もしかしたら、興味はあるけどタイヤの消耗は心配なんだよね~ってあるかもしれません。ですから入門編として記します。
結論から「ことさらEVが問題視されるいわれはなく、タイヤのコストの心配もそう心配することは無い」となります。
「EVのタイヤは3ヵ月で駄目になる」「EVは、内燃機関車の5倍消費が早い」等の出鱈目か、あるいは極端な情報(←ソースはアメリカの田舎のタイヤショップのおっさんの話とか(爆))に基づいて決めつけた記事がドンドン配信されていってしまっています。比較的わかっている?と思っていた日経新聞ですら「EVの車重によるタイヤ損耗問題」について極端な例を用いて書いていましたから。
よく読むと「世の中の全部の車がEVになり、かつユーザー皆が今の車と同格のEVを購入したら」という前提が100%ありえない話。それを平気で1面に載せてしまうところがなんかアレと言いますか・・。
普通に考えれば、車種によるのでは?と。例えばBYD ATTO3とハリアーは車重1700kgと一緒ですし、2トンのアルファード、ヴェルファイアは、1トンの日産サクラの倍の重量です。でもEQEはアルベルよりも重い(笑)これもまた事実。
ご近所見ていても、お子さんが結婚されて出ていった、等、ライフスタイルが変わったからか、日産エルグランドやメルセデスEクラスから日産サクラに乗り換えるような家も増えてきました。この場合の変化は、うちのご近所においての「タイヤカス」は減ったわけです(笑)
さて、EVのタイヤについては、実感交えて少し記してみます。
ジャガーIペイス。3年、2万キロではこんな感じでした。

ランボルギーニ・アヴェンダドール(V12 エンジン)と同じトルクを持ち、かつ22インチのハイグリップタイヤ。エコモードではなく「ザクとは違うんだよザクとは」という運転を(たまに)していましたが(笑)山はまだ残っていました。
ですから、EVは「5倍タイヤが損耗」するって記事見た時に、例えば同じくらいの車重(ジャガーならFペイス)のガソリン、ディーゼル車なら10万キロ以上走っても上の画像位なの?と言う疑問が。
サンデードライバーの私は「距離」よりも「年」の方が先にくるので、BMW740iの時は、1万キロで交換しています。(みんカラのどこかを参照(笑))
コストもジャガーIペイスにいまだに乗っていたら、距離よりも4年位が限界と思っていますので、どうせ今頃交換していましたから。22インチの特殊扁平、幅タイヤでしたので、どんなに工夫しても20万円コース(ディーラーなら50万円コース)で、内燃機関車でもEVでも、どのみち5年乗るならタイヤのコスト負担は覚悟の上です。
下記は、3ヵ月前の下書き保存を引っ張りだしてきましたので、調べなおして修正必要(←面倒臭い(笑))かと思いますが、
例えば、軽自動車の日産サクラ
日産サクラのタイヤサイズ。155/65R/14 ←昔のコンパクトカー並みの大きさです。価格コムで調べたら
2860円~7737円(レグノ)。今まで調べたことなかったけど、ビックリ価格(笑)
高いレグノをおごっても4本で3万。レグノに工賃いれても4万位?。
仮に3万キロ(多分もっと持ちますが)に一回交換でも問題なくね?って感じです。
ちょっと調べなおした。2024/8/2 最新情報 円安、物価高直撃ですな・・
グッドイヤー EfficientGrip ECO EG01 155/65R14 75S 3,640円(4本で14,560円)
ついでに、日産サクラ購入コスト。
Xの90周年記念車が消費税込みで2,658,700円。
国の補助金が55万円ですから、2,108,700円。
東京都なら55万円(最大70万円)。足立区なら更に10万円。1,308,700円~1,458,700円。維持費は上記のとおり。東京ならこれだけ好条件。
しかし、EVと言うより、東京は自動車の普及率が、最下位の大阪に次いで普及率が全国でワースト2。なので補助を受けられる人が限られますね。
ついでに。車重による道路の劣化問題。
まず、EV含めた多くの自家用車よりもトラック、バスなどの業務用車両は2割を占めており、かつ稼働状況、総走行距離を見てみたらこれら業務用車両の方が圧倒的に高い。
道路劣化(道路損傷度)についていえば、大型トラックは乗用車の比ではありません。
重量1トンの乗用車と比べて10トン積みのトラックは1万倍も路面を傷めます。道路橋にいたっては1テラ倍のとんでもない数値です。しかし、道路法ではこの10tどころか、
「日本の公道で通行可能な最大サイズは単独車両で全幅2.5m、車高3.8m(指定道路を走行する車両の場合4.1m)、全長12m、総重量20t(高速道路や指定道路を走行する車両の場合25t)、最小回転半径12m。 トレーラーなど連結車両の場合は、全長と車両重量が緩和されます」
10トンの比ではない破壊力を持つ25トンまで認められているようです。しかし、そこは道路劣化デメリットよりも恩恵の方が大きいでしょうし、法令に従っているので良いとして、性質が悪いのが、違法改造されたトラック。↓国土交通省からですが
「これまでの調査でも、首都高速道路の主桁に発生する疲労亀裂は主に大型車によって生じることが明らかになっている。さらに試算によると、通行台数のわずか0.3%を占める過積載大型車両が道路橋の損傷の91.5%を引き起こしているという」
これが道路劣化問題の全て。国も誰も4トンくらいまでの車は眼中になくって、叩くべきは道路設計においての上限をオーバーした過積載車です。単純に。
Posted at 2024/08/02 15:20:16 | |
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BEV入門 | クルマ
2024年08月01日
「モーガン(英語: Morgan)は、英語圏及びフランスの人名、地名。
モルガンの表記が用いられる場合もある。 古ウェールズ語の男性名であるMorcant (「海の守護者」)に由来する」wiki
現代英語読みでは、モーガン。古英語みたいにゲルマン(ジャーマン)読みではモルガン。企業で見ると読みが分かれていますね。
モーガン (自動車) - イギリスの自動車メーカー
JPモルガン・チェース - アメリカに本社を置く金融企業
モルガン・スタンレー - アメリカの金融持株会社
という、どうでも良い話はこの位にしまして、自動車メーカーのモーガンの話を。
↓クラッシック 4/4 フォード製1.6リッターエンジン。車重870kg
クラッシック 4/4は生産終了につきフルオーダーは既にできないようです。また日本に入ってきている新車も在庫限り。新車で手に入れるのは最後の機会らしいです。

OPのシートヒーター付きとありますが、いわゆる快適装備は無しで、エアコン無し、パワステ無し、です。

OPのMorgan モーガン ラゲッジラックとレザー トランク型スーツケース。
スーツケースだけでも欲しいと思って楽天市場をみたら、2011年88,000円→194,800円 英国経済強すぎ。いや、日本さぁ・・( ノД`)シクシク…
この限られた積載量と省かれた快適装備。これ日本で維持して乗れる人は、心も何もかも、真に豊かな人だけだと心から思う(笑)

日本への輸入第一号は松本零士氏で、第二号は石原慎太郎氏。さもありなん。

しかし、なぜか「こういう装備」に惹かれるんですよね。見ているだけでお酒飲めます(笑)
↓例えば、こういう装備搭載のディフェンダー。ジャガーIペイスからの箱替え検討時に見かけたのですが、これ見たとき、この装備付いているだけで、ディフェンダー買って帰ろうとしかけました(←未遂)からね(笑)

おまけその①。BMW製 3.0直6ターボ搭載のモーガン プラス6 以前乗っていたBMW740と一緒のエンジンですが、こちとらプラス6は1,075kgと軽量ですからね。0-100mは4.2秒とチョッ速。
パワステ、エアコンも装備。お値段は、クラッシック4/4の倍以上・・。

おまけその②。新宿区は曙橋駅徒歩1分の喫茶店 モーガン。

このロゴマーク、「いいんかいっ!これ」と言った感じですな(笑)

ロゴを自動車のモーガンにここまで寄せてきているのでモーガンの1台位は展示されているのかな?と思い、入ってみると、モーガンは展示されておらず(笑)いわゆる昭和な感じの喫茶店です。メニュー表にはモーガン(車)が透かしで入っていますので、きっと(お店のオーナーは)お好きなんだろうなぁ、と。
ちなみにスマホは禁止(まぁ、スマホ見ている人いましたが怒られている人はいませんでした)。でも喫煙はガンガン可。換気はしっかりしていますが、コーヒーの香りとかを楽しみたいとかそういうお店ではないので、入る人を選ぶかもしれません。
何種類(4種類だったかな)かあるモーニングは720円。場所を考えるとお安く、内容も昭和な感じ。私的には、こういうのでいいんだよ、的な。むしろ好き(笑)

最後の車ってもしかしたらモーガンのような車かもしれない、と一瞬思い(←結構マジ(笑))ながら、こういう喫茶店とともに是非、長く残って欲しいな、と。
Posted at 2024/08/01 12:06:15 | |
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