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セイドルのブログ一覧

2024年08月21日 イイね!

どのみちギガキャストに・・

どのみちギガキャストに・・今日の話題はカテゴリ的には、「どのみちシリーズ」ですかね。
テスラ社が自動車製造時に取り入れている革新的技術は、いろいろあると思いますが、素人の私にはすべてはわからないので(笑)
日経新聞などの記事だけを見ていての感想として、EVガーとかガソリン車ガーとかではなく、どのみち、いまテスラ社が生産時に取り入れている技術を各自動車メーカーは取り入れていかなくてはならないんだろうなー。的な技術を2点記してみたいと思います。
一つ目はワイヤーハーネス。
これは、秋田県に本社を構える インスペック株式会社からですが、
「先日、アメリカのテスラ社は、ワイヤーハーネスを削減し、FPCにシフトすることを発表した。モデルSのワイヤーハーネスは3,000m、モデル3は1,500mあるが、新たに発売されたモデルYは、ほとんどを※FPC化したことによって、わずか100mになったという。今後は、他のメーカーも追随し、FPCの時代となるだろう。現在、長尺FPCをシームレスに露光できる直描露光機がないため、当社開発品は、そこでも圧倒的な差別化ができると考えている
※フレキシブル基板(FPC)


安定はしているけど古い技術に固執していた会社は低迷していくだけで、逆に新たに何かが起こり、そしてそこに強みを持つ会社は延びていく。そういうものです。
しかし、モデルS(ガソリン車とかも)では3kmあったワイヤーハーネスがモデルYではわずか100mですか・・。
ワイヤーハーネスは、その長さと組付けから、労働力の安い国で生産・組付けをする必要があります。欧州では主に旧東欧諸国で製造しているのですが、ロシアによるウクライナ侵略の時に、ウクライナにあったBMWのワイヤーハーネス工場が停止してしまいました。自分の経験に結びつけて考えると、半導体不足∔ワイヤーハーネス工場停止による生産停止により、一時的にBMWの中古車価格が2割以上アップ。よって、この時期、BMW7シリーズを高値で買い取っていただいた経験があります。
このテスラ社におけるワイヤーハーネスの「距離の短さ」にも驚きますが、更に、ワイヤーハーネス製造に人を介さない方式の製造方法の実装段階にあるとの話もあります。ですから、URLは貼り付けませんが、日経新聞には、下記のような記事が出るのですね。
住友電工に忍び寄る「テスラ方式」の不安

さて、もう一つが、ギガキャスト。
先日、プロの方(笑)tsuzuさんより、「そもそもギガキャストで作られた部分が損傷する事故は廃車なので関係無いですね」とのコメントをいただきましたが、確かに構造見ると、今でいう骨格部分なので、ここが損傷すればどのみち廃車ですね。生産性向上させるために、この方式を取り入れざるを得ないですよね。

トヨタのHP見ると、
未来を支えるモノづくり技術
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ギガキャスト(明知工場)
2023年6月Toyota Technical Workshopにて公表したギガキャスト技術について、今回明知工場の試作用設備を公開しました。


東京エレクトロンのHPにもわかりやすく掲載されています。
「ギガキャスト」が自動車業界に大変革を巻き起こす理由

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「ギガキャストは、アメリカのTeslaが、同社の電気自動車(EV)「モデルY」のリアアンダー(後方下部)ボディーの量産に世界で初めて適用した技術である。それまで他社が数十個の個別部品を組み合わせて作っていた大型部品を1工程で一括形成したことで自動車業界の注目を集めた。」

このギガキャストへの流れは、東京エレクトロンから見ると、個別トランジスタ→IC位の衝撃的な流れなのですね。
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「ギガキャストの実用化を目指していたTeslaは、大型高圧の鋳造機を開発してくれる企業を求めて、日本企業を含め世界中を探し回ったとされる。そして、結果的に開発に踏み切って実現したのはイタリアのIDRAだった。長さ19.5m、高さ5.3m、クランプ圧が6000tfの鋳造機を実現し、2020年にモデルYの量産向けに採用した。こうした大型高圧の鋳造機は、「Giga Press」と呼ばれている。現在では、日本のUBEマシナリーもギガプレスを開発。自動車メーカーや自動車部品サプライヤーと共同で量産投入に向けた取り組みを進めている」

最初は日本企業含めて探していたのですね。ネット民は「ヘタリア」とか言って馬鹿にしていますがね・・。

日本の強みが無効化されるゲームチェンジが起こる
日本の自動車産業にとって厄介な点は、これまで改善を繰り返して生産性を高め、事業競争力の源泉となった強みが無効化される可能性があることだ。言い換えれば、自動車産業での生産性向上の取り組みに、ゲームチェンジが起きつつある。そして、今のところ日本企業の多くは、世界の新潮流であるギガキャストにおいては、先行者を追いかける立場にある」


「敵を知り、己を知れば、百戦して殆(あや)うからず」
流石、トヨタや東京エレクトロン。業績絶好調の企業は、慢心せずに、負けは負けと認める事。そして転んでたら起き上がり、泣いていたら涙は吹いて(笑)すぐに追いかけること。世界の情勢に対する認識と対応状況が違いますね。
Posted at 2024/08/21 13:32:28 | コメント(2) | トラックバック(0) | どのみちシリーズ | クルマ
2024年08月20日 イイね!

歌の風景その22 ホテルカリフォルニア Hotel California

歌の風景その22 ホテルカリフォルニア Hotel California今日も、私らしからぬ?(笑)メジャーすぎる曲のホテルカリフォルニアを。
イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」 (Hotel California) は、1976年12月8日に発売されたアルバム『ホテル・カリフォルニア』の表題曲。
シングルは、1977年2月22日にアルバムからの第2弾シングルとして発売され、アメリカではオリコン1位。日本では15位の大ヒット曲。
歌の風景ですが、同タイトルアルバムのジャケットのホテル、ビバリーヒルズホテルへ。
ジャケットの雰囲気を感じるなら夕方、マジックアワー位が雰囲気ですが、出張族は時間を選べません。仕事がメインですから(笑)
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警備員がいて、ここから先は、宿泊客のみです。お値段は安い部屋で1泊1,000ドル位です。これは結構前からそう値上がっていないのですが、円安が進んで一泊10万円の感覚が、今では15万弱位ですね。
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位ですね、とサラっと書きましたが、一泊15万は無理(笑) 10万でも無理。。
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歌詞の解釈合戦には参加しません(笑)ですからwikiから。
wikiより
舞台は、コリタス(サボテンの一種だがメキシコでマリファナの隠語でもある)の香りたつ、カリフォルニアの砂漠エリアのハイウェイ。主人公は、長時間の運転に疲れて、休むために立ち寄った小綺麗なホテルに幾日か滞在し、快適な日々を送っていた。しかし、堕落して快楽主義的な過ごし方を続ける滞在客たちに嫌気が差して、以前の自分の日常生活に戻るため、ホテルを去ろうとしたものの、離れようにも離れられなくなった…というミニストーリーである。

印象に残るのは、下記の歌詞。

Her mind is Tiffany-twisted
She got the Mercedes bends, uh
「彼女の心は物欲と虚栄心でねじれている。メルセデスにご執心さ」


Mercedes Bendsと、Mercedes-Benz。
「Bends」はご執心。
海外では一般的に「ベンツ」ではなく「メルセデス」で呼ぶので、「メルセデスベンツ」に聞こえるようにしながら、綴りをみたら「メルセデスにご執心」ってこと。なんのこっちゃ(笑)

“Please bring me my wine”
He said, “We haven’t had that spirit here since 1969”
「ワインを持ってきてくれ」
「彼は言った、"1969年以来、スピリットは置いてございません」


1969年は前出のカリフォルニア・ドリーミンと被りますが、ベトナム戦争激化の頃で、それ以来、アメリカの魂はない・・と。
カリフォルニアの明るい太陽下のビバリーヒルズホテルのたたずまいと、ホテルカリフォルニアの歌詞内容の対比とをすると、何か奇妙な感情がわき上がってきます。
Posted at 2024/08/20 18:24:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | 音楽 | 音楽/映画/テレビ
2024年08月19日 イイね!

EV入門編その⑬ お金にまつわる話など。

EV入門編その⑬ お金にまつわる話など。続けざまですが、EV入門編その⑭ 
先ほど、バッテリーメーカーについて、そしてEQEにとってもネガティブな話を記しましたが、バランスをとって(笑)

EQEのバッテリー、いや電費というか、この酷暑の中、すこぶる快調です。
ですから私のはCATL製のような気がするんですよね~。今の時点、希望的観測ですが(笑)
先日「EVは気温38度で、30%バッテリーが減る」みたいな内容のアメリカ発の記事も見かけましたが、調査対象にはテスラや日産リーフが入ってました。テスラが入って?と思います。またあのメーカーの工作?(笑)
リーフってモデルによってバッテリー冷却が「空冷」だったような・・。これではバッテリー性能落ちますわな。
液冷の場合、ジャガー合わせるとEVでもう4回目の夏での体感として「日本の夏位なら問題ない」という結論に達しています。
下記は、みんカラでは91%位から追ってますが、「86%までのあなたの乗り方で逆算すると、残り航続距離は618km。最大は725kmですよ」と。
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みん友の方のテスラモデル3や日産リーフの1kW/hあたり8km台~10kmには及びませんが、酷暑でも概ね6km程度は出ており、エコモードならもっと良い数字が出ると思います。下記記事を見ても、下道~高速で概ね5.6km/kWh(無給電で500kmちょい)。体感として、遠からずの数字です。
メルセデス・ベンツ『EQE 350+』で東北一周1300km【後編】東北の急速充電ネットワークは思った以上に進化していた!

後半戦は622km走行、平均電費は5.6km/kWhでした。
~中略~
実は現在、EQE 350+の中古車価格を調べてみると、乗り出し650万円という個体がいくつも発見できます。EQEの中古車、結構お買い得かもしれません。

ポイントは最後の文ですね。1,000万以上の車なら冬も夏も性能劣化を気にしなくても良く、1回で600km走れるのは、当たり前だろ?って。確かに。
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この買い方でも、759万円。それに、下取り額を次の車の頭金にできません。下世話な話ですが、
私は既にこの地獄にはまっています(笑) まぁ、1台、5年乗るとしてあと、4,5回でしょうし、最後は「車返却」と「免許返納」でしょうから、もうこの買い方で良いでしょう。
しかし、上記記事にあるように、1年落ちの乗り出し650万円なら、買い方によっては、5年後の下取り額がたとえ200万でも次の車の頭金にもなります。1年落ち位の車なら保証は4年も残っていますし、バッテリーは先ほども記しましたが、10年25万キロ保証です。ディーラーものを手にできれば、家に充電設備が無くとも充電は1年無料ですし。オイル交換等、メンテナンスも必要ない。ですから、以前記しましたが、ディーラーからの試乗車、代車の一斉放出で、半年落ちで500万円台で叩き売られていたのを見た時、私みたいに早まった人は涙が出たと思いますよ😢
さて、標題にお金の話アレコレと書きながら、世間の反応を見ていると費用について誤解が多い内容を記しておきます。タイヤ費用やブレーキ費用は・・どこかで記しました。
①充電器設置費用が何十万もする。
 →通常、自腹でも10万以内でOK。今回のBYDの35万円分の費用もちますキャンペーンではないですが、アウディとか他のメーカーでも設置費用無料、みたいなのを結構やっています。
②EVは自動車保険料がバカ高い
 →私の保険会社の場合、7シリーズよりは安い。車両保険1,000万円上限入れても年間5万5千円。運転者限定、最大割引き等級ですが。
③EVはギガキャスト製法だからぶつけたら大変。車両保険料バカ高い
 →EQE乗りの方は事故率が低いのでしょう(笑)BMW7シリーズの時よりも安いです。車両保険入れてトータルで5万円台は、このクラスなら多分安いと思います。ギガキャスト製法により破損時の修理費用ガー・・こればかりは、テスラの人の車両保険料がどうか?知りたいですね。どのみち、トヨタなどもこの製法で行くらしいです。
④壊れたら高い。
→③と似ていますが、EVは通常の車の3年に比べ、大抵5年保証です。BMWだけはEVも3年保証で5年保証は追加費用必要らしいですが。5年はなにが壊れても無料。経験上、ライトとかシステムとか、エアサスとか壊れるなら大抵3年で不具合でますから、5年お金かからないなら十分安心でしょう。
⑤リサイクル費用バカ高い
 →エアバック込み処理費用込みで24,840円 通常じゃね?
⑥メンテナンス費用がバカ高い
 →EQケアが5年。この間は整備費用ない。ですから、「エンジンオイルやミッションギアオイル交換とかほとんどメンテナンスないから、EVの客は儲からないでしょ?」と思わずディーラーに聞いてしまった(笑)したら「EVはこちらサイドとしてメンテナンスに時間かかりませんし、それに診た分はメーカーからしっかりインセンティブいただいていますから」とのこと
⑦下取り費用がない
→高くはないのは事実。しかし「無い」は言い過ぎ。上記、クローズドエンドで、5年後40%残ってね?BYDもそういうプランありますし。メルセデスベンツなんて、ゲレバー以外はみんなそんな感じだと思います。ただ、事実として、日本では、充電に苦労なく持てる環境の人が50%位しかいません。自宅に充電環境ない50%の人にとっては、EV所有はデメリットあります。また、EV以前にセダンも人気がない。メルセデスEQEとEQSのディーラー車一斉放出時の大暴落は、そんな事実の中起こった奇跡です(笑)
⑧EQEのバッテリー10年25万キロ保証(一般的に8年16万キロ)って言っても、保証切れたらバッテリー交換はべらぼうに高いでしょ?
→これ、8年保証が切れた、9年落ち位のテスラモデルSで、「バッテリーに不具合があり、バッテリー交換を頼んだら230万円でしたと」いうやつが元ネタです。1ドル150円として、15,000ドル位でしょうかね。
テスラの本国サイトを見るとバッテリー交換は5,000ドル~15,000ドルになっていますから、モデルSなんて1万5000ドル(230万円)の方でしょう。
しかし、売れ筋のモデル3や、モデルYだと8年後不具合出ても5000ドル(75万円)でしょうから、230万ガーと言うのはないですね。
ただ、9年目にエンジンのオーバーホールするような車はあまりないですから、余計な出費は確かです。何度か記していますが、今、バッテリー製造の最前線は1ワット=6円の戦いです。EQEを例に取ると、今の値段で下げ止まっても90kW/hなら54万円でメーカーに卸される。メーカーが手間賃など客から倍を取っても108万。10年、25万キロ以降に、108万でバッテリーがよみがえり、また10年乗り続けるならありじゃないかと。(ショックアブソーバーとは経年変化はガソリン車と一緒ですがね)
⑨電力費用爆上がりで・・
→結構高い東京電力で、補助金無、消費税まで込々で1kW/h=31円です。
ガソリンは補助金ありますが、ガソリン補助金無くなればもっと差は拡がるでしょう。
大柄のEQEでもガソリン170円として30km走ります。私のような大型車を乗り継いできたものは満足です(笑)

以上は、あまり出てこない費用の情報だと思います。他に思いついたら、また後日記します。
Posted at 2024/08/19 20:30:58 | コメント(1) | トラックバック(0) | BEV入門 | クルマ
2024年08月19日 イイね!

EV入門その⑫ EQEは燃えているのか? 

BEV入門編その⑫
今日は長いので(笑)結論から。
昨年1年だけでも世界で1,000万台売れたBEV。そんな普及台数ですから、日本にも中国、韓国やアメリカで発生している、BEVの炎上事故のニュースが入ってくるようになりました。しかし、
①EV炎上については、目新しい話題、つまり「(新しい)Newス」になりやすい。事実は今まで何回も触れてきたように世界的(中国入れても)に見ても「率」にしても、「件数」にしても内燃機関車、ハイブリット車よりも圧倒的に少ない。
②特に日本においては、年間5,000件近く発生する内燃機関車、ハイブリット車に比べて圧倒的に燃えていない。
③さわいえ、どのメーカーのバッテリーが搭載されているのか?は気になるところ。世界1位のCATLか、2位のBYD、あるいは世界5位ではあるがパナソニックなど日本メーカー製ならより安心。
④最近のバッテリーは更に自然発火しにくいLFPバッテリーになってきている
⑤EQEが海外で燃えた2件の内、1件はバッテリー以外が原因っぽい。しかし、韓国の方は、仮説として、孚能科技(ファラシス・エナジー)製のバッテリーに原因ありそう。このファラシスエナジー製バッテリーはメルセデスとしても10年、25万キロも保証できるバッテリーなのか?ここを真剣に議論いただき、対応いただきたい。

初めて大きなバッテリーを積むBEV、PHEVの購入を考えている人については、③、④あたりを冷静に見極めればそんなに心配ないかと。メルセデスについても、CATLで、今後上記④あたりだと心配する必要ありません。

さて、本文開始(笑)
BEVの炎上については、今まで触れてきたように「率」にしても、「件数」にしても、内燃機関車、ハイブリット車よりも圧倒的に少ない。「とは言え」乗っている当事者からしたら気にならないか?と言われれば、気になります。
事実、ジャガーI-paceからの乗り換えのきっかけも、バッテリー不良(リコールで不良箇所は交換済み)でしたから。
そのあたりは、こちらに記しています。
ハイブリッドバッテリー故障との表示
リコール続報

ジャガーI-paceに搭載されていたバッテリーは、当時、GMや、ヒョンデ、VW(アウディ、ポルシェ)系、そしてジャガーと世界で結構の炎上事故を起こしていたLGケム(←現LGエナジーソリューション)製のバッテリーでした。
このバッテリーはリコールで、問題部分を特定の後、5分の1を交換いただきましたが「不良箇所が新品でもLG製はなぁ」(←世界3位のバッテリーメーカーですけどね)との思いもあり「LGケム製ではない」とのディーラー情報で乗り換えたはずの、メルセデスベンツEQE。
しかし、海外の情報ではありますが、EQE炎上のニュースが入ってきました。
直近では、韓国で、マンションの地下駐車場に止めてあったメルセデスベンツEQE350が炎上したとのこと。

炎上したのは、メルセデスベンツ「EQEの350」だとの報道。
日本へ導入されているのは「350+」のみ。また、映像を見る限り、AMGでも、AMGラインでもない。左ハンドルなので、おそらくドイツ以外でEQEを生産しているもう一つの工場、北京工場製。日本に入ってきている「右ハンドル、350+」は大丈夫だろう・・との思いもある一方、不安な気持ちになったのは事実で明らかにしてほしいところ。
2023年だけでみても韓国でのメルセデスベンツの販売台数は、76,697台で日本の51,228台よりは大きなマーケットです。何より燃えた、という事実も相まって韓国の当局に求められたバッテリーメーカーについて早速公表したのでしょう。日本の国土交通省はこんなに迅速に動いてくれるのかな?
また、EV比率も韓国7.9%。日本3.6%と日本よりは高いですから、この件は韓国にとってショックだったに違いありません。
「EV(おそらくPHEVも)は充電80%以下のないと入庫させない」と言う地下駐車場も現れたとか。地下駐車場何十万カ所のうちの一部でしょうが、、こういう所は、予想どおり日本より激しいですね(笑)
本件については、まず、ソフトなのか、バッテリーなのか、他の要因なのか?の徹底的な原因追及と、日本についても、バッテリーメーカーの公表と、バッテリーメーカー別にどう対策(ジャガーのように)するのか?を早急に明らかにしてほしいですね。
メルセデス・ベンツ韓国、EV炎上事故で車載電池メーカー公表
出火した「EQE 350」には、中国メーカー「孚能科技(ファラシス・エナジー、Farasis Energy)」製バッテリーが搭載されていたと公表。また同社車載電池メーカーにはその他、韓国のLGエナジーソリューション(LG Energy Solution)とSKオン(SK On)、中国のCATLが含まれると明らかにした。

この中ではCATLのバッテリーだったら良いな。日本のTDKの子会社、ATLを源流とする出荷量世界一位のバッテリーメーカー「CATL」の安心感よ(笑)
EQE炎上の話に戻しまして、
韓国で燃えたメルセデスEQE、日本で販売しているモデルはどこの電池を使っているか公表しておらず

自動車評論家の国沢光宏氏もメルセデス・ベンツ日本合同会社に問い合わせるとのこと。しかし、日本法人も把握はこれからでしょうし、そもそもの本国の対応も遅そうです。まずは韓国なので。
私もメルセデスベンツ日本には問い合わせますが、日本は韓国よりも小さい市場ですからね・・。

もう一つ、アメリカでのEQE炎上事故ですが、原文を読みに行くと、バッテリーが炎上元ではないようです。
Mercedes-Benz EQE Loaner Burns to a Crisp in Florida Garage, Speculations Abound

フロリダ在住の女性が、車の整備中にメルセデス・ベンツEQE 350+の貸し出しを受けたが、ガレージ内で車両が炎上し、自宅を失ってしまった。出火原因はまだ不明だが、車の残骸を見る限り、リチウムイオンバッテリーが原因ではなさそうだ。EQE は、金属部品のほとんどがまだそのまま残っており、これは通常の火災と一致。おそらくバッテリー関連ではない電気系統の問題が原因である。
~中略~
EQEセダンは高電圧バッテリーの監視機能が経年劣化で損なわれる可能性があるとしてリコール対象となっていた。その場合、バッテリーの異常をドライバーに警告する警告が故障時に作動しなくなる。ただし、米国で販売された残りのEQE 350にはすでに最新のバッテリー管理システムが搭載されていたため、リコールされたのは2台だけだった。
メルセデス・ベンツが2023年6月までに米国で3,300台以上を販売したことを考えると、その可能性は低いだろう。
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まぁ、だからと言って、他の電気系が原因って何よ、となりますがね。事実として、アメリカと韓国でEQEが燃えた。
アメリカの1件はバッテリーメーカーの責任では無さそうですが、オーナーとしては、リチウムイオン電池の車の火災は他に比して件数が少ないからいいや、ではなく燃えてはいけないものと思ってます。ですから
【EQS・EQE】
10年間または走行距離250,000kmのいずれか先に達するまで。


それは(仮説として)孚能科技(ファラシス・エナジー)製は、メルセデスとしても10年も保証できるバッテリーなのか?ここを真剣に議論いただき、対応いただきたい。続報は記していきます。
Posted at 2024/08/19 13:50:11 | コメント(2) | トラックバック(0) | BEV入門 | クルマ
2024年08月18日 イイね!

歌の風景その21 ペパーミントブルー

歌の風景その21 ペパーミントブルーロサンゼルスオリンピックが開催された1984年(3月21日)にリリースされた大滝詠一氏のアルバム『EACH TIME』(イーチ・タイム)。
今日はSIDE2 3曲目に収録されていたのがペパーミントブルーを
沖縄の海の画像から 「黙り込んだ貝殻が♪」
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柄にもなく、前日出のラ・オハナで、「ブルーハワイ」(税込み858円)と「フルーツティソーダ」(税込み748円)を注文してみました
背景は例によって、禁じ手?のAI生成。なぜ夕日?無料の商材使用だと夕日バージョンしかなく(笑)
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歌詞に出てくる「ペパーミントブルーのソーダ」だと、本当はマリンレモネードソーダ(税込み495円)気分ですかね(笑)

イラストレーターは、1981年3月21日にリリースされた大滝詠一氏の『A LONG VACATION』(ア・ロング・バケイション)ジャケットの永井博氏から、


『EACH TIME』(イーチ・タイム)では河田久雄氏を起用。



↓河田久雄氏の世界が拡がっています。
[Official] 大滝詠一「ペパーミント・ブルー」Music Video (EACH TIME 40th Anniversary Edition 収録)


気がついたら今でも夏になると、永井博氏、鈴木英人氏、河田久雄氏が描いた世界を追っかけています。
Posted at 2024/08/18 14:07:25 | コメント(3) | トラックバック(0) | 音楽 | 音楽/映画/テレビ

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「@さいたまBond さん
あー特濃ではない箱根に美術館をお持ちの方ですね(笑) 一度お会いしているのでわかりました。たぶん特濃よりも食いつきますので軽井沢の埋め合わせは高くつきそうです(笑)」
何シテル?   09/10 07:06
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