
最近、色々なお仕事してますが、懶けててアップがついて行きません・・・😥
本日は、前々から交換したかった太めのハンドルを交換しました。
交換時、純正ハンドルからいくつかの小部品を移植するのですが、そのままでは芸が無いので、一部の部品にちょこっと細工してみました✌️😉
そのため、10分で交換出来るハンドル交換作業は1時間掛かっちゃいました~😅
でも、カーボンシートの仕上がり具合が結構良かったのでOK~❤️🐻🐻🐻
今日まで7年7ヶ月お世話になって来た純正ハンドル。

革巻きなので使いやすいのですが、なぜか両側にあしらわれている樹脂パーツがシルバーで、ずっと違和感が有りました。
今日の交換作業では、この辺りの部品を流用しなければならないので、その時にちょいと加工してから取り付けようと計画しております。
ハンドルだけに、予め準備しておくことが出来ないので、外してからの作業となるため、100%思った通りに出来るとは限らないんですけど。(やるけど!^^)
購入したハンドルです。

中古ですけど、ほぼほぼ新品と同じ状態です。^^
形状はガングリップタイプで、全面パンチングレザーが巻かれていて、縫い合わせは レッドステッチになっています。
ウッドやピアノブラックのモデルも有るのですが、当方的に赤いステッチのタイプに魅力を感じていたので、このタイプにしました。
通常は17,000円位なのですが、2ヶ月ほど前にヤフオクで、「半年使用」の上物中古品が出ていたので、ガンガン入札して9,450円でゲットしてありました。^^
このハンドルの特徴ですけど、あちこちが凸凹してるので、操作性に関して少し気になっています・・・。
赤いステッチ。

何故かそそられます。
スズキ車の「スイフト」には、純正で赤いステッチのパンチングレザーハンドルが採用されているグレードが有ります。

純正品は兎に角高価なので買えません・・・。
では作業を始めましょう!
ハンドルの両脇にボルトが有りますが、一瞬「え!?」って思います。

でも、10mmのボルトですので大丈夫です。
ラチェットでサクッと外す。

両方の2本だけです。
パカ。

簡単に外れます。
ただ、ここにはエアバッグが付いていますので、配線なども有ることから、作業は慎重にお願いします。^^
繋がっている配線は2つだけ。

エアバッグとホーンの配線のみなので、造作も無い構造です。
エアバックの配線は、この黄色い部品をこじって浮かせるとロックが外れるので、あとは丸ごと上に引っぱって外せます。
外れました♪

ちょっと廃車みたいな・・・(大汗
ハンドル固定ナットを外します。
17mmでした。

トルクレンチでもスピンナーでも外れます。
締め付けトルクは、タイヤのナットよりも弱めです。
マーキングは、純正ハンドルを戻すときの下準備です。

あと、今回のハンドル取付時のセンターが判るので、必ずやっておきましょう!
ナットを再度元に戻して、2~3回ねじ込んでおきます。

こうして引き抜けば、事故や怪我の防止になります。
ホーンの線は金属部に当てないように!
クラクションが鳴ります。(バッテリーは外してないので)
ハンドルが無くなりました。
新旧ハンドルを並べてみました。

直径は全く同じでした。
写真は左寄りで撮影したので、純正が小さく見えますね。
移植する部品を外します。

新しい中古ハンドルは、パドルシフトにも対応しているので、全部引っ越しさせます。
今日の課題の灰色の飾りパネルとオーディオボタンを外します。
でもって、この部品2つを部屋に持ち込んで、カーボン模様に改造してしまいます!

今日の課題はこれでした(^灬^;;
大きめにカットしたカーボンシートを、部品のラウンドに合わせて熱を加えながら巻き巻きして行きます。

凸曲部分は比較的簡単。
凹曲部分は熱との戦いです。
寄せ部分。

ハンドルの大きい部品で隠れて見えなくなる部分に、このシワ部分を寄せて行きます。
角部分は、ふにゃふにゃになるまで過熱して形成して行きます。

冷めると、その弄った形に固形化します。
でもって、本日の一番のミソ作業です。

スイッチ穴に併せて折り返すのですが、コーナーへ向けて切り込みを入れます。
その時、最後の位置までカットしてはいけません。
5mm以上残しておき、過熱で自由な状態にしてから、真裏へひっくり返して成形します。
もう一つの穴との境目以外の三辺をキチンと成形し、残った一辺は、両方の穴の折り返し同士をくっつけて仕舞えば良いので、その一辺だけ残して次の穴のカットをします。
カットの様子。(さっきは画像的に良く見えませんでした)

同じように過熱しながら折り返しを行いつつ成形して行きます。
真ん中の部分の様子。

両穴からの折り曲げ部を貼り合わせて、長さをスイッチより短くカットします。
仕上がった、スイッチが有る方の飾り板。
スイッチを入れてみると、、、
バッチリです♪
では、詰まらない加工で時間を喰ってしまいましたが、サッサとハンドルの部品を戻して行きましょう!
ささささ・・・・(汗

置いてある車、ハンドルが無いので廃車みたい。。。
ははは。
これが急ぎたい理由です。
急いでも、配線類は忘れません。
組み立ての最後はこのホーン部分です。
抜くときは作業が自由ですけど、取付は「押す」とホーンが鳴ります。(バッテリー外せよ!^^)

ですが、ここをテコの作用でグイッとすれば、きっちりと納める事が出来ます。
完成!

ハンドルだけでも結構精悍なのに、灰色部分が炭化したので、かなり渋くなりました。
ははは、若いねぇ~~・・・
運転した感じは、、、
未だ慣れてないからかも知れないですけど、フィーリングは余り良くないです。
手のひら回しやハンドルスライド戻しなど、この凸凹に意識せずに対応出来るまでは、試験運転のように温和しくしておきます。^^