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イイね!
2016年10月03日

ヨーコントロールの話

このところ自分自身の運転練習に明け暮れて、ずいぶんこちらのブログもご無沙汰しておりましたが、先日、ダートトライアルの記事を検索していて良い記事に出会ったので紹介してみたいと思います。

「サスペンションを中心に毎日がまわっている、国政久郎のブログ」
ダートドライバー という5年も前の記事です。

> このヨーコントロールは、舗装路でも大切ではあるが、速度のコントロールと、ラインコントロールの二つで走れてしまうから、気が付いていない人もいる。

とあります。
G-Bowlアプリで言うと採点機能は(速度とラインの結果である)Gコントロールを見ていますので、同じコーナーを同じGで走っていれば同じ点数が取れます。しかし、それを助手席から見た時、高得点を取っている人でも、「気持ちよく曲がっていくな」と思う人と、「この運転じゃ雪道やダートに行ったらあやしいぞ」と思う人に別れる、というお話です。

前者は三つをコントロールし、後者は二つのコントロールで走ってる訳です。舗装なら二つでも走れてしまうから、それで良いと錯覚してしまう、むしろそれしか無いと思ってる人が大半だと思います。
舗装を走っていても三つ目をちゃんと使って運転するとクルマがイヤイヤしないでスルスルと曲がっていく訳ですが、おおよそ世間ではそういう運転は知られていませんので、ヨーが出やすい(回頭性が高い)なんてのはロードスターのようなスポーツカーの専売特許であって、ミニバンやワゴン車は「このクルマはアンダーが強くて曲がらないね」で済まされてしまう事(つまりドライバーの問題ではないという意識)が、なかば常識になっているかと思います。

かく言う私もさんざんサーキット等には通いましたし、中でも低速ターンを駆使するジムカーナには自信があったのですが、それでも普段の運転で素晴らしくヨーコントロールをしている運転を見て「なんだこれは!?」と衝撃を受けたのが10年前、一度は挫折し、G-Bowlを手にして改めて取り組み始めたのが5年前、なんとか意味が分かってきたかなと思えたのはつい最近です。
こうなってみると他人の助手席に乗ると二つしかコントロールしていない人ばかりで(まぁ自分もそうでしたから全然笑えません)こりゃエライ事だと・・・5年前に読んだはずの記事の真意がやっと少し実感できたという次第。

G-Bowlアプリを使って上をめざすドライバーの皆様にはGコントロールに自信が付きましたら(それは土台が出来たということで素晴らしいことなので)ぜひそれにとどまらず、ヨーコントロールにも目を向けて頂ければと思います。
個人的な感想ですが、Gコントロールを身につけることで運転から「怖さ」が無くなるとしたら、ヨーコントロールも身につけることで「苦しさ」みたいなものが無くなります。ミニバンでも気持ちよくクルマが回頭してアクセルグイグイ踏める・・・そんな運転あります。
G-Bowlアプリをご活用頂ければ幸いです。
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2016/10/04 01:01:53

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この記事へのコメント

2016年10月4日 4:53
ど素人の僕が言うのもなんなのですが(汗)、実際には全く違うのですが、歩いて感覚を身につけました。

横Gとヨーの違いが中々分からなかったので。

歩いて、お尻をプリンと回すとヨーが発生する感覚。
横におっとっととなるのが横Gの感覚。

最初は、この"プリン"の感覚を車に当てはめる事がヨーを知るには結構大事なのかな?と考えていました。

感覚に慣れたら、グラフを見ながらヨーを考える様にしています。


コメントへの返答
2016年10月4日 20:30
ヨーは感覚が無いとグラフだけ見ても捉えがたいと思いますが、感覚を持って見るとやはり運転の違いはグラフにも出ています。同じ道を走って比較する等、他の条件を揃えるとグラフの見方が分かりやすいと思います。ぜひいろいろ試してみてください。
2016年10月4日 8:54
おはようございます。
Gが或る程度揃えられるようになったお友達の何人かが、ヨーやく自分に足らないのがヨーコントロールであることに気付いたヨーです(笑)。

従前からボクはライン取り(定常円、もしくは立ち上がり重視)やヨーレートが台形もしくは右下がりを意識するようにアドバイスしてきましたが、その理由が実はヨーコントロールを意識することだとヨーwやく気付いたって感じです(^_^;)。

ただ、実際に同乗させて車の動きの違いを体感しなければ気付けませんでしたし、正解を目の当たりにしたからといって、直ぐに出来るようにはなりません(;^_^A。よくご存じだとは思いますが。

お友達が「タッチ_さんのようにクルマの向きが変わらない。だから同じタイミングでアクセルを開けられない(>_<)」って悩んでるんですが、ナニか良い練習方法とか無いですかね?(;^_^A

ボクからしたら2年足らずでそこを悩める処まで来たのは大したものだと思ったりするんですが(^_^;)。
コメントへの返答
2016年10月4日 20:32
みなさん熱心に練習されていて素晴らしいと思います、なかなかこういう練習は続かないものですが、G-Bowlアプリも継続の一助になっていれば幸いです。

良い練習方法ですが、どんな練習法あるいはアドバイスがブレイクスルーになるかはかなり個人差がありますね。一つ言えるのは「上手い人と一緒に練習する」これが一番の近道だと思います。出来る人が横に居て、見て感じて話も出来れば、同じ人間のすることです、オリンピックに出るワケじゃないですから、そのうち出来るようになります。またそれで出来ない人はアレコレ言ってあげてもダメだったりします。出来る側からするとつい「教えれば出来る」と思いがちですが、本人のメンタルが大きいように思います。

従ってベテランの方は実際にお手本を見せてあげることと、運転を見てあげて「どこが出来てないか(出来てるか)」教えてあげるだけで十分(それが実際一番役に立つし有り難い事)だと感じています。
2016年10月4日 9:24
だから氷上トレーニングが有効なんですね。足元がしっかりしない状況でヨーコントロール。てっきりGの制限を厳しくするためと思ってました。
コメントへの返答
2016年10月4日 20:33
よくぞそこにお気づきで! 同じ旋回Gであっても、車両姿勢が違えばタイヤの負担も違い、ひいては低ミュー路での限界にも差が出るということです。
効率よく曲げるにはヨーコントロールで車両姿勢を作っていく事が大事なんですね。
2016年10月6日 22:43
はじめまして、こんばんわ。
最近ヨーってなんだろうと思っていたところで、たまたまこのブログに辿り着きました。コーナーを曲がる時に楽に曲がる時と苦しい時があり、Gを揃えても何らかの違いがあると思っていました。ただヘタクソなだけなんですがw
ヨーモーメントと横Gの意味の違いはわかるのですが、区別していなかったです。例えば、高速で風や路面の影響での微細な修正舵は直感的で横揺れしなくてもやってますよね。これはもしかして、微細なヨーを感じて、ヨーが発生しないようにしているのでしょうか?
間違っていたらすいませんが、少し見えてきそうな気がしています。有難うございました。
コメントへの返答
2016年10月6日 23:51
極端な話、その場でスピンすれば横Gゼロでもヨーレート出まくり、別要素ですね。ただ車の場合、どちらもハンドルで操りますから両者が密接に関係するのは御存知の通りです。
 一つのハンドルで2つの要素が一度に動くので、無意識で運転できてしまう訳で、おそらく高速走行時の修正舵も無意識だと思いますが、これらを個別に意識してコントロールしようとすることで、新しい世界が見えてくると思います。
2018年4月24日 10:26
こんばんは(^-^)

過去のブログへのコメント、失礼します。

私はG-Bowlアプリを購入して2年半たちました。毎日G-Bowlアプリを使って運転し、最近は0.2G縛りにして交差点の右折・左折で、G一定とヨーレートがコーナー前半で最大になるような運転を心掛けています。

そんな中で、久しぶりに山道を走行してみて。もっきーさんがブログでおっしゃられている、「Gのコントロールを身につけることで運転から『怖さ』がなくなり、ヨーコントロールを身につけることで『苦しさ』がなくなる」という意味が実感できたように思いました。

私が久しぶりの山道を走った時、目標とする横Gにするため、ブレーキの尺とブレーキの開始位置を読むことができました。横Gとブレーキの尺が先読みできた事で、コーナーを恐る恐る進入して曲がるという「恐怖」から解放されたように思いました。

そして普段からヨーが最大となる位置を、気にかけながら右折・左折していたおかげで。山道の鋭いコーナーでも、コーナー前半で舵角とヨーが最大になるような減速位置と走行ラインを先読みして。そしてコーナリングしながらアクセルonでの横G一定を心掛けて。このような操作をしていくと、コーナー後半はしっかりアクセルを踏み込んでコーナーを立ち上がれる。これらのことを減速・旋回と一定Gの中でできた時に、言葉では言い表せない程の気持ちよさが実感できました。この気持ちよさこそ、コーナリング中やコーナー立ち上がりで、アンダーステアを心配してアクセルを踏めないことの「苦しさ」から、解放されたからだと思いました。

G-Bowlアプリは何年やっていても飽きません♪ 失敗したと思った走りからも、逆にそのような走り方もあるのだと気付くことができるので、自分の走行を見直すことができるG-Bowlアプリに感謝しています。

長文失礼しましたm(_ _)m
コメントへの返答
2018年4月24日 12:13
コメントありがとうございます、読んでいて嬉しくなりました。また、自分にも覚えがあるので嬉しい気持ちがとてもよく分かります。私の場合、運転を見せてもらったりアドバイスをもらえる方が近くにいますが、-そう-さんはお一人で練習してそこに至るのは努力の賜物かと思います。

何年やっても飽きないとの事ですが、世間ではただ自分勝手な運転を何年でも続ける方も少なくありません。上手くなろうと、考えて、運転して、また考えて、自分の運転を変えよう、現状に満足してはいけない、という気持ちがなければ、なかなか進歩は無いものだと思います。一方で巷には運転に興味がない人が溢れていますから、ちょっと上手くなれば周りを見回して満足してしまったり、途中でやめてしまう方も少なくないと思います。
(私などダメな方で「もっと上がある、まだまだ」と言ってくれる人がいてなんとか続けてますが・・・)

そんな中、-そう-さんが「四輪の書」を手に探求を続け、運転に「気付き」を得ている事、素晴らしいと思います。G-Bowlアプリも少しでもお手伝いになれば幸いです。応援しています。いつかこっちに来ることがあったら一緒に練習しましょう。

プロフィール

「夏タイヤに戻すのがしんどい、作業するのはいいんですけどタイヤ・ホイールが重いのが辛い、下手したら腰に来る歳頃です。」
何シテル?   04/18 22:05
G-Bowlアプリの中の人です。 こちらでは製品サポートは行っておりません。不具合、ご要望等につきましては公式サイトの「FAQ」をご確認の上、改善されない場合...
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