• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

もっきーさんのブログ一覧

2024年07月20日 イイね!

新機能「速度リミッター」と「速度補正されたタイム」について

アプリの「Gリミット」を使って公道タイムトライアルをされる方の速度インフレ対策として、
「速度リミッターを越えて飛ばしてもタイムが短縮されなくなる機能」を追加しました。

一般的に公道タイムトライアルでは「禁止速度(例えば60km/h)を越えるとペナルティを課す(失格など)」方式が取られますが、その場合どうしても「59km/hで走った人が勝つ」=「59km/hを覚える勝負」になってしまい、運転の本質からズレた「競技に特化した技術」の訓練になりかねませんし、安全上のリスクも増します。

今回アプリに搭載された「速度リミッター」禁止速度より十分低く例えば50km/hに設定すれば、50km/hを越えて加速してもタイムが縮みませんので、最高速を競う必要が無くなります。いわば「全員MAX50km/hしか出ない車での勝負」になる訳です。これにより「速度を競技に矛盾すること無く抑える」事ができます。

その上で60km/hを越えたら失格というペナルティを課しても良いと思います(タイムの補正はともかく現実に60km/h越えたら違法ですから)、そうしても50km/h以上出せばタイム的にはMAXですので「ギリギリ59km/h勝負」をする必要がなく「ストレートは50km/h越えれば十分、コーナーをGコントロールしてキレイに走った人が勝つ」という図式になります。自然かつ安全です。

公道での運転技術トレーニングを推奨する立場として「禁止速度を覚えてギリギリまで出した人が勝つ」という図式はチョット・・・と思い、このような機能を作ってみました。

なお、公道でのタイムトライルに関しては合法的なイベントを前提とした機能となりますので、ご理解の上ご使用ください。

最後になりましたが、
「速度リミッター」は G-Bowl設定の「採点システム」ー「速度リミッター」で設定します。
速度リミッターにより補正されたタイムは「Edit」メニューの「範囲の情報表示」の上から4段目「速度補正」で確認できます(補正はこの値のみ。グラフ等への影響はありません)。

PS.
「速度リミッター」を越えるとタイムが縮まなくなる仕組み(計算式)は簡単ですが、要は「50km/h越えている間は50km/hで走ってる時と同じタイムになる」と思ってください。「50km/h越えたらその分時間の進みが遅くなる補正がされている」とイメージしても良いでしょう。要はそれ以上飛ばす意味が無くなるだけです。
Posted at 2024/07/20 18:26:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | G-Bowlアプリ | クルマ
2024年05月10日 イイね!

Android版G-Bowlアプリが出せた訳

Android版G-Bowlアプリが出せた訳今月G-Bowlアプリ12年目にしてAndroid版をリリースしました。ずっと「Android開発」はしないと言い続けていたのに、方針変わったの?と言われそうですが・・・

実際のところ「Android開発」ではなく、「Unity」というiPhone/Android共通のプラットフォームによる新規開発をしています。UnityでG-Bowlアプリを作り直すことで、長年のアップデートで複雑肥大化したiPhone版をイチから新設計でリフレッシュ出来ると同時に Android版も出せる! というのが今回のねらいです(つまり今回作ったのは将来的にはiPhone用でもあると言う事)。1本化することでAndroid対応の課題であったメンテナンスコストも抑えられます。

と言うことで、Unity開発の最初のリリースが Android版となった訳です。
(iPhone版は当面オリジナル版を継続しますが、近い将来、Unity版の機能が充実した時点で iPhone も Unity版に移行する予定です)

実際には昨年度から延々と開発しておりまして「作ってますよ!」と言いたかったのですが、発売までに越えないと行けないハードルが多く、全て越えられるか確信が持てるまで隠れて作業し続けておりました。

iPhone版は10年以上アップデートしてきただけあって多機能化が極まっており、Unityに全ての機能を移植するにはもう少し時間が必要です。ただ、主な機能が出来た時点で「これはもう使ってもらいたい」「ぜんぜん普通に使える!」という状況で、動作も安定しており、ユーザーテストの結果も想像以上に良好であった(多種多様なAndroidで安定動作しました)ので、予定より早いリリースとなりました。

現在、Android版は(iPhoneより機能が少ない事を考慮し)早期割引セール価格で販売しております。足りない機能は今後の無料アップデートで追加していきます。その機能追加がある程度できた時点でiPhone版と同じ価格する予定です。

長い時間お待たせいたしましたが、これでやっとG-Bowアプリ、G-Bowl Basic とも iPhone/Android 両対応となりました。


画像は Android と iPhone で記録した走行ログを並べて比べたものです。
上段が Android、下段が iPhone です。遜色ないように見えます。
関連情報URL : https://ifulsoft.com/
Posted at 2024/05/10 14:18:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | G-Bowlアプリ | クルマ
2018年01月23日 イイね!

久々に大雪の道を走ってみて・・・

久々に大雪の道を走ってみて・・・昨日は雪の中、家族を駅まで迎えに行ってました。
妻には「雪の運転できる人で助かった!」と大変喜ばれましたが・・・ん?ちょっと違うぞ! 目的地まで行けるかどうかは上手い下手じゃなくて、積雪状況と車の装備(タイヤ、チェーン、四駆etc)次第! 雪道で車の限界はとても低い。頑張ってどうなるもんではありません。そして路上でスタックしたら大迷惑です、ムリな所には行かない判断ができる人! これがホントの運転上手だと思います。
(安易に「ウチのダンナは雪でも迎えに来てくれる」なんてアテにされても困ります(^^;;; )

さて、では車は目的地までイケる状況だとして、安全に行けるか? 怖い思いをしないで行けるか? そこは少し運転技術が関係してきますね。スタッドレスだろうが4駆だろうが普段より遥かに限界が低い訳ですから、当然ブレーキもハンドルも普段のようには効きません。そんな状況では自信(確信)を持って運転出来る人の方が少ないと思います。

限界が低いなら抑えて運転すればよいだけ・・・とは言うものの、雪国の人でもなければ実際に経験する機会も無い訳です。手前味噌ですが、今回の雪で「G-Bowlで運転の練習をすると雪道が怖くなくなると聞いていたが、この雪で実感出来た」というツイートを見て嬉しくなりました。

G-Bowlは簡単に言えば「お皿の上にボールを載せて落とさないように運転する」トレーニングツールです。ご想像の通り、強いブレーキをしたり、オーバースピード気味でカーブに入れば、アっという間に落ちます。これを落とさないように運転する・・・最初は難しいですが、これがまさに雪道を走る技術と同じな訳です。2,3ヶ月も練習すれば無意識にこれが出来るようになります(強さの上限もコントロール出来るようになります)。Gをコントロールする運転、これは乗り心地の良い運転でもあります。

運転好きの皆さん、G-Bowlで家族にも喜ばれる運転技術を身につけてみませんか? (無論より高い限界走行=サーキットでも役に立ちますよw)
G-Bowlアプリなら走行後にグラフや地図から「どこで強いGを出したか」もチェック出来ますから、楽しく取り組めます(^^)
Posted at 2018/01/23 14:08:51 | コメント(3) | トラックバック(0) | G-Bowlアプリ | クルマ
2017年08月13日 イイね!

GPSが不安定な場合(2)

GPSが不安定な場合(2)前回、GPSでなかなか位置が定まらないケースについて書きました。今回は「定まってはいるが精度が悪い」場合のお話をします。

GPSには誤差がつきもので「多少の誤差はしょうがない」という事は広く知られているかと思います。その通りなのですが、それゆえに「こんなもんかな~」と、「改善できる小さな誤差」が放置されている事があります。

今回、着目したいのは「車の差」、車内環境です。
結構な割合で「電波の通りの悪い車ではGPS誤差が増える」という事があります。しかし、何台も乗り比べる人は稀ですから、自分の車が電波を通しにくいということに気づいていないケースがある訳です。この原因と対策について書きたいと思います。

主な原因はボディ形状とガラスの差です。特に「断熱性のあるガラス」や「断熱フィルムを貼ったガラス」はGPS電波を妨げます。また「フロントガラスだけ断熱」というように特殊ガラスの位置の影響もあります。最近の車では純正カーナビのGPSユニットを取り付けるために、フロントガラスの一部分だけ断熱せずGPS電波が通るようにしている車もあります。

対策としては地味ですが「iPhoneの置き場を変えてみる」ことです。特に助手席足元など深い位置に置いている方は、一度見通しの良い場所に置いてみて「速度グラフの誤差」を比べてみると良いと思います。条件の悪い車では置き場所は意外と効きます。

もう一つは外部GPSユニットを使うことです。1万円前後の出費になりますが、これは強力です。配置は自由(車外にさえ置ける)ですし、専用機だけあって高精度。シガーソケットに繋いでおけば、自動で電源が入ってiPhoneと接続されるので、外部ユニットを使っている事を意識すること無く使うことが出来ます。なんで早く買わなかったのか、と思うほど。

また、外部GPSユニットがあれば、GPSを内蔵しないiPadやiPod TouchでもGPSが有効になります。G-Bowlアプリはもちろん、GoogleMap等、全てのアプリから位置情報が利用可能になります。

GPSはGコントロールの練習には必ずしも必要ではありませんが、よりこだわって練習されたい方、特に「速度」の精度(遅れ)に不満がある方には外部GPSユニットをお薦めしたいと思います。速度グラフの遅れはハッキリと改善します(タイトル画像に注目)。

→対応の機器名などはこちら
Posted at 2017/08/14 00:02:48 | コメント(1) | トラックバック(0) | G-Bowlアプリ | クルマ
2017年08月08日 イイね!

GPSが不安定な場合(1)

G-BowlアプリではiPhoneの内蔵GPSを使って位置情報と速度を得ています。つまり、GPSの狂いはアプリに表示されるマップとスピードの狂いとなって現れるという訳です。

さて、GPS精度が低下する原因にはGPSの仕組みによるものと、iPhone側の事情によるものがあります。両方知らないと的外れな対策になりかねない、というのが難しいところです。GPSについてイチから説明し始めるとキリが無いので、興味があればウィキペディア等を読んで頂くとして、G-Bowlアプリを使う上で注意する点を少し取り上げてみたいと思います。

カーナビや登山用のGPS機器を使っていて、
最初に電源を入れてから位置が定まるのに時間がかかる」
という経験をした事はないでしょうか? 説明書にもそういう記述があって、長いと数分程度待たされる事があります。これは最初に近くの衛星から「軌道データ」を受信する必要があるためです(この衛星通信がとても遅い)。しかし、iPhoneを使っているとこの待ち時間を感じることがほぼありません。無論、衛星電波の届かない屋内等で位置が定まらない事はありますが、青空の下で「最初に何分も待たされる」という事がありません。マップを開けば瞬時に現在地が出ますよね。

これはiPhoneでは軌道データを衛星からではなく「携帯電話のデータ通信」を使って一瞬で得ているからです。これをA-GPSと言います(詳しくはこちら)。「なんだ GPSって衛星通信だけじゃなかったのか!」と思われた方、そうなんです。でも、それはつまり逆に言えば「携帯電波が無い」状況だと、iPhoneもただのGPSと同じになってしまう訳です。

前置き長くなりましたが、これで注意点が見えて来たと思います。

(1)A-GPSの為に携帯データ通信(3G/LTE)が出来る状態にしておく事。
(2)A-GPSが使えない場合でも、屋外で数分待てば改善される。
(3)「軌道データ」は保持されるので、毎回受信する訳ではない。


原因がわかっていればイライラせずに済みますね。ちなみに(1)が出来ないのに以下のようなケースがあります。

・山奥等で携帯電波が来てない。
・機内モードになっている。
・SIMが挿さっていない。

「機内モード」や「SIMなし」もGPSに影響がある、というのがポイントです。特にお古のiPhoneをG-Bowlアプリ専用にしている方は「SIMが刺さってない」と常に不利です。0SIMをお薦めしている理由の一つでもあります(*1)。

さて、こういう話をすると「パケ代が心配!」と不安になる方がいらっしゃいます。「G-Bowlアプリを使うときには”機内モード”にしている」と言う方もいます。これは間違いです。実際にデータ通信するのは最初の「軌道データ」だけで金額的にどうこうという量ではありませんし、以後はGPS電波を受信するだけですからパケット代は発生しません。 G-Bowlアプリのために機内モードにするのは意味が無い(かえって害がある)と考えて結構です。

次回は走行中のGPS精度を改善する方法、GPSを搭載していないiPad/iPod等の対策を紹介したいと思います。


*1 G-Bowlを使って地図を表示したり、メールでデータ交換する程度ならいくら使っても無料枠(500MB/月)に収まります(というかかなり余裕あります)。

Posted at 2017/08/08 23:13:40 | コメント(1) | トラックバック(1) | G-Bowlアプリ | クルマ

プロフィール

「夏タイヤに戻すのがしんどい、作業するのはいいんですけどタイヤ・ホイールが重いのが辛い、下手したら腰に来る歳頃です。」
何シテル?   04/18 22:05
G-Bowlアプリの中の人です。 こちらでは製品サポートは行っておりません。不具合、ご要望等につきましては公式サイトの「FAQ」をご確認の上、改善されない場合...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

G-Bowl & i-DM 富士山麓にて 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2014/06/27 10:58:51

愛車一覧

ルノー カングー ルノー カングー
運転を楽しむための車
スバル レガシィB4 スバル レガシィB4
アシ車です。
マツダ ロードスター マツダ ロードスター
最初にこの車を買ってしまったおかげで、年間30回以上サーキット・ジムカーナ場に行く生活が ...

過去のブログ

2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation