目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
8年10万km近く乗っていると、ゴム製品があちこち劣化して破れも出てきました。
スタッドレスタイヤに交換する際にチェックすると、スタビリンク、タイロットエンド、ロアアームのボールジョイント、インナー側のドライブシャフトブーツがいずれも破れていて、あちこちからグリス漏れが発生しています。
ドライブシャフトブーツは難易度が高いので整備工場にお願いしたけど、残りは何とかDIYで解決することにしました。
そんな訳で、まずは比較的簡単なスタビリンクブーツの交換を。
ブーツを留めてあるリングを、マイナスドライバーを使って内側に外します。
ブーツが破れても構わないので力まかせにやっても大丈夫ですが、ドライバーの先が滑って手に刺さらないように注意。
2
外した状態。
交換後は内側から填めるほうが簡単なので、この状態にしておきます。
3
古いブーツを引き抜きます。
ブーツの先側はボルトに彫ってある溝にはめ込まれているので、マイナスドライバーを差し込んでくり抜くようにして溝から外し、引き抜きます。
引き抜いたら古いグリスを拭き取り、ボールの動きを確認しておきましょう。
4
交換するブーツは、大野ゴム製のDC-2668。
DではスタビリンクはAssyになっていて、ブーツ単体では部品が取れません。
自動車部品専門店で調達しました。
5
グリスを注入せず、ドライの状態でブーツを差し込みます。
ブーツの先側を、マイナスドライバーを使ってボルトの溝にはめ込みます。
6
ブーツをめくり上げ、隙間にグリスを注入します。
はめ込む際にどうしても漏れてしまうので、グリスは大目に注入し、マイナスドライバーでブーツの奥までしっかりグリスを掻き込みます。
7
ブーツの根本側を溝にはめ込みます。
なるべくグリスを漏らさないようにはめ込んでいくのですが、これが結構コツがいる作業です。私の場合、フロント4箇所を施工したあたりでようやく要領を掴みました。
ボルトを倒して部分的にブーツを溝に引っ掛け、そこを人差し指と中指の爪で保持しながらボルトを真っ直ぐに戻し、ブーツにマイナスドライバーを差し込んで手前に引き出しながら回して溝に掛けていく感じです。
言葉ではなかなか上手く説明できませんが。。。
8
無事填まったところではみ出したグリスを軽く拭き取り、リングを元通りにはめ込みます。
多少グリスの残っていた方が、マイナスドライバーが滑ってもブーツに傷を入れることが無いと思います。
これもマイナスドライバーをリングの下に差し込み、リングを浮かせつつドライバーを回して溝にはめ込んでいくという要領です。
ブーツを破らないよう、作業は慎重に。そして、ドライバーの先を滑らせて怪我をしないよう要注意です。
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