
今日のお仕事。
今日は自分ちの電気工事しました。
壁に外付けされていたコンセントが不細工なので、壁面埋込タイプに変更です。
壁に穴を開けて、3口コンセントを取り付けますが、スイッチしか無い壁面は1極配線しかなくそのままでは電源として使えないので、2極配線の電源は、隣の洗面台コンセントから引き回し出来ているものを分岐して使います。
元々はコンセント用として引いていたのですが、インタホン導入後、「ここってインタホンのコンセントを使わずに隠せるヤン!」と気付いて、スイッチと併設していたコンセントを外して、隠し配線に変更してありました。
その配線から分岐して、壁内に配線を伝わせて増設する計画です。壁内の配線は、いつもの「はりがねくん」にやって貰いますので安心です♪(はりがねくん=針金ハンガー)
これを機に、太めのケーブルで引き回しをしてあったインタホンのベルケーブル配線も、単芯線に交換しておく事にしました。
では、作業の様子をいつもの工程写真でどうぞ!
施工前の画像を撮ってませんでしたが、増設するコンセントの場所は、このスイッチ配線の縦ラインの一番下です。

壁内に有る梁を利用して固定するため、縦に並びます。
廊下にあるピンポンの配線。

元々はインタホンがなかった家なので、ベル配線はここまでしか来ていません。
それをリビングに引き込んだのですが、ウチは1Fの天井がどこも開かないので、仕方なく表面配線で済ませました・・・。
ベルケーブルは、既存のモールに填め込めばOKです。
モールの加工。

ちょっと凝り性かな?^^
壁内の梁探し!
https://www.facebook.com/komacyan/videos/2004368736278369/
壁に隠れてる梁などに差し当たると加工しにくいので、梁がないかどうかを探します。
このセンサーを壁に押さえ付けて、側面のボタンを押します。
赤から緑に変わったら、梁の有無を探すべく移動するだけ。その間ボタンはずっと押しっぱなしです。
梁を見付けたら緑のLEDが点滅するので速度を落として、どのくらいの幅の梁があるのか判別可能です。
但し、梁が壁面にくっついてるくらいの距離で無ければダメで、離れ過ぎている梁は識別できません。
目的の場所には梁が無かったので安心して作業出来ます♪

壁は石膏ボードなので、こんな工具で穴開けと切り取り作業が出来ます。
穴のサイズは、幅は、取付るコンセントフレームと同じ幅で、縦は、取付穴同士の縦径がスッポリ収まる程度です。

(後に中に納めるボックスに固定するビスが入るので)
穴。

当方はもう慣れ慣れなのですが、初めて見る人はビックリされます。家に穴が開くので^^。
穴がこのサイズなので、ボックスも後付けが可能になります。

しっかりこのサイズで開けないと、ボックスが上手く入らず作業性が落ちたり、石膏ボードが割れたりします。
ボックスを中に納めたら、右側の梁にビスでしっかりと固定します。
納まったら、上の電源がある穴からはりがねくんを挿入し、先ずは電話線の所まで持って来て、そこの穴を通過させてから、さっき開けたコンセント用の穴のボックスまで下げます。
引き上げるとき、先ずは電話コンセント部分の壁内ボックスの穴を丁寧に通過させます。

引っぱりすぎて、結わえ付けたビニールテープが千切れることも有るので、そうなるとまた最初からやり直しになっちゃいますから。
はりがねくんの勇姿😅

(細くて白い棒状のもの)
新規配線用のVVFケーブルを、電源ケーブルの引き込みがあるスイッチボックスのところから引き出します。
インタホン用の電源を戻すのですが、今結線しちゃうとインタホンが動作して、作業中にスイッチに触ったらうるさいので、本体は両方とも繋ぎますが、スイッチボックスにある電源の分岐部はあとで繋ぎます。(ケーブルが逃げないように、片方だけ付けておきましょう)
電話コンセントが有ったところの穴を塞ぎます。

部品が無くて大穴が開いているので、気安めに粘土を盛っておきました。
コンセントをマウントします。

配線は、いつも言うように色が決まっているので間違えないように。
しっかりビス止め。

中のボックスの位置が悪かったり固定ビスが緩かったりすると、この固定が上手く行きません。
多くの住宅では、ここがとてもいい加減にされててムカつきます。
インタホンの穴も、粘土で塞いでおく事にしました。
インタホン用の分岐部を結線したら、全ての配線を済ませたことになるので、各機器を元に戻します。
ハイ!
完成です!

電話コンセント部分に電源コンセントを・・・とも考えたのですが、ちょっと位置が高すぎて。
最初から、電話コンセントも通常の電源コンセントの位置にしてくれれば良かったんですよね。こんな中途半端な位置にせんと!
【予告編】
予告編です。
テレビ裏にあるコンセントですが、2階へアンテナ線を引き出しているので、コンセントプレートに穴を開けてあるんです。

これも不細工なので、壁面プレート用F型3端子の分配器を買ってきたので、光テレビの信号を壁面に放り込んで、別のF型端子から取り出すと同時に、別室への配線もこなしてしまうことに^^
全端子電源通過型の3叉を入手すれば簡単です。
表面からは、この部屋のテレビ用の出力を端子として設置し、別室用は壁内から取り出せるようにしています。

ユニットの結線は画像のような1本だけでOKで、別室用のRFケーブルの結線は、今引き込んでいるものをこの空いている端子につなぎ替えるだけでOKです。
(長い場合は切ってF型接線を作り直します)
表面はこんな感じでスッキリ🎊
簡易配線図。

光テレビの配線は、室内にあるDSUからテレビへ送るので、1台だけなら何てことはないのですが、別室への配線は、室内を這わせるか、壁に穴を開けるか、エアコンダクトなどから引き出すかしなければなりません。
ウチはアンテナ端子のあるプレートに穴を開けて、その真後の壁にも穴を開けてケーブルを引き出しています。
これを作業するとき、その穴も専用のケースでシーリングする予定です^^。
おしまい。
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Posted at
2019/01/21 05:58:38