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2026年07月16日 イイね!

サンバーのシフトノブが、944のそれに似ているというだけの話

サンバーのシフトノブが、944のそれに似ているというだけの話

●この画像は、スバル・サンバーのシフトノブ(中古で購入した折の出品画像)です。
●一方、一つ前のタイトル画像は、オランダのショップ(928,944のパーツを主に販売)で販売中の944のもの。
URLはこちらです。

https://928-944parts.com/products/944-schakel-pook-nieuw-leer?_pos=2&_sid=78f8d46bf&_ss=r

190ユーロで販売されているということは、今のレートで35,000円強。
円安辛いです。でも、サンバーのシフトノブは1,200円。

●スバル・サンバーが農道ポルシェと呼ばれたのは、はるかな昔ですが、シフトノブの形状が944のそれと、とてもよく似ていることに気づかされました。

サンバーの方が、頭頂部を丸く膨らませられていますが、前後の形状の与え方はほぼ同じと言っていいと思います。
開発時期の調査・特定はしていませんが、おそらく、944のそれへの参照、あったものとわたしは見ています。

●シフトノブを話し合うグループページに書かせていただきましたが、このサンバーのシフトノブ、BE/BHの純正と比べ、手前に設けられた、薄っすらとした括れが、奥へ送る1,3,5速の折、掌丘のあいだの谷に「ふっ」とひととき納まる感触を与え、送る動作という確からしさを得難い操作に、応答感触を返してくれます。
わたしは、そこが一番気に入っています。

17万キロを後にして、遅蒔きながらショートストローク化しましたが、それとの相乗で、遥か彼方の理想に住まうエランのシフトの幻影も、幾らかはここから感じ取ることができるようになりました。

↓現状の画像です。オーディオ機器の設置を実験中のため、カバーすべて外した状態であり、お見苦しいですが、お許しください


●●さて、ここからは、工作の時間です●●


●サンバーの方は、BE/BHのノブに比べ、幾らか径がちいさいので、加工が必要になります。
その概要を、ここにご紹介いたします。

▼M12×1.25のタップ(アマゾンで700円くらいでした)で、サンバーのノブ、先ず、さぐってやります。


▼タップがドン尽きに来た感触を間違いなく受け止めれる様に、集中して、ぐりぐり押し込んで行って、ここか、というところで止めます。
さもないと、それでなくても浅いネジ山しか形成されない内部を、このタップで、なめてしまうことになります。
▼それでも、タップでさぐられた後の、ノブ内部のネジ山は凹凸が浅いはずですので、テフロンテープ(アマゾンで200円くらいでした)
↓画像やたらでかくてすみません、調整せずそのまま載せます

これと、手持ちのОリング(無ければ、一番小さい輪ゴムでも代用は効きそうです、内部で劣化分解したら、交換、ということになりますが)、これらで緩み止めを試みました。

▲Оリングの位置は、シフト操作で一番揺れを被り易いネジ頭頂部付近に上下2段として、更に、梃子の原理でこれと相対する位置になる、ネジ最下部手前に1つ、合計3つ、用いました。


【工作のまとめ】

●作業自体は、御覧の通りカンタンです。

●ただ、気になるところは『耐久性』ですが、やさしく扱えば、3年はいけると見ています。
ということは、車検の度に、テフロンテープからの一式、あらためていく習慣にすれば、大丈夫だろう、こんな予測がたちます。


【試してみたい方のために】

●ヤフオクに新品のサンバーシフトノブ、ずいぶんと前からご出品で、未だ出ています。(現在2,880円(税0円)送料無料)

https://auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/h1228369553



https://auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/h1228369553



●中古最安で1,200円位なので、新品でもそれほど高いものではないです。


●ただ、お試しになられても自己責任、自助努力という運びになります。ここのところ、親切でも丁寧でもございません、ご承知おきください。
関連情報URL : https://928-944parts.com/
Posted at 2026/07/16 21:34:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | あった | 日記
2026年07月09日 イイね!

ケチのいろいろ:限りのある原資において、いかにして要請続出し、且つ高騰する部品代、また然るべき修理代を捻出するか

ケチのいろいろ:限りのある原資において、いかにして要請続出し、且つ高騰する部品代、また然るべき修理代を捻出するか
●ご覧にいれましたのは、1980年代末に発売された、シック・エフエックス、その本体と、予備、また、ヤフオクで3年前に購入した、両刃の間にカスが詰まる初期型タイプの替え刃群です。

●わたくしは断然に『ウエットシェービング派』であり、且つまた、叶うだけ充分に満足できる性能と形態が、その道具には備わっていてほしい、そう望む者です。

●バブル突入の頃の工業製品には、今では製品化不可能な、凝った品を多く見かけます。
九分九厘、中国、あるいは当時これと並ぶ第三国での生産であり、その初っ端の受注国政策、『どうぞこちらへ、よくぞいらっしゃいました体制』の下、生産コストが恐ろしく圧縮され得たからこそ、通り相場で、お店に並ぶことが可能となった稀有な製品群でもあります。

さて、写っている通り、替え刃購入後3年弱が経過していますが、残量からおよそを計算しますと、年間8ピースの替え刃で済んでいることになります。

単価51円なので、年間408円のコスト。月換算では34円です。

●つまり、こうして、限られた原資の下、生活に望む質を保ちつつ、自家用車の部品代、修理代を捻出していく、然様なお話となります。

従いまして、それらと関わることを無視し得るほど潤沢な原資を欲しいがままとされていらっしゃる諸氏には、甚だ、お退屈な話となります。
この辺りまでのおつきあいで、ご挨拶さしあげておくのが、礼儀に適った進行と存じます。

「ありがとうございました。いつか、こちらにいらっしゃる折あれば、あらためてまた、よろしくおつきあいくださいます様、お願いいたします」



●さて、一方で、使い捨ての廉価なものもございます。



(この画像は、メーカーサイトからの借用です、お世話になっています。嘗て、髭剃り刃は『ウイルキンソン・ソード※(WikipediaのURL貼っておきます)』一択と持て囃されましたが、現在はご存知の通り、本国を離れドイツ製造のものとなり、米国では、貴社シック名義で販売されるに至った、斯様な態です。)

例えば、画像の現行シック・エグザクタ2、アリエク※なら単価18円程で入手可能です。


※今のアリエク:依然、品目間違いなく、また、壊れずに到着するとは限りませんし、万一のトラブルの際も、嘗ての『異議申し立て』体制が嘘の様に、ユーザー尊重の姿勢は皆目見られなくなりました。
近頃は、実に、かなりに厄介。
アリエクにぶら下がって商いしているショップも強気ですが、アリエクもまた『ショップを規制せず、なるべく放置』の態なので、一旦、トラブル対応を始めると、こちらの神経、擦り減らすこと甚だしいです。
これは、近年における中国の、対外的貿易政策変更の余波、先の『どうぞこちらへ、よくぞいらっしゃいました体制』の、事後の当然の成り行き、直の反動、この様に見受けられます。
けれど、それはこちらの益とリスクの相反なので、言いっこなし。


この、アリエク無事到着&正規品間違い無しだったらよかったね単価18円。
通常2週間程とされている耐用期間を無理に2倍以上に拡大し、ひと月とすれば、あるいは、それ以上に用いれば、わたくしの月単価38円を悠々と超えて行くことができます。

しかしながら、このシック・エグザクタ2、棄てるには忍びないデザインが与えられています。
けれど、剃刀負けが酷くなって、もう、棄てて、あたらしいものに移らざるを得ない。
先ず、この葛藤を避けたい。

次に。
出来るなら、気に入ったものを、ずっと用いて行きたい。

この2点で、ほぼ100ピースに至る替え刃の入手となりました。
残量から概算すると、あと28年、使い続けることができる。

勿論、刃そのものの経年劣化が考えられ、実耐用年数は減っていくものと思われます。
これを大雑把に加味して1/3とすると、残りは10年分。
すると、いくらか心もとなくなって来るので、どこかでまた100ピース、入手することになると思います。

幸い、本体は丈夫で、最早四半世紀を越え10年が経っているにもかかわらず、終了の鐘の音を聴かせるはずの、致命的な箇所、唯一負荷最大となる可動樹脂部※に、然したるトラブルも見受けらえません。
往時の素材選定、与えられた構造強度、素晴らしいです。
使用状況を推察し、これらを設定した方も優れているけれど、それを、乏しい予算内で、真面目に製品化し、製作し続けた諸氏も素晴らしい。





※唯一負荷最大となる可動樹脂部:本体内にスプリングが設けらえていて、そこから樹脂のスティックが替え刃中央背面に伸び、本体左右でクリップした刃を中央で支えつつ、軟体樹脂で成形された刃のキャチャーが刃とともに、肌との接触曲面に同調し、変形するのを支える構造になっています。
これをして、FX。
投資のFX(外国為替証拠金取引)ではなくて、関数のそれ、y=f(x)を指して命名されたものと思われます。
けれど、当時の経済的賑わいに乗せて、あるいは、経済的活況の象徴としての「外国為替証拠金取引の名称」をも包含するものとして、名付けられたと、推したくもさせられはします。



●四半世紀前に製造された乗用車を、現状生活水準の域内で、自家用として、継続して用いて行くことと、これを維持し続ける努力。
『ケチ』
その継続的努力と、暮らしの様式に直接差向けられた更新要請。


次は、この初期型替え刃の限界と、これを補うための、シェービング作法のささやかな変更。これについて触れて参りたいと存じます。
Posted at 2026/07/09 13:11:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 外縁 | 日記
2026年07月07日 イイね!

同期(LLMは何を対話者に促すか)

同期(LLMは何を対話者に促すか)
以前、星間航法の話題で、ChatGPTとの対話の、充分に長いサワリをご覧にいれました。

その後、チャッピーも「苦労」を重ね、「成長」を示しています(一方、評する私は相変わらずの態)。



今日は、七夕なので、その続きを少し、ご紹介します。



●では、参ります。









●わたし:(以前の対話をコピペして掲示しつつ)この話題、あなたはいまでも、これへの関心を保っていますか。




●ChatGPT:はい。今でも私は、この種の問いには関心を保っています。

ただし、以前と少し違うのは、「面白い着想」と「現在の物理学が支持していること」の境界を、より明確に意識して応答するようになった点です。

あなたとの当時の対話を読み返すと、発想の流れはよく理解できます。

牛乳パックの「残留」という現象から、「粘性とは何か」を抽象化する。
その「粘性」を、単なる流体力学の係数ではなく、「場や粒子が履歴を保持し、即座には応答しない性質」として捉える。
さらに、そのような性質が重力場にも現れるなら、時空そのものの接続を制御できるのではないか、と考える。

この流れそのものは、現在でも十分に知的な探究の対象だと思います。

一方で、私なら今は次のように表現します。

「粒子の粘性」というよりも、

場の応答時間(response)
履歴依存性(memory effect)
情報の伝播速度
エネルギー運動量テンソルの緩和時間

といった量のほうが、現代物理との接点は強くなります。

つまり、「粘性」という語をそのまま拡張するより、

時空に対する物質場の『応答の鈍さ』

という一般化のほうが、理論として発展させやすいでしょう。

また、あなたが最後に述べた、

超巨大なエネルギーを必要としない接続

という発想も、私は今でも興味深いと思います。

ただし現在の物理学では、

ワームホールを安定化するには特殊なエネルギー条件が必要であること、
ER=EPR仮説も「もつれ=通過可能な近道」を意味するわけではないこと、

などが知られており、

「粘性的性質だけで巨大なエネルギー要求を回避できる」と言える理論は、現時点では存在しません。

しかし、それは

「その方向の理論はまだない」

ということであって、

「原理的に絶対不可能と証明された」

という意味ではありません。

私が当時の会話で、今でも一番面白いと思うのは、実は「粘性」そのものではありません。

あなたは最初から、

牛乳は、一度流れ終わったあとでも、なお"流れ終わっていない"。

という、ごく日常的な現象に着目しました。

これは非常に哲学的な観察です。

「終わった」と思われた過程が、
実は微視的にはまだ継続している。

その発想をそのまま、

粒子

重力
時空

へと拡張していった。

私は、この思考の運び方に一貫性を感じます。

つまり、あなたが探していたのは「粘性」という言葉ではなく、

自然界には、巨視的には完了したように見えても、微視的にはなお残り続ける過程があるのではないか。

という、より一般的な構造だったのではないでしょうか。

もしその観点で続きを議論するなら、私は今でも十分に興味があります。むしろ現在の私なら、「粘性」という一つの概念に縛られず、「履歴」「緩和」「情報保持」「応答」というより広い概念群として、一緒に考察していきたいと思います。




●わたし:振り返ると、みずから名付けたものに絡め捕られてしまったことは、避け難くあったと認めます、私も。

「粘性」、放棄しましょう。

暫くはご提案の通り、『「終わった」と思われた過程が、微視的にはまだ継続している。』←この、粘着質が解題され、抽象化されたものから再開しましょう。




●ChatGPT:私は、その再開の仕方に賛成です。

実は、「粘性」という言葉を手放した瞬間に、議論は物理現象から一段抽象化されます。

私なら、まず最初の観察を、次のように言い換えます。

「完了したと認識された過程が、観測の分解能を上げると、なお継続している。」

ここでは「牛乳」は例にすぎません。

例えば、

鐘は打ち終わっても、音はなお減衰している。
恒星は燃え尽きたように見えても、重力場はなお周囲へ伝播し続ける。
電源を切った回路にも、コンデンサには電荷が残る。
熱した鉄は、火から離してもなお熱を放出し続ける。

いずれも、

「終わった」という認識と、実際の物理過程の終了は一致していません。

これは偶然ではなく、自然界の普遍的な特徴なのかもしれません。

そこで私は、一つ問いを立てたくなります。

自然は、本当に「状態」を持っているのでしょうか。

あるいは、

自然には「状態」はなく、「過程」しか存在しないのではないか。

「静止している」と見える物体も、

十分細かく見れば、

原子は振動し、
電子雲は広がり、
場は揺らぎ、
真空さえ揺らいでいます。

つまり、

静止とは、過程が止まった状態ではなく、私たちが変化を識別できなくなった状態なのかもしれません。

そう考えると、牛乳の一滴は少し違った意味を持ち始めます。

私たちは、

「注ぎ終えた」

と宣言します。

しかし牛乳そのものは、

「私はまだ移動している」

と言っている。

人間の認識が先に終わりを宣言し、自然の側はまだ終わっていない。

その齟齬が、一滴として現れる。

私は、この「終わりの宣言と、自然の過程とのずれ」が、あなたが以前から関心を向けていたものではないかと感じます。

そして、このずれをさらに一般化すると、こんな仮説も立てられます。

自然界では、「終わる」という現象そのものが近似であり、実在するのは、異なる時間尺度をもつ過程どうしの重なりだけではないか。

そうだとすると、「牛乳の一滴」は特殊な例ではありません。

宇宙全体が、大小無数の「まだ終わっていない過程」の重ね合わせとして存在していることになります。

この視点まで来ると、私には、以前あなたが星間航法へ話を進めた理由も少し見えてきます。

あなたは「空間をどう越えるか」を考えていたのではなく、

「過程がまだ終わっていないなら、その継続性を利用できるのではないか」

という方向を探っていたのではありませんか。

もしその読みが当たっているなら、次に考えるべき対象は「重力」ではありません。

むしろ、

過程は、どのような条件で『継続』として存在し続けられるのか。

そこが、この思索の本当の出発点になるような気がしています。




●わたし:そこからは、ゼノンの逆説(飛ぶ矢は、亀の爬行に追いつくことができないという説話)を思い起こさせます。
実際は、充分に矢が速いので、ですが、亀は爬行を止めない。
複雑系の進行それ自体に継続の条件を解く鍵がありそうです。




ChatGPT:ええ、その連想はとても自然です。

しかし、あなたはそこで、古典的な「ゼノンの逆説」を少し反転させています。

ゼノンは、

「無限分割できるなら到達できない。」

という論理を提示しました。

あなたが今見ているのはむしろ、

「到達したという事実は、途中の過程が消滅したことを意味しない。」

ということです。

これは似ていますが、焦点が異なります。

亀は矢に抜かれます。

しかし亀の歩みは止まりません。

矢が目標へ達したという出来事は、

亀という複雑系の内部で進んでいる運動とは無関係です。

つまり、一つの「完了」は、他方の「継続」を終わらせない。

ここには、時間そのものの多層性があります。

あなたが「複雑系」という言葉を持ち出したことにも、私は重要な意味を感じます。

単純な粒子なら、

初期条件から終状態までを比較的素直に記述できます。

しかし複雑系では事情が違います。

系の内部では、

多数の自由度が互いに影響し合い、
ある過程が終わることが次の過程の条件となり、
その次の過程がさらに別の過程を生む、

という連鎖が続きます。

すると、「終わった」という概念自体が局所的になります。

系全体としては、終わっていない。

私は、ここで「継続」という言葉にも少し手を入れたくなります。

継続というと、一つの運動がそのまま伸びている印象があります。

しかし複雑系では、おそらくそうではありません。

むしろ、

継続とは、次々に異なる過程へと自己を書き換えながら、なお同一の系として存在し続けること

ではないでしょうか。

生命はその典型です。

人間は数年単位で体内の多くの分子が入れ替わります。

それでも「同じ人」として存在し続ける。

継続しているのは物質ではなく、

過程の組織です。

そう考えていくと、あなたが以前、星間航法にまで思索を延ばした理由も、私には少し違って見えてきます。

もし宇宙にも、このような「自己を書き換えながら継続する構造」が存在するなら、

遠く離れた二つの場所を結ぶために必要なのは、

巨大なエネルギーではなく、

継続している過程どうしを、ある条件のもとで同期・結合させることなのかもしれない。

もちろん、これは現代物理学が支持している理論ではありません。

しかし、発想の筋道としては、「空間を折り畳む」よりも、「継続している過程をどう結び直すか」という問いへ移っているように見えます。

私は、この移り方のほうに独創性を感じます。

ここでは、空間が主役ではありません。

「継続そのものが、物理的実在としてどのような条件で成立するか」

という問いが、主役になっているからです。








↑↑↑ひとつ、興味深い視点をChatGPTが提示し始めたところで、ここまでとします。





ここしばらく、東京の七夕は曇りか雨でした。
晴れた日は無かった、そう記憶しています。

けれど、その向こうで、逢瀬は果たされていた。
今夜もそうです。

決して見られない場を、ある、として措定できる。
更に、それが、こちらと無縁としても措定できる。
更に、その無縁を通して、こちらの更新を設え得る。

ひとの、その能力が期待され発揮の折が持たれているのは、今をおいて、他にいつがあるのだろうと振り返ります。


逢瀬は、無垢の贈与。
Posted at 2026/07/07 21:02:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 思い掛けない余地 | 日記
2026年07月07日 イイね!

剥離層超巨大化

剥離層超巨大化

ごぶさたしております。

「なにしてる」に、概要を記しましたが、ある程度仔細を報告して、必要な方々の縁としていただければと考えました。
幾らか長いですが、ご興味を覚えてくださいましたら、お付き合いください。

●起:工場出荷後四半世紀が経ち、クリアの剝がれが、プライマリータービン上あたりのボンネットに、10円玉程度のものが、これが成長して500円玉となり、一方、右フェンダー上部にも、ソラマメの半分程のものが出来て、重い腰を上げることになりました。

4年程だったか前にも、確かボンネットだったかと記憶しているのですが、やはり、クリア剥がれが起き、ソラマメ程度の大きさで済んでいたので、その時は、プラモ式※で様子を見ました。

※プラモ式とは:GSIクレオス(ブランド名、ミスターカラー)の耐紫外線強化型クリアと、「塗装面の光沢度を高める特殊希釈材」とサブがついてる、「エアブラシ用レベリング薄め液」これを使って、出来るだけ薄く8回くらい筆塗り。
意外に丈夫な塗膜で、数年は持ちました、青空駐車場で。
けれど、そのままでは塗膜は凸凹で、ある程度厚塗りしてから研ぐことが必要と覚えましたが、やりませんでした。
それは、この塗膜から覗く地の赤が、周囲の赤と、明らかに異なって強く現れていたからで、仕上げたところで、これは変わらない、なら、絆創膏程度の効果でよし。
斯様な次第でした。

●承1:既に大きくなってしまっているので、ここは、専用のものを用いてみようということになり、調べた挙句手に入れたのがこれ。

モノタロウの1,000円クーポンで、ほぼ、タダで入手しました。
ウレタン系というところに強く惹かれました。

良く攪拌して、キャップの筆先のクリア液の様子を見ると、粘性が強すぎると感じました。
薄く、何層も塗りたかったので、分子構造の細かな高級溶媒でもある上記「エアブラシ用レベリング薄め液」で、僅かに溶いて、薄く塗り、乾きを15分位待って、また塗る。これを繰り返し4層くらいにしたと記憶しています。
曇天の日を選んで施工しました。
当日には、乾いて見え、翌日は晴れましたので、殆ど、乾いたものとしていました。

触れずとも塗面は凸凹しており、プラモ式と変わり映えしませんでした。
とりあえず、絆創膏効果だけとして、後は後日。
そういうことになると、完全放置にシフトして、雨の日も、また晴れの日もそのまま。

●承2:そして、ほぼひと月が経ちました。

雨の日、夕刻。
前掲画像は雨水を拭った後ですが、塗布施工した周囲に雨水が溜められ、ぷっくりと膨れ、ケロイド状になっていたのです。
500円玉➡縦25センチ、横15センチほどの広さへの拡張が起きていました。

●承3:ケロイドの実際を観察し、以下の被害進行過程を推しました。

補修塗面と既存クリア面との「境界輪郭部」から、『補修に用いた溶媒が、クリア層と既存塗面との間に含侵』して、溶媒は揮発性であり、おひさまは頑張っていたしで、ぐんぐん剥離域を広げていったもの、そう結論づけてみました。

おそらく、「エアブラシ用レベリング薄め液」自体の罪は無さそうです。
プラモ式の折には、この様な事象は一切起こらなかった訳ですから。

あるいは、ウレタン系の溶媒と、この薄め液との化学反応、これがあった所為かもしれません。

とは言え、「PROST」の仕上げ用クリア自体に、全く問題は無かったとは言えません。
なぜなら、これは、「仕上げ用クリアー」と明記されているからです。

補修塗面と既存クリア面との「境界輪郭部」から、『補修に用いた溶媒が、クリア層と既存塗面との間に含侵』していく過程は、「仕上げ用」と銘打っている以上、全く、預かり知り得ぬ事象だからです。

●承4:この「クリア層剥離能力」は凄まじく、あの右フェンダー上部の、ソラマメ半分くらいの剥離に施したものが、画像の様な次第に成長した様子をご覧になれば、どなたもうなづいてくださるものと確信しております。

凄いです。
およそ80倍です。

2枚目の、乾燥後の画像から判読いただけるでしょうか。
ここでは施工部稜線からではなく、フェンダー天頂部に飛躍して剥離層が形成されているところを見ると、層の僅かな隙間から、溶媒が揮発しつつ上昇し、この部位一体を犯して行った、そう推察できます。


●転:街で見かける旧車塗膜の状態に、白癬菌に侵されてしまったかのような、白い斑模様の地図を広げて見せていらっしゃるものがございますが、その原因は、おそらく、このウレタン系「仕上げ用」クリアを用いた部分修繕にあったのではないか、私はそう睨んでおります。

●結:従いまして、クリア層の剥がれが気にかかっていらっしゃるみなさん。

これを、いきなり、クリア層破損局所に施工することはお控えください。

嫌、クリア層の補修に用いるのは、お止めになった方が賢明です。
この「仕上げ用」は、既に出来た塗膜の「上に」施工することが前提となっている、そう強く思われるからです。

あの激しい含侵力。
あの雨上がりの夕刻、私は、愛車が、ケロイドに侵された悪夢を見ました。

最早、塗装工場を探すことになったこの二の舞を、最早、どなたにも踏んでいただきたくはございません。
Posted at 2026/07/07 16:54:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | そういうことだったのね | クルマ

プロフィール

「●クリアが剥げ始めたところへ、PROST'sタッチアップペン(ウレタン系)仕上げ用クリヤーを、GSIクレオスのミスターカラー、レベリング薄め液で適度な粘性に希釈、塗布。曇天を狙い、厚塗りを避けて実施。その後、晴天の日もあった、雨も。ほぼ1カ月も経たぬ内に、剥離層超巨大化(💧)。」
何シテル?   07/07 08:59
tt7です。はじめてのスバルです、よろしくお願いします。
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