フロントフェンダー内の静粛性対策　その２

フェンダー内の静粛性対策の続きです。
http://minkara.carview.co.jp/userid/223172/car/1854328/3158901/note.aspx

写真はＸＶのフェンダーとフロントピラーの間を撮影した状態ですが、ドアヒンジとかドアへ配線されているハーネスが見えます。
レガシィ、アウトバックではこの部分にフェンダーとフロントピラーとの間の隙間を埋める、インシュレーターが設定されていて、エンジンやタイヤから発せられたノイズが後方に回りこむのを防ぐ構造になっています。

スバルではフェンダー・インシュレーター、ホンダでは、フェンダー・エンクロージャー、トヨタでは、フェンダー・サイドパネル・プロテクターと各社、名称が異なるようです。

この部分を埋めるために適当な素材を探した所、ホームセンターの自作スピーカーのコーナーに隣接された防音材のコーナーで写真の様なスポンジを見つけました。
結構しっかりした固さのスポンジです。
指で押してみてもしっかりとした反発力を持っています。

材質がよくわからなかったのですが、ＳＲと書いてあったので調べてみたら、シリコンスポンジと言うことの様です。
ネットで販売していた別の同様商品によると、耐オゾン性、耐候性に優れていると言うことの様です。
独立発泡で気泡も小さいので遮音、吸音にも良さそうです。

フェンダーとフロントピラーの間の形状に合わせるために現物合わせで型紙を作って、これに合わせて切り取りました。

はじめはダンボールを使って少しづつ形状を合わせこんで行きますが、狭い場所なので結構大変です。

本当はもっと大きなサイズが有ればよかったのですが、購入したスポンジでは一体では出来ない大きさだったので上下２分割で作りました。
型紙は、ほぼ正確に隙間を写しとったつもりですが、隙間が出来無いように型紙より全周２ｍｍ程度大きめにカットして、潰し代としました。

取付けた状態です。
上下分割してあった所で隙間やズレが出るかと心配したのですが、それ程でも無く、逆に取付けが楽になったようです。

上方部分です。
全周潰し代分大きめに作ったので、ギューギュー詰め込む感じの取付けになりました。
これを取付ける事で、フェンダーのパネル面を抑える効果も出たと思います。

ドアを開いてフェンダー上部の後方を見た状態。
隙間をキチンと塞ぐ事が出来ました。

効果は良くわかりません。。。

スタッドレスタイヤを夏タイヤに交換した際に作業したので、施工前と施工後でタイヤが変わってしまったため、ロードノイズが大きくなってしまったためです。
フェンダーインシュレーターはネットで検索すると結構多くの車に採用されている様なので多分効果はあるんでしょうね。