助手席足元の遮音

ダイケン遮音シート940SSE(なぜか東日本用)をまずは助手席足元から施工しました。

遮音シートは厚さ1.2mmの高比重物質配合リサイクル塩ビ樹脂と不織布を貼り合わせてできています。ハサミで簡単に切ることができます。粘着にはなっていません。１平方メートルあたり２キロ弱の重量があります。

毛むくじゃらの腕は気にしないで下さい(笑)

キックパネルとスカッフプレートが一体化した部品を取り外し、フロアカーペットをめくります。これぐらいまではシートを外さないでできます。フロアカーペットには純正で軽く防音処理されています。フロアの鉄板をノックすると、ドアアウターに比べるとそこそこ硬い感じでした。

まず新聞紙を当ててみて型を取り、遮音シートをハサミで切ります。新聞紙見開きぐらいの大きさになりました。これを床に敷きます。足元のECUボックスからさらに奥まで、鉄板がむき出しのところは全て覆うようにします。シートが大きすぎた場合は、ハサミで切りながら寸法をあわせます。さらにセンターコンソール付近にも細長く切った遮音シートを押し込みます。

曲面のところはハサミで切込みを入れます。サイドからも音は入ってきますから、端の方はシートを垂直に沿わせます。

まずはこれで助手席側完了です。作業時間は30分ぐらい。最初は床板にレジェトレックスを貼ろうと思っていましたが、ノックしてみて思ったよりも音が響かなかったので貼りませんでした。運転席側はペダルがあって手間が掛かりそうだったので明日に持越しです。

遮音の効果はありました。エンジンのカリカリした高音成分が未施工の運転席側から聞こえてきます。また、不思議と左スピーカーの低音が締まって聞こえました。今回、遮音シートを１メートル弱使ったので材料費は約300円。これは期待できそうです。