11月23日、今日のお仕事。
Kさん宅のダイハツキャンバス。
夕べLINEが来て、「夜に車庫でバンパーぶつけて外れてん!」との事で、本日朝飯前(昼ですけど^^)に見に行ってきました。
外れてましたがそれだけ。
リベットピンが5個外れて仕舞うまで、よくバックを止めなかったなぁ・・・と呆れる次第。
当てたのは助手席側ですが、運転席側のアンダーピンまで外れて無くなっていました。あとは直接近所にあるインナー泥よけ類のリベットピン。
泥よけのピン穴は切れてますが、そのままでも問題ないくらいでした。無くなったアンダーピンを補充して取り付けてると、助手席側の同じ場所のピンが・・・ない!ピンが無いのでは無く、固定用の突起が無いンです。そもそもカットが成されてて、穴はあるけど突起が無いので付けられません。当てた方に近い部分なので、有れば外れて弱ってる部位の補強になるのに、元々カットされてるのでどうしようもありません。ダイハツに「これで純正なの?」と聞くしかないんでしょうけど、本人が気にしないなら電話もしません。
組み立ては簡単ですが、問題は「キズ」ですね。
最近Temuで仕入れたピンク色のマイクロコンパウンドを使って、根気よく時間を掛けて「手作業」で磨きました。傷が深いので、イージーにバフを使って高速回転で磨いて仕舞うと、絶対に患部以外の塗装を多く剥がして仕舞うので。
車、預かって来ました。

角部分は、縦に沢山キズが有ります。
散水蛇口のポールで擦っているので、フェンダーの角はしっかり黒の下地が見えてますけど、車の色にカモフラージュされるので、ここは手を付けません。

自分で填めたそうですが、下に下がってますよね。
上に足上げると填まるのですが、作業前に色々確認したいので今は填めずに。
キズの箇所をマーク。

上の横長は、スーパーでカートで擦られたキズだそうですが、これも磨いて上げましょう。
外れ部分1。

インナーが外れてました。
このままで走ると危ないので、後でしっかり固定してしまいましょう。
外れ部分2。

Kさんが填めたバンパーを外します。
インナーカバーの勘合方法を確認。
変わった形状のリベットホルダー。カバーとバンパーを共締め出来るような設計になってるみたい。

外して確認して・・・、
はい、判りました。
填まりました。
これと同時に、下側にある2個のリベットピンも新しいものに交換して填めましょう。

下のインナーカバー下部の穴が口切れしてるので、少しサイズ変更して、きつめに止まるようにしておきました。
バンパーの勘合方法ですが、返りの付いたボスがあるタイプではないようです。

バンパー側にある4つの穴が鍵型になっているので、フェンダー側の4つのL型ボス(突起)に対して、一旦下めで填め合わせてから、各ボスの隙間を狙って、上に持ち上げて填め込むタイプですね。
一旦先程の位置まで挿し入れて、バンパーをフェンダーに押しつけながら、下を持って持ち上げると、、、
填まりました。

あとは、フェンダーの内側とアンダーにあるリベットで固定しますが、折れてたので新しいものを取り付けました。
リベットピンは沢山有るので、合うタイプを用意しましょう。
ここはアンダーにある突起プレートです。
無くなってたので、合わせて探して見付けました。
ピッタリです。

これビス式ですが、填めるときは叩き入れればOKです。元の部品が飛んで無くなっているため、元々の部品形状は判りません。
でもって当てた側のアンダーも、、、あれ?

突起プレートがありません!無いと言うよりも、綺麗にカットされてます。
見えない部分だからと言って、天下のダイハツ工業が、こんな事で良いのでしょうか??
作業に関係ないので、先へ進みましょう。

キズを磨いて行きましょう!
キズが良く判るようにパチリ!

ここは買物カートのひっかき傷です。
マイクロコンパウンドを掛けて拭き上げて・・・
こんな感じでゴシゴシやって行きます。
掛けて拭き上げてを5回ほど繰り返しました。
完成です。
溝が出来ていますが、これをディーラーで直すと4,5万かかりますので、ここまで見えなければ御の字でしょう。

引っ掛けて白く削れた点があるので、タッチペンで隠しましょ。
散水蛇口のポールに引っ掛けた時に出来た、きつめのひっかき傷(点々)ですが、近所のおっちゃんが乗ってたミラクラシックの色に似てて、そのタッチペンが未だ残っているので、チョン付け塗りして隠して仕舞いましょう。

それだけですが、念のために周囲は要マスキング。
塗ったばかりの塗料が、手や服に当たって別の場所に色が着いたりすることもあるので。
出来上がりを、日陰から日向へ向きを変えてチェック。
俯瞰から見ると一番酷く見えていたものも、ここまで目立たなくなりました。
良い感じでは?

カートでやられたひっかき傷は、バンパーもフェンダーも樹脂製なので、金属パネルのタイプよりは溝が残ります。よく見ると、痕跡が見えますね。下地までいってなくて助かりました。
タッチペンが乾いたので、粗仕上げワックスで全面を磨き、グラスワックスで仕上げました。

散水蛇口で擦った前側の縦部分、綺麗になってますね。
白くなってたキズは殆ど見えませんね。

フェンダーも樹脂なので、キズの溝は、金属パネル面より残りやすいですし。
フェンダーアーチの角は黒いままですが、塗装になるので仕方なし。
もし隠したいというのでしたら、フェンダーアーチモールをお薦めしようと思います。
納車。

コンパウンドはほぼ全部使ったのと、リベットピンを5個使ったので、合計1,700円也。
Dへ頼むと、作業部がバンパーとフェンダーの2面になるので、低く見積もっても4~5万は取られます。最近の板金塗装費用、当方が車に接し始めた頃の3倍くらいに上がってますから・・・。
ではでは~🍀
P.S.
MH23Sの洗車は見送りになりました‥。
ゴメンね😆
Posted at 2025/11/25 17:31:10 | |
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