2024年04月28日
自動車保有関係手続のワンストップサービス
最近引っ越しをして、それに伴ってナンバープレートの変更を伴う車検証の住所変更、車庫証明の取得などをしないといけない状況になり、表題の通り「自動車保有関連手続のワンストップサービス(OSS)」を利用して、ナンバープレートと新たな車検証の交付時に一回だけ陸運局に行けば良いように出来たので、備忘録として残しておきます。(全く行かなくて良いようにも出来るようですが、ナンバープレートの変更をどうせ陸運局でやらないといけないので、私は交付は陸運局での受取にしました)
引っ越しをして同じ県内だけどナンバープレートの変更を要する「変更登録」を行う手順になります。また、希望ナンバーを取得するのも同時に行ったので、その手順についても記載します。
なによりもまず、ご自身で警察に行って車庫証明を取るのをやめてください。これをすると逆に面倒になります。
必要なもの
・マイナンバーカード
・電子式車検証
・カードリーダー(非接触タイプ)
・レターパックプラス
ステップ1
希望ナンバー申し込み(https://www.kibou-number.jp/html/GCBA0001.html)で希望のナンバーを申請します。申請出来るナンバーとそうでないナンバーがありますので、確認してください。
ペイントか字光式が選択できますが、私は普通にペイントにしました。
交付手数料として、4150円かかります。
数日で確定した希望ナンバーが登録したメールアドレスに届きます。
申し込みの二次元コードを印刷して持っておくと良いでしょう。最後に陸運局で使います。印刷した紙のどこかに、ステップ3で取得するOSSの受付番号を記載しておくと、なおよいです。
ステップ2
お支払い情報登録で、クレジットカードを登録しておく。
https://www.car-cashless.mlit.go.jp/cashless-web/
地方税で少額支払う必要がありますが、これを登録しておくと勝手に引き落ししてくれてスムーズ。
ステップ3
自動車保有関係手続のOSS(https://www.oss.mlit.go.jp/portal/index.html)で変更登録の申請を開始します。
面倒な住所や車検証の入力関連は、カードリーダーでマイナンバーカードや電子車検証を読み込むことでかなり楽ができます。
引っ越しで所有者=使用者の住所が変更になってる訳ですから、・所有者住所の変更、・使用の本拠の位置の変更、・使用者住所の変更にチェックを入れて始めます。
再申請ですか→いいえ
利用する保管場所証明書→電子
キャッシュレス納付→はい
あとは車検証情報やマイナンバーカードの取り込みです。
次に車庫証明の取得のために情報を登録する画面になります。
保管場所の所在図・配置図は自分で適当に書いた地図でOKです。
所在図の場合は、グーグルマップを切り取ってしまうのが早いかも。
(所在図は保管場所が自宅なら不要とのこと)
他にも納税の区分とか色々面倒な書き込む場所がありますが、そこはなんとかクリアしてください。
最終的に申請を送付したら、OSSでやることはとりあえず終わりです。
ここまでやると、あとは基本的に待つだけ。
OSSから登録したメールアドレスに「申請状況が変更されました」というメールが数回届きます。届くたびに申請状況照会を必ず行いましょう。
書類の不備がなければ自動的に進んでいきますし、車庫証明の所での不備は管轄の警察署から電話かかってきます。車庫証明のところで、2回、支払う必要のあるお金が要求されます。私の場合は2200円と500円を請求されました。
これを支払えば、あとは陸運局の所に回って、最後に350円が支払い情報登録から自動的に引き落としされたら、あとは陸運局に行って車検証とナンバープレートの交付を受けるだけです。
ちなみに車庫証明は警察での書類審査が終わって陸運局での審査になった時点で、レターパックプラスを封筒に入れて管轄の警察署に送るとレターパックプラスで車庫証明が返送されてきます。レターパックプラスの送り方についてはそれぞれの警察のホームページで確認してください。
車庫証明は引越し後15日以内に新たに取得しないと罰金取られたりするそうなので、できるだけ早く取得するに越したことはないですね。
この記事が誰かの参考になれば幸いです。
で、私も上記の手順で取得したんですが、紆余曲折あってOSSの申請は3回行っています。
私の失敗その1
車庫証明を普通に管轄の警察署で先に取得した。紙で取得することになるので、OSSで車検証の住所変更をする際、陸運局に車庫証明を持参しなくてはならない。二度手間です。で、そのことを知らなかったので、初回のOSSの申請は期限切れて申請情報が破棄されてしまいました。申請状況照会で全然先に進まないなぁと思っていたら、書類が足りてなかったというオチ。
最終的に申請状況照会すら出来なくなって、電話で確認したら上記のことだった模様。泣く泣く申請再開です。
私の失敗その2
改めてOSSで申請をやり直しました(2回目)。車庫証明の期限も切れていたので、車庫証明も取り直しです。つまり最初にわざわざ警察署に出向いて車庫証明を取得するために支払った2200円と500円と時間は無駄になりました。
OSSで順調に作業進みましたが、管轄警察署から電話があり、最初紙で取得した車庫証明のため、駐車場に私の車があることになり、「前の車がない」という申請では通らないので、前の車のところに自分の車の登録番号と車庫証明番号を書けと言われました。本来なら買い替えなどでおこることなんですが、わざわざ取得した車庫証明のせいで作業が増えるという悪循環。
私の失敗その3
失敗その2のことは、申請する配置図に自分の車の登録番号と車庫証明番号を追加して欄外に「車庫証明の期限切れのため」と記載追加するだけだったので、すぐに終わりました。これで陸運局まで申請は進み、あとは地方税の350円を支払うという段になって引っかかります。上記ステップ2でお支払い情報登録でクレジットカード支払いにしていたんですが、その有効期限は2ヶ月で、OSSで陸運局までたどり着いた段階で切れていました。改めてお支払い情報の登録をしましたが、どうやら先に登録した支払い情報を削除しないと、あとからの支払い情報が有効にならない。しかし先に登録した支払い情報を削除しようとしても出来ない!仕方ないので、お支払い情報サービスのヘルプに電話して聞くと、どうやらOSSの申請が有効であるとそれに紐づけられた支払い情報は削除できない仕様とのこと。つまり、陸運局までいった申請を一旦取り下げてなかった事にして、それから期限が切れた支払い情報を削除しなければいけない。これには本当に呆れました。期限が切れて無効になったならデータ破棄してちょうだいよ!
で、せっかく陸運局の最後までいった申請をいったん取り下げ、古い支払い情報を削除しました。
で、OSSで「再申請」を行う(3回目)と、一気に陸運局の最後まで到達しました。びっくり。
あとはスムーズに進みました。古い支払い情報が削除されたので、新しい支払い情報が有効化されてすぐに支払いも終わり、直後の車検証・ナンバープレートの交付可能なので陸運局に来てください、となりました。
色々紆余曲折ありましたし、まぁ普通ならしないバグ取りみたいな事を私がやらかしたせいもあって長引きましたが、普通に使う分には非常に有用なものだと思います。多分、申請に引っかかりなければ一週間もあれば終わるでしょう。
引っ越しをされた際には参考にしてください。
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Posted at
2024/04/28 14:14:25
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