
ドアモールの次にカップホルダーの取付を完了したスバル・プレオ。
続いては、この間のデミオでも経験した「リアドアにスピーカーの無いタイプ」の車にスピーカー導入の第2弾じゃ!
別の作業中に確認はしておったンで、今回のリアスピーカー取付では、ドアのスピーカー取付穴まで配線が来とるンで、スピーカーは「ポン付け」でOKじゃ。
ところが、今度のはオーディオまで配線が来とらンので(どのメーカーもふざけとるンかいのぉ・・・)、そのハーネスは自分で用意する必要があるんじゃが、これもメーカーにあるとの事じゃったが、そういうのは遣いたくないわしじゃで、それも自作したハーネスを導入することに。
先週、ドリンクホルダー取付のために採寸した時に、スピーカーだけ先に付けといたンで、今日は運転席の足元までしか来とらん配線を、アンプまで接続すること。
では、先週のスピーカー作業から、自作で配線用のコネクターを製作するシーンを経て、配線を仕上げてしまう所までをご紹介させて戴きましょうかの♪
実は先週のスピーカー取付時は、電子ホーンを付ける予定で作業を開始したンじゃ。
あるオークションで買ったのがこれ。
箱に配線図があって、キーの絵が描かれてて「+」「-」っちゅう表示があるンじゃが、、、

そこに繋ぐコードは商品には無い。
商品の全容。
ハンドルのホーンの絵が描いてあったが、この手のホーンは、そのコードはグランドに落として鳴らすものと決まっておるンで、定番の配線でチェックしてみると、、、

電源が入ったようで、赤いランプが点灯したンで、青のコードをグランドしてみると、
「ポゥフ・・・」
と音がしたらそのままFOし、表示ランプも消えてしもうた。
不良品じゃった。
早速出品者の報告したら、「箱記載の回路図は間違っているので、配線を記したURLにてご確認の上、再度試してくれ」と言われたのじゃが、そう言われても、URLの配線と全く同じじゃったンで、その旨故障だと言う事を連絡。
「再確認後、ご一報を待っている」と言っていたくせに、未だに返事無しじゃ・・・
仕方が無いンで、リアドアのスピーカーを取り付けておき、ダッシュボード側の配線を作る為のギボシが届き、ハーネスを作ったあとで全部仕上げる予定に変更。
ドアトリム引っぺがして・・・
スピーカー部分のビニール膜を破ると、、、

しっかりと、スズキ車と同じ2ピンのコネクターがハーネスにテーピングされとったわい。
これが当然じゃろ。
準備したaiwaのセレブなコンポに付いとったスピーカーは既に配線済みじゃで、、、

ドア側のサキバラ部分に平型オスピンをカシメてはんだ付けじゃ。
このケーブルも、OFC99.99%のスピーカーコードを使用。
結線の様子の写真を撮っとらンかったンで、、、

全く同じじゃで、スティングの時の絵を付けておくことに。
使ったスピーカーはこんなのじゃ♪
スピーカーを付ける前に、長いスピーカーコードを束ねてインシュロックで固定。

最後にスピーカー取付じゃが、10cmより少し小さいスピーカーなもンで、ビス留めは上下2ヶ所のみでご勘弁じゃ。
バッフルが無いンで、上下2ヶ所を、ビスとワッシャーをかませたナットで両面固定とする事に。
上は既存の穴を使い、下側は、カツカツで届いたンじゃが、ドアの穴とビス山の接点で固定出来た~!
隙間から手を入れて、スピーカーまで丁度届く距離で助かったわい・・・。
トリムを戻して終了♪

(画像、左右が混同して済まない・・・)
スピーカーネットから、ホワイトコーンが少し見えとるわい♪
ダッシュ側の配線加工開始!
使うのはこのカプラーで、電格ミラーの時にかき集めたハーネスの残りじゃ。

このピンを抜いて、スピーカーコードにつなぎ替えるんじゃ。
ピンの抜き方。

ピン横に有るロック爪を逃がして引き抜く。
この作業を繰り返して全部外す。
スピーカーコード紹介♪
スピーカーコードの被覆を剥がして軽くはんだ付けしておく。
ギボシ端子を結線して行くンじゃが、今回は、いつもやっとる手作業の様子も紹介しようかの♪
被覆を剥がした部分を挿し入れて、内側の長めの爪を折りたたんでカシメる。
外側の爪を内側に向けて、2つが重なるように三角に折る。

その繋ぎ目をラジペンなどを使って握ると・・・
ヘシャっとなって綺麗に折りたたまれる。
その状態で、少し繋ぎ目(真ん中)を握るような感じでVの字にして、、、

今度は、ラジペンを使って両サイドから握ると、繋ぎ目が上手く内側へ食い込むンじゃよ。
念のため、上からハンダも流しておくのがわしの習慣じゃ。
こうすると、もう少し見易くなるなの・・・?

ははは、余り変わらンか。
同様に、反対側には、先程抜いたカプラーのオスピンをカシメてはんだ付けして行く。

それを、調べたプラスとマイナスの配列に挿し込んでおく。
出来上がりじゃ♪

プラスとマイナスは、アンプ側がどうなっているのか今は不明じゃが、配線の時に確認出来るンで、間違っておれば現場で差し替えればOKじゃ。
一応、カプラーの上下は判ったつもりじゃで、それに準じて繋いだのなら、そのままポン付けでOKの筈じゃかの。
・・・で、本日。
この運転席足元にあるリアスピーカーのカプラーに、自作延長ハーネスを仮挿しして、、、
操作パネルを、、、

パキパキっと外して・・・
オーディオを抜き出して、配線を引っぱり出す。

尚、今回の作業車輌の場合、社外コンポが載っかっとったお陰で、車載ハーネスに別のカプラーを介してスピーカーがギボシ端子で繋がれておったンで、先日用意した自作ハーネスでOKじゃったが、もしコンポが純正品であれば、自作ハーネスのコンポ側を、メスピンを増殖する感じで解決できると思うぞ。
スバルにリアスピーカーのカプラーが付いた割り込み用のハーネスAssyが売られとるようじゃが、

カプラーにメスピン4本追加するだけで解決するンで、該当者さんは是非チャレンジしてみて下され。
(足元の4ピンカプラーが無い場合は、直付けで逃げるしか無いンじゃが)
赤と青がリアスピーカーのハーネスじゃったンで、、、

そこに自作延長ハーネスを繋いで左右の確認。
右は、わし等の持っておる認識と同じで「赤」じゃった♪
配線ミスを避けるため、右の信号系統の首部分に、赤いビニテで印をしておく事に。
オーディオ用のハーネスキットに加工されとるギボシ端子の絶縁用ビニールカバーが、雄と雌とが逆になっとるもンで、自作ハーネスのメスのカバーをカットせんと挿さらンかったぞ!

ま、綺麗に収まったンで結果オーライかの。
ダッシュの内側の大動脈ハーネスに沿ってコネクターを通し、、、

リアスピーカーのカプラに接続っ!!
黄緑が右で、緑が左に繋がっておる。
インシュロックで整頓すれば、スバル・プレオの4スピーカー化が、これでめでたく完成じゃ~♪

リアが8Ωじゃで、負荷がフロントスピーカーより大きい為、音の出具合が押さえられ気味になるじゃろから、フェーダーで後ろ寄りにしておくことに。
オーナーのおっちゃん、音場が豊かになったと大喜びされとったぞ♪