ご近所さんのトタン屋根塗装！

11月25日と26日、いつものご近所さん経由で頼まれた、その方のご友人宅の玄関屋根を塗装して来ましたぞ。

下見は18日に澄ませて材料を揃えといたんじゃ。










塗る前の朽ちた様子。

屋根が瓦や樹脂プレート載せタイプではなく、この辺りでは余り見掛けないトタン板張り。


立ち下がり部分は、飾り加工された板張り。


部分的に鱗が剥げたみたいになっとるンじゃが、剥げてない部分も塗装浮きしとるに違いない。







最初はコンクリートと聞いとったンで、コンクリート用の塗料を用意したンじゃが、当日「木」と判明して、手持ちに木材用塗料の良いものの買い置きがあったンで助かったわい･･･。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B003972WZW/
こやつ、木材に染み込み易く乾きも早めじゃで、丁度塗料が根を張る様な感じで仕上がり保ちが良いンじゃよ。


要らない劣化塗装剥がしの開始！！



最近の業者は、「ペンキがさび止め入りなので上から塗ったらOK！」と言うらしい。

このお宅でも、この塗装で6万の見積もりじゃったらしい･･･。


剥がしてからの撮影。



錆びた周辺も念入りに！



これをせずに塗るなんてプロが居るんじゃのぉ！（･･ってか殆ど）

金を取るプロがする行為ではないわい！


次にマスキング。



無くても出来るンじゃが、コレを施した方が作業が気軽に成りかなり捗るンじゃよ。



木材部の塗装（一回目）

真ん中辺りの3枚を二度塗りして比較。（明るい色になってる所）
二度塗りでここまで完成する面白い塗料。



翌日、トタン部分を本塗装する。



この日は昨日よりもお天気が良かったンで、その場でしっかり多層塗りも出来た。



次に木材部の仕上げ。
昨日の塗りを観察してみようかの。

一回目の塗装でしっかりしみ込んで木材に馴染んどるンで、二回以降の塗料の載リが良くなるンじゃよ。


なので、一気に3度塗りも可能になり、仕上がった様子がこれ。

残っている焦げ茶色の部分が少しの凝って見えとるンじゃが、この塗料の特徴で、時間が経てば塗料色に納まるンじゃ。


29日お昼。
マスキングを外しました。

（白いスジは光の反射）






そして木部を確認してみると、、、



こんなに綺麗な塗料の色に落ち着いとったわい！





最初の色と逆にしてみたンじゃ（トタンを濃い色で木部を明るい色に）。



塗って直ぐは透明度があったせいで下地が見えててムラに仕上がっていた木部じゃったが、乾くとこんなしっかりと色が出てくれるンじゃ（花壇のベンチ塗りで体験済みの塗料じゃで、安心して多層塗りしておいた甲斐が有ったという門じゃな♪）。


この後、郵便局へ定期預金崩しに出掛けて居る時、病院から連絡が入り、パパさんの具合が芳しく無さそうだと知らされたンじゃ。
当初は一般病棟へ行く段取りじゃったんで、結構気軽に病院へ向かったものの、ICUから出られなくなったと聞かされて向かったベッドには、既に危篤状態になったパパさんが苦しみながら、わし等を待っててくれとった。
到着して手を握ると、安心したように脈や血圧が0に向かって･･･


家や機械は、結構傷んでも直せるもンじゃが、人の命だけは別物じゃなぁ･･･。
悔しいわい。

なので世の中を見ていると、自分の命をムダにする人、粗末に扱う人、果ては人の命を蔑ろにする者･･･理解不能じゃ。



今日は、せめてパパさんを家に連れて帰ってあげることにした。
明日はお通夜の準備で大露わじゃが、その前に家族水入らずで安泰な時間を過ごしたいし。