし、結果は2回とも外れ。甘かったです(笑)
2024年3月29〜30日に東京都江東区有明の東京ビッグサイト周辺で開催されたABB FIAフォーミュラE世界選手権2023/2024年シーズン10第5戦『東京E-Prix』。決勝レース終了後、フォーミュラE PR事務局は大会への来場者数が2万人ということを発表した。

私も、みん友さんも、チケット取れなかったことから、観戦希望者は2万人より多多く、「2万人しか観戦できなかった」と言う感じでしょう。
じゃぁ、5万人が観戦できたとしたら、5万人観戦できたのか?となると、3万人がせいぜいだったかもしれませんが(笑)

そのフォーミュラEですが、今年はジャガー連覇か?はたまたポルシェか?ヤマハも参戦してきて、面白くなりそう。

サプライヤーは、アウディ(ポルシェ残しですが)や、メルセデスベンツ、ルノーは去ったものの、
日産自動車、DSオートモビルズ、マヒンドラ(インド)、ジャガー、ポルシェ、ERT(中国)、マセラティ、マクラーレン。2024-2025からは、いよいよヤマハ(ローラ・ヤマハ。イギリス&日本)も加わり、F1よりは、参戦メーカーが多いので、なんだかんだで面白そう。やはりレースは昔のように多くのメーカーが競いあってのもの、と思います。個人的には。

タイヤも、現在は、韓国のハンコック(2022-23シーズンから2025-26シーズンまで)ですが、ついに2026-27シーズンからはブリヂストンになるなど、日産以外の日本勢も参戦し盛り上がっていきそうですね。

フォーミュラEは当初、激しいバッテリーエネルギー消耗や、発熱、システムシャットダウンなどさまざまな問題(気温マイナス40度とかプラス50度とかそんなん屁でもない過酷な環境ですからね)が発生していたようですが、克服してきて、2018年頃からは安定してきています。レースでの充電も600kW/hでケロッとやってしまいます。使用エネルギーの40%もが回生エネルギーとも聞きます。次世代技術の無線給電もクワァルコムが全面バックアップとのこと。
これからも極限の中で、新たな技術が生まれ続け、市販車にフィードバックされることを期待しています。
あ、メルセデスは・・フィードバックは打ち止めやんな(笑) ポルシェ(VW、アウディ)市販EVの更なる進化に期待。
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Posted at 2024/08/09 19:02:01

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