
今日のお仕事。
昨年末、カローラアクシオの爺さまから、
「テレビの音楽番組の音を綺麗に聴くにはどうすればエエん?」
との相談を受けたので、早速爺さまのPCで検索して、ONKYOのアンプを使ってLINE(AUX)にテレビのモニター出力を繋いで鳴らす方法を紹介しました。
価格は、定価4万くらいのものがamazonなら19,800円で出ていたので、その平型コンポーネントのフルサイズ(430mm)のものを候補にして、スピーカーはウチのを提供する方法でお薦めしました。
テレビ台の中には、BRレコーダーとVHSデッキが2段に分けて収納されていますが、その超薄型のONKYOアンプでも入りません。
BRとVHSを積み上げて、空いた方の棚にアンプを入れれば良いかも・・と予測しましたが、紹介しながら当方の頭の中では、家に有る30セット弱の「中古未着手のコンポ」から、一番小さいキューブ型の「XR-MD110」を思い浮かべてて、CDとMDが壊れててもアンプは使えるし、それを持って来て音出しして聴いて貰うことにしました。
今月3日、そのセットを持参して繋いで音出し。
家のテレビでもテストしてみたので、そこそこの効果は有ると判っていましたが、ご本人に聴かせてみないと結果は出ませんしね。
結論は効果バツグン。スピーカーを直置きにして傾けた状態で試聴でしたが、テレビの下向きスピーカーをは雲泥の差・・・というか、比べるのはアンプに失礼なほどの大差でした。
XR-MD110は、ホームセンターで現品処分していた細身の棚がピッタリだったのでそれをゲットし、裏面に穴を開けてケーブルの引出口を作って収納しました。
MD110→http://silencer.s58.xrea.com/xr-md110-aiwa.html
6日。
3日に頼まれていた額の絵の配置変更をしに行った際に、準備してあった棚をセットして、直置きだったコンポを落ち着かせて、スピーカースタンドは、その日までにスピーカースタンドの高さを考えながらネットで見ていたのですが、安くても6000円はしますしデザインもいまいちなので、「こうなったら自作!」と、またまた目覚めて計画する事にして、必要なサイズを測って帰宅しました。
7日。
スピーカースタンド用の化粧面仕上げの材料を色々探して、天板は、クッションフロアのシートをカットして貼り付ける事にして材料を手配しました。底板は、それだと縦棒木材を固く締め付けた時に表面を歪ませてしまうので、ゴムシートに木目をデザインが施されているシートを見付けたので、それをカットして貼る事にしました。(しかも百均で発見!)
その日の明るいウチに、材料の採寸からカットまでを終わらせ、製作は夜間、室内で済ませました。
8日。
配達&設置♡
結果は画像でご覧下さい!!
(製作工程画像は33枚有ります・・・(大汗)
準備した材料たち。

●縦材:赤いマーチのお宅の壁製作用に買ってあった窓枠材の余剰分を流用。
●底板:ご近所で不要品を壊した時に保管してあった木材流用。
●天板:カラオケおっちゃんの踏台で余ったパイン材を流用。
●化粧シート(底):百均で見付けたゴムシート。
●化粧シート(天):台所用のクッションフロアシートを部分利用。
(幅80cm有るので、35cmにカットするので余る)
●その他製作材料の両面テープなど。
設計図。

自分にしか判りませんが・・・😅。
立てて固定したときに安定するように、ほぼ44cmほどでカットした縦材を揃えて、不揃いな木材の切断面を研磨して長さを揃えます。
シャキーーーン(`・ω・´)!!

結構平面です!
これを両面行います。

サイズが4枚ともシビアに合わなければスタンドには使えませんから。
天面用材料をカットして、切断面を研磨します。

190mmx168mmを2枚。
底面用材料をカットして、切断面を研磨します。

220mmx168mmを2枚。
切り出した材料たち。
室内で組み立て開始です。
先ずは仮組立てで載せてみました。

縦材はハの字よりもずらしを加えたこの感じが安定しますし、音の流れも良い効果が得られると考えました。
この足の立ち方から「モデル立ち」と呼ぶ事にしました👣。
モデル立ちの角度の型紙を作成(直角ベースです)し、材料に写して行きます。

左右は逆になるので、鉛筆を塗りつぶしてカーボン紙効果を使って写しました。
70mmなので、端っこからは15mmですが、ビス間隔は20mmです。
コンパネビスで留めるので、この呼び穴径は4mmにしました。
ビス頭面は、シートを貼ったときに膨らまないように、呼び穴にネジ頭用の面取をしておきました。
4枚とも穴が空いたら、カットした底版の化粧パネルを貼ります。

シートは側面にも貼るので、その厚みの分を想定して、幅3mmと縦1.5mm足してあります。
貼ってない面からキリで穴を貫通させます。
でもって、穴位置が判るので4mmビットでしっかり空け直します。
で、貼ってない面からビスを打ち込んで、縦材を固定します。
天板も同様に固定して行きます。

天板の化粧シートはビス頭面になるので、シート貫通作業は必要有りません。
このビスの上からシートを貼ります。
なんか、もう完成感があったりしますね~🎶
もう片方のも仕上がれば、、、
気持ちが焦ってテストしてみることに・・・(苦笑
格好エエやん!

音も、予想以上に抜けが良く驚きでした!
スピーカーの背面が近ければ効果バツグンです!
こうなってくると、天板の白肌が浮いて見えます。

早くシートを貼りましょう!!
あっと言う間に出来上がりました!

気分が乗ると早いですねぇ。
やはり、玄関先のガレージで、人が通るのを気にしながら作業をするのとは、作業効率に雲泥の差が有ります。
ガレージ、家に庭があってその中だったらなぁ・・・。
スピーカーを載せる面には、防振用としてコルクシートを貼っておきました。

滑り止めにも効果があります。
スタンド各部の色が合わないのが最後まで気になっていましたが、爺さまンちのスピーカーは、同じ機種の色違いでナチュラルウッドなので、この天板の色でも合うと思います。
音、20cmくらいの台の上に置いた時と全然違います。

中高音のこもりが否めないモデルなのですが、ほぼほぼこもらず抜けが良くなっています。
底面デザインのアールを気にして、天板サイズはその部分まで伸ばしませんでした。

正解ですね!
完全にSX-LMJ3(XR-MJ3DVDのスピーカー)専用スピーカースタンドですね🥰

幅が168mmなので、ONKYOのD-N9NX辺りも載ります。
https://www.jp.onkyo.com/support/audiovisual/discontinued_products/dn9nx/index.htm
(底面167X260mm)
他はD-052TX,D-112NFX,D-152Eなど。
サランネットを外してみました。
手持ち品に、同じようなミニコンポの付属品で、ONKYOのD-SX7aがありますが、それよりもバランス良く鳴ります。

SX7は、エンクロージャー(箱)の奥行きが結構有って重量も有るのに、ウーファーが安物らしく見かけ倒しの音なんです。昨今のオークションでも値段が上がらずゴミ同然・・・しかし感心なのは、入札する皆さんは良く知ってられますねぇ~。当方、そうとは知らずに買っちゃいました。
背景をフローリングの洋間やリビングにしたら、結構良い感じかも♪(自画自賛)
爺さまの家で設置した様子。

いかがですか?
テレビも、昨年夏に当方が手配したSHARPの4KモドキTVの40U40です。
このテレビ台が結構低く、2大のデッキが入って丁度なので、最初ONKYOのアンプを買った場合、棚板を外して3台積みにするつもりでした。でも、アンプを買うとなると結構大事なのと、他の機能を使わないので勿体ないし、手持ちのミニコンを使う事にしました。
リモコンも使えるので、操作性の面でも問題無いし。
実質時間5時間で製作しましたが、中々の仕上がりでホッとしました。欲を言えば、aiwaのロゴが小文字だったらもっと良かったのですが・・・。
スタンドの見栄えも中々で、更に音響効果が最高だったので良しとしましょう!
ちゃんちゃん♪