
私のR35GT-R@MY13も、この1月で2歳となりました。
時が経つのは早いものです。
24ヶ月点検のため、昨日の夕方から丸一日預けていました。
預ける直前のオドメーター。
39238kmです。
納車が2013年1月27日だったので、あと2週間くらいで丸二年です。
それまでに40000kmいきそうな感じですね(^_^;)
相変わらず、NHPCのセールス氏からは、「距離の伸びが早いですね!」と驚かれます。
だって仕方ありません、GT-Rで走るのが楽しいんだから。
(タイヤさえ安く手に入れさせてくれたら、本当にもっと最高なんですけど…)
点検の結果ですが。
ブレーキ関係では、パッドの厚みは7mmほど残っているようです。
ローターもまだまだ大丈夫とか。
パッド交換の時には、純正ならMY15以降のパッドになるとのこと。
材質が変わっており、制動力は変化ありませんが”鳴き”がかなり低減されているとのことです。
バッテリーは少し弱り気味ですが、毎日乗るようなら、一年後の車検時の交換で大丈夫でしょうとのことでした。
後はタイミングベルトです。ヒビも何も入っていませんが、4万kmを超えそうなので次回点検時の交換を勧められました。
悩みどころです。
タイヤの残り溝ですが、交換から4000kmで4.5mmです。
やはりライフ短め?
速度超過・急加速・急減速などをするとタイヤの減りは当然早くなるそうですが、ゆったりまったり乗ると2万km以上持つとか。
うーん、アクセルを我慢するのは精神衛生上良くないですね(^_^;)
あと、運転席窓のパワーウインドウスイッチのオートが効きにくくなっていた不具合も、スイッチASSY交換で治ってきました。スイッチの押す感触がよくなってます。やっぱりおかしかった様子。
関係ないところでは、インテリジェントキーの電池交換をそろそろした方がいいかもしれません。
だいたい二年そこそこで電池切れを起こすようですから。
今回はメンテプロパックに入っていたので、基本的に点検料金は無料でした。
それとは別に、日産ガラス撥水加工(全窓)とオイル&エレメント交換などをお願いしていたので、料金は全部で3万少し。
まぁこんなもんでしょう。
車検時が恐ろしいですが(^_^;)
さて、今回は丸一日預けていたわけで、その間の代車は、ジューク15RXアーバンセレクションでした。
アーバンセレクションというのは、立体駐車場に入れる155cmに全高を抑えた仕様です。
その為に専用ローダウンサスペンションが採用されています。
外観は好みの問題ですが、この突き抜けたデザインは結構好みです。
リアドアのノブはこんな感じになってます。アルファ式?
フロントドアとリアドア。全体的にプラスチッキー。デザインは◯。
しかしリアドアは狭すぎで乗降性にかなり問題有り。
ホイール。
このデザインはかなり好み。
タイヤサイズは、215/55R17。
運転席。
シートはシルフィの糞シートよりはかなりマシ。
座面の硬さは適切。
しかし背面の形がちょっとイマイチです。
サイドサポートは無いも同然。
助手席。
後部座席。
見た目は広く見えますが、見た目だけ。
実際には格下のコンパクトカーより狭い。
座面は短く、背もたれの高さも足りません。
デザイン重視なため、背の高い人なら頭がつっかえるかも?
ハンドルとメーター。
視認性は良好。
バイクがデザインイメージだそうで、メーターフードのあたりに面影があるかも?
ハンドルはチルト操作のみでテレスコなし。
ドラポジのためにはテレスコは是非装備して欲しいところ。
大減点ポイント。
センターコンソール。
インテリジェントコントロールディスプレイ。
ジュークの目玉。
走行特性制御のD-MODEと、エアコン操作のAIRCONが同じスイッチで可能になってます。
わかりにくいと思いますので、大量の画像で説明します。
AIR CONモード。
D-MODE。
液晶画面だけではなく、スイッチの表記まで変わります。
これはナイスなアイデアですね。
スイッチの数を減らせます。
D-MODEには、ECO・NORMAL・SPORTの3つのモードがあります。
電制スロットルの特性を変化させているだけですが、結構変わります。
ECOならモッサリ、NORMALなら不満なく、SPORTならアクセルに過敏に反応といった具合。
ECOモード。
NORMALモード。
SPORTモード。
さて、走った感想を。
値段的には明らかにシルフィよりは格下ですが、走りはシルフィよりは余程まともです。
背の高いSUVをキビキビ走らせるために、足回りは少し硬め。
ですが、不快な硬さではありません。(GT-Rに比べたら柔らかいくらいですし)
シルフィで感じた、柔らかいのに硬いといった不快感もありませんでした。
ただし乗り心地が良いかと言われると微妙な感じです。
なぜなら、大入力や荒れた路面ではフロアが振動します。剛性が足りてないんだと思います。
これは安っぽさを明白に露呈する瞬間ですから、補強などで改善して欲しい所です。
(ジュークnismoはそんなこと無かったと記憶しているので、補強の仕方で対応可能だということ)
あとは、ゆっくりと加速している時に、50km/h前後でCVTの副変速機の変速が行われているようで、トルクの谷間があります。
これはシルフィの時にも感じましたが、ジュークは感じにくくなっているとはいえ、やっぱり感じました。
端的に言って凄く不快です。もっと上手く出来ないのかなぁ…。
1.5Lエンジンは、可もなく不可もなく。
1200kgの車体を元気よく走らせてくれます。
一人乗りが多いなら、十分でしょう。
風切り音は100km/hあたりから大きくなります。少し残念な部分。
車内の静粛性は、GT-Rよりはいいかもしれません。
値段相応のコンパクトカーといった感じですね。
高速走行時の直進安定性は中々のものです。
背が高めなのに、不安感はあまりありません。
コーナリング時も、足回りはしっかりと粘ってくれます。
いきなりぐらっと沈み込むような腰砕け感はなく、じんわりと沈み込む感じ。
ペースを上げてもそれは変わりませんでした。
見た目に反して峠は大好物っぽいです。
ブレーキも良く効くんですが、細かい微調整が苦手なタイプ。
ちょっと踏んだらガツンと制動力がたちあがってしまいます。
これも残念ポイント。
ハンドルの手応えはかなり薄いのが残念ポイント。
ハンドルセンターの位置も分かりにくくなってます。
これもチューニングで変えられるはずで、ジュークnismoではしっかりしてました。
あと、Aピラー根本がかなり太く、かなり視界の邪魔になります。
これもちょっとした残念ポイント。
<ここが良い>
①奇抜なスタイリング
②背高SUVとは思えない足回りとハンドリング
<ここが駄目>
①テレスコ無し
②フロアの振動(剛性不足)
③電動パワステの分かりにくさ
④ブレーキのタッチ
総合評価。
デザイン好きならオールオッケー!