2000km走ったタイヤの溝を計測。すでに偏摩耗が始まっていた

コンマ1mmまで計測できるデプスゲージを購入したので、タイヤの溝16本を測って摩耗具合を調べてみた。

タイヤは2000km走ったFederal ST-1。
新品時の溝8ミリ、トレッドウェアは300。
サイズ、空気圧とも純正値。

溝１本につき4〜5回測って最頻値をメモ。これを16回。デジタルにしてホントよかった。

計測した数値をタイヤ断面図風グラフにした。黒がタイヤ､白が溝、黄色が摩耗。

4輪比較
・FFらしくフロントが多く減っている
・フロントとリアで摩耗の仕方が違う
・左の減りがやや多い。

フロント
・内と外の減りが多い
・左の減りがやや多い。

リア
・外側が多く減っている
・左の減りが多い。

計測してみて。
・フロントは空気圧不足かコーナー攻めすぎ
・リアの外減りはコーナー攻めすぎ
・左が多く減るのは多分道路の傾斜が原因

95,000km

空気圧を調整する
・フロントに0.1追加（両肩べり対策）
・リアに0.2追加（長寿命狙い）
・左のみさらに0.05追加（道路傾斜対策）

(追記)
約2,000kmごとのフロント摩耗

●両肩べり解消されず。
装着当初や峠走行時(6000~8000km)など浮かれて走ってる時ほど多く減ってて両肩べりも多く発生しているので空気圧が原因ではなさそう。

◎左右差が0.2mmから0.1に減った。
左だけ0.05高くしたのは道路傾斜対策に効いてるかも。やりすぎると流れたりするらしいが0.05差では特に感じない。

2,000kmごとのリア摩耗

◎フロントに比べ摩耗が穏やか
◎左右差が解消された。
空気圧調整後は長寿命左右均等傾向にあるので概ね狙い通り

●外減りは解消されず。
直線でブレーキ完了する走りもしてみたけど立ち上がりのアンダーな時間が長くなって結局同じな気がした。キャンバーシム欲しい。