来なかった未来(MIRAI)　その②

街角で見て、そしてニュース見て、思った、シリーズ。タイトルはどこかでその①を書いたからその②(笑)

東京都は2050年までに「ゼロエミッション東京」を実現するために、かなり力(お金をかけて)を入れています。都バスではFuel Cell Vehicle（FCVの燃料電池自動車）をバンバン走らせて(毎日見るので定性的感覚(笑))ますし、警視庁もトヨタ　ミライ(MIRAI)配備しているようです。

私もミライは、カタログまで取り寄せて、一時は購入を検討していた位です。常々記していますが、駆動形式にはこだわりありません(笑)


拘りはないとはいえ、BEVに乗ってからは、その走行フィーリングを気に入ったのは事実で、ミライも候補に入れた次第です。
関東は周りに結構水素ステーションがありますし(自宅でも充電できて充電場所もうじゃうじゃあるBEVの方が圧倒的に便利ですけど)、会社近くにイワタニのステーションもある。なんとかなるだろう、と。ステーションの休みが不定期だったり、営業時間が短いなど気になる点はありましたが。
コストもBEVよりは高いけど、まぁ、(当時は)許容範囲。
そして、燃料電池もいよいよ盛り上がってきたようです。トヨタとBMWがこの分野で提携か！と。

トヨタ BMWと燃料電池車分野の協業強化へ 基幹部品供給の方針
しかし、下記のように普及に水差すニュースも。燃料電池のエネルギーである、水素が値上がっています。

水素を大幅値上げ、エネオスに続き岩谷産も－ＦＣＶ普及に冷や水
「岩谷産業は17日、６月１日から同社水素ステーションでＦＣＶ向けに販売する水素価格を１キログラム当たり1650円（税込み）と現行の1210円から約36％値上げする予定で・・」
「ＥＮＥＯＳ（エネオス）もインフレによる運営コストや設備メンテナンス費用上昇などを受け、４月１日から水素価格を33％値上げし2200円としていた」

コストが全てではないですし、参考のＥＱＥは、車両価格が全く違いますから。一応記載。
　クラウン・セダン (燃料電池車) １キロメートル当たりの燃料費 11.15円
※1 クラウン・セダン(ハイブリッド)１キロメートル当たりの燃料費 9.72円

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vertin 2024年8月28日 18:17 こんばんは。 基幹部品≒水素タンク、トヨタが鳴り物入りで量産強化を宣伝してましたから、生産キャパにそんだけ余裕があるという事なんだろうな。 つまり作れても乗せる車が足りないと、 私的なひねくれ情報分析です、はい。 https://www.tokai-tv.com/tokainews/article_20201210_150990	コメントへの返答 2024年8月28日 20:32 確かに。トヨタが先行している技術を取り入れるのはBMWにもメリットありますしね。動力はBEVもFCVもEVですから、こちらモーター等の基幹部分のコストも抑えられる。BMWにとっては良いことづくめですよね。 BMWは意に反して？BEV販売好調のようですし、購買層を考えると、FCV分の金額も払ってくれる。 トヨタとの協業で開発費を抑えた上でFCVも投入して、ガソリン車販売分のクレジットを稼ぐ感じでしょう。
vertin 2024年8月28日 21:20 BMWの現行はBEVとICEを基本的に同じプラットフォームのパッケージで作り分ける形ですね。 EV専用にしなかった事でその手の方面からは否定的に見られてましたが、結果的にコンサバなユーザーを多くBEVに引き込んで、しかもあれこれICEと共用部分があるのが投資コスト的に現状では有意に働いてるという事ではないかなと。i3の教訓が反映された結果かもしれませんね。 FCVはどうせ台数売れないから他から部品買って作る程度で現状十分なのでしょう。	コメントへの返答 2024年8月29日 12:57 プラットフォーム戦略は迷った所でしょうね。BYDもPHEVもいけますからね。 メルセデスも2026年頃投入予定の次期型プラットフォーム開発中止ではなく、正確には延期ですし。結論的に、2035年がまだまだ遠いのですよ。それを1年の数字を見て、BEV(PHEV)敗北だの衰退だの。 また、本件のBEV敗北！と歓喜のコメントを見ていると、「水素」エンジンじゃないけどよろしいか？と思います(笑) 見ないようにするのもありですが、どう勘違いしているのか？情報が古いままなのか？見ているのも一興です。 FCVは、走行フィーリングはBEVと一緒ですので、売れないでしょうが、個人的にはこの莫大な補助金と選択肢としては残しておいて欲しい車種です。