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2022年のメルセデスベンツの全世界の販売台数は204万台。そのうち中国の販売台数は75万台(欧州65万台、アメリカ28万6千台)と圧倒的でしたが、今年はその大票田の中国で失速しているようです。BMWも同じく中国を大票田としていますが、同じような状況で、状況打開の為、メルセデスベンツとBMWが中国で合併会社をつくって共同で充電網を設置していく、みたいな大ドイツ同盟組むまでになっているのは記憶に新しいところです。
話それますが、日本勢は、大同盟組むでもなく、各個撃破されていっている状況で、三菱に続き、次はどこか？です。
どうも、世界最大市場で勢いを増す中国勢に対してBEVやPHEVでコスパでは対抗できない、という事だけではなく、そうもCACEにおいても、先行されてしまっている点も(現状)敗因にあるように思います。
細かい話ですが、このようにメルセデスベンツジャパンが把握できていない点に加え、そもそものデジタル化が弱いと感じる出来事がありました。
例えば、地図の更新。自分の地図は、V10(11月現在V15)なのですが、自分でも更新できるのは助かります。なんせディーラーでも更新をしてくれますが、無料回数が期間中(3年)2回までなので自分でできるだけやろうかと。
結果ですが、関東だけV15にアップデートできています。しかし、後述のとおり、これをあと7地域それぞれ、やっていく羽目に・・。

なぜ1地域づつやって行くことになったか？
これ、全国を更新しようと思うと全部で23GB位あります。こんな量、今なら余裕ですね。512GBのマイクロSDを用意しました。
しかし、まず最初ここで躓きます。ダウンロードを開始したところ「容量不足　空き容量18GB」のメッセージ・・ん？これってもしかしたら、「Cドライブの容量？」と思ってみてみたら、私のはCドライブは起動用SSDですので、100GBしかなく、空き容量が18GBでした。(Dドライブは１TBありますが)
ここで分かったのは、ダウンロード先のSDなりUSBメモリなりに空き容量がいくらあろうが、最初にCドライブを見に行っている点。
そこで、データ量を５GBの関東だけをダウンロードしたら無事にできました。
次に車(タイプC)に差し込みしたところ、青い点滅が何度かして反応はしているようです。しかし、車はうんともすんとも言わない。
そこでネットを検索したら、みんカラの方で同じ目にあった方を見つけ、参考にしました。・・まだその方から許可のお返事をいただいていないものでリンクは貼れませんが、ようは、「車によってはUSB2.0でないと反応しない車もある」と。
その方は、メルセデスベンツジャパンのコールセンターに電話するも、「USB2.0は関係ない」との回答であったようです。しかし、USBメモリ2.0でやり直したら、更新できたとのこと。う～ん、家にある古いUSBメモリは、せいぜい１GBで、5GB以上のものはないぞ、と。世間にももう販売されていないのでは？
そこでダメ元で、お蔵入りしていたマイクロSDのUSB2.0のアダプターを引っ張りだしてこの連結にしてみました(笑)

マイクロSDカード→USB2.0のマイクロSDアダプター→タイプC接続。
そのまさかでしたが、挿した瞬間に読み込み始めました。

メルセデスベンツのソフトの遅れ？それをジャパンが把握していない点。そりゃ、テスラ並みにスマホがキーで、コネクテッドも進んでいる、中国車に負けますよ。YouTubeで見る限り、デジタル化は、30年前の日本車の勢いありますもん。(中国市場での)負けの原因一番の理由がコストとしても。
ホンダでしたっけ？いまだに「中国の車は車にPCをつけただけ」と馬鹿にしていましたが、なるほど。日独の老舗メーカー幹部を見るに、PCもスマホネイティブ世代でないのが見て取れます。その大甘の認識は、ホンダ上層部と皆似たようなもんで、BEVだから、とかPHEVだから、とかいう前にそれ以前の問題だな、と思います。

↓これは間違えられたミラーカバー。ブライトブラックを頼んだにも関わらずカーボン柄が送られてきたのですが、実は注文自体間違ってました(笑)Eクラスのなら大丈夫だろう、と思い注文したらBMW７シリーズと同じく、左ハンドル用。左右で長さが違うタイプでした。調子に乗ったらアカン。返金されましたので、間違えてくれてありがとう(笑)

で、再度検索し、↓こちらを注文しました。3,800円位ですかね。右ハンドル用とかはなく左右同サイズ。W206 Cクラス　W223 Sクラス用のモノです。現行のEクラス対応のものは上記のとおりEQE、EQSには取り付け不可。新世代Eクラスはまもなく日本に入ってきますが、そちらは動画で見る限りは同じ形です。

しかもこちらはカバーではなく、交換タイプのものです。
デザインは、ウィングみたいなものがついていますが、空力性能はどうでしょう？
メルセデスEQEは空力と音響性能に気を配っており、
「EQEはドアミラーも空力特性とエアロアコースティック（空気音響学特性）を高めるため、ベルトラインに配置されている。」
とのこと。ここまで気をつかっているところ、なんだか気が引けますね(笑)


おそらくこの適当？デザインは空力に悪い影響を及ぼしているでしょうから。
このデザインの方が空力良いなら、最初からメルセデスがそうしているはずですからね(笑)
まぁ、目的は空力ではなく、ナイトパッケージ化(ブラック化)ですから。
取り付けは簡単。この養生したところ(ウィンカーとミラー本体の境目)をこじって開けるだけです。最初の片側は3分。もう片方は慣れて1分もかからないで開けられるでしょう。
外すコツではないですが、オレンジの内張り剥がしのヘラが付属されていますが、ちゃんとした(エーモン等の)内張り剥がしを使用した方が良いと思われます。1本は隙間を開けたところに差し込み、もう一本で外していきます。ですから2本使用すると良いかと。

取り付けるとこんな感じ。空力悪化はともかく、格好は良くなったと思います。


昔、「所印の車は偉い！」という番組がありました。超古い（笑）テリー伊藤氏プロデュース、所ジョージ氏主演。マニアックさにおいて間違いない布陣です。
どの番組かまでは覚えてませんが、所ジョージ氏が、
「車って、数千円のアイテムをつけただけで車全体が安っぽくなっちゃうもんね」と言ってたのですが、それが頭の中でリフレインしています(笑)
しかし、これは3,000円台でしたが、なかなかどうして、ブラック化もあり引き締まり思わずニンマリ😁