
本当はパーツレビューでUPできればよいのだけれど、みんカラのパーツレビューの機能がクソなのでブログでレビューします^^
ここ近年、煽り運転によるトラブルが世間を騒がせておりますが、個人的にはそのような被害に遭遇する事は稀です。
ただ、壁ちゃん号は嫁さんの日常の脚として、また次男のバイト通勤や遊び道具として活躍する機会が一気に増えたので、煽り運転抑止の目的で前後同時録画機能が付いた新しいドラレコを物色していました。
そんな時、これまでLEDヘッドランプ等で信頼しているREIZ TRADINGさんから満を持して前後同時録画が可能なドラレコが発売されました。
もちろん中国製である事も認識していましたし、ただ売るだけでなくちゃんと製品性能を熟知して販売されている会社である事をこれまで購入した製品で理解していたからにほかなりません。
前置きはこれぐらいにして、早速製品レビューです。
いくら懇意にしているからといって、全て絶賛!なんていう提灯記事は参考になりませんので、良いところは良い、悪いところは悪いとハッキリお伝えできれば…
まずは外観。

とにかく軽量コンパクトです。質感は感じませんが、そもそも製品を設置する場所がフロントウインドウとルームミラーの間という狭隘な場所ですから、
コンパクト=機能美
と言っても差し支えないでしょう。

タバコとの比較画像でだいたいの大きさは理解してもらえると思います。
リアカメラもフロント同様に後方視界を妨げる事のないサイズになっています。
次に操作性と機能性。

ボタンは全部で6つ。
左上から電源ON/OFF、左中が各種設定メニュー、左下が動画/静止画等。
右側は上下にカーソルキーが割り当てられていて右中が確定ボタンになっています。
モニタは1.5inchと小さいですが、一応撮像がフロント・リア・FR同時で確認できるように切り替え可能になっています。
ドラレコは導入時こそ色々と触りたくなりますが、暫くすると撮影している事すら忘れてしまうので、液晶サイズはこの際問題ではなく、ざっくりどの範囲が撮影できているかの確認ができればよいと僕は思っています。
その意味ではこれまで利用していた
ZAPCOドライブレコーダーも特に問題は無かったのですが、ON/OFFボタンや設定ボタンが躯体上面に小さく配置されていたためちょっと使いにくい部分でありました。
その点、この機種はボタン自体が大きめなので操作に苦慮する事は無いのかなと感じました。
次に設置方法について。
これは若干というか、条件付きでかなりハードル高いです。
電源はシガー電源からの供給という事になりますが、普通にフロントのシガーソケットに挿してケーブルを室内に剥き出しでも良いという方ならば問題ありません。
でも極力室内には出したくない!という場合は、ある程度内装をバラせるスキルが必要になります。
特にリアカメラの延長ケーブルは約6m程度なので、フロア下を雑に這わせようとすると長さが足りなくなると思います。
ちなみに僕のFITは(嫁からの苦情ですぐにON/OFFできるよう)フロントシガー部にリモコン受信付きシートヒーター用ソケットが鎮座しているので、残るのがセンターコンソール内のソケットからの電源供給が条件でした。
まあアクセサリソケットで拡張する手もあったのですが、運転席回りがゴチャゴチャするのは嫌なのでw
ケーブル配線を上手く隠すため、結局センターコンソール自体を一旦外すハメに^^;

作業自体の難易度は低いですが、フロントカップホルダ前のカバー内にソケット電源、USB電源、スマートキー受信用電源があり、以前1箇所繋ぎ忘れをしてエンジンがかからなくなって
D友からヒンシュクを買った経験がありますし(爆)
他にもシフト周りの裏手にSモードボタンに繋がっているコード(このソケットがやたら外しにくいw)が太い指の僕には鬼門。
なんだかんだでドラレコ本体の設置の前に、この作業とルーフサイドのピラーのウェザーストリップ外してケーブル配線したりで、3時間ほどかかってしまいました(苦笑)
なので、ケーブル配線をキレイに取り回したい方にはそれなりに作業時間を設けた方が良いと思います。
ディーラーさんに頼んじゃうって方法もありますが、Dは基本的に社外品取付を嫌がりますし、仮に受けてくれた場合でも技術料工賃2.0h×7千円ぐらいは見込んだ方がよいかも。
では最後に肝心の性能について。
フロントカメラについてはせっかくなのでこれまで使用していた
ZAPCOドライブレコーダーとの性能比較をしてみます。
動画の解像度は同等、フレームレートこそ27fpsと30fpsの差はありますが、これはLED信号チラツキ対策だと思いますので、スペックとしては同水準を確保しつつ半分の質量に収めたという点でVELENOに軍配があがります。
早速近所の国道バイパスを走ってみました。
フロントガラスの汚れはお気になさらずw
VELENO VD1901 FRONT CAMARA
本体モニタで見る分には全く気付かなかったのですが、PCで動画を確認すると「あれ?なんか画質悪くね?」でした。
感覚的なレビューは申し訳ないので、実はZAPCOのドラレコも同一条件で録画しています。
ZAPCO ZD-VR1(変なBGM付、注意w)
できればPCサイトの方でHDで比較してもらえたらと思いますが、同じ1080Pなのにその画質の差は歴然。
追い抜いた軽自動車のナンバーもZAPCOだとはっきり視認できるレベルなのにVELENOだとギリギリ確認できるかな、という感じでした。
途中LED信号も確認できますが、やはりVELENOはチラツキます。
そして昼光からトンネル、トンネルから昼光へという光が一気に変動する場面で有効なWDR性能についてもZAPCOの圧勝でした。
たぶんCMOSの性能差によるものだと思います。
とは言え、これを風景動画撮影ではなく事故や煽り対策として考えれば十分に及第点は与えられると思います。
VELENOはこれにリアカメラ連動という最大の付加価値があるのですから、ある意味この価格はチャレンジングだなーと。
せっかくなので、上のフロントカメラと同期していたリアカメラの動画もご参考に。
VELENO VD1901 REAR CAMARA
拙いレビューでしたが、これから購入を検討されている方や、REIZさんのプレゼント企画に応募されている方(笑)に少しでも参考になればと思います。
実は最近息子が調子こいた運転をするようになって、前をトロトロ走る車に対して暴言を吐くシーンを見たので、
「ドラレコは自分を守るためのモノでもあり、自分の運転を諭すモノでもある」
事を、しっかりと伝えました。
イライラする運転者に対する抑止力になってくれる事を期待しています。
そして僕はと言えば、リアカメラを車内に向けたらモカちん動画撮れるかも、という妄想を募らせる今日この頃です(爆)