メーターパネルワンオフ加工
投稿日 : 2007年04月07日
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このメーターパネルの白パネルを黒にします。
まずはこのパネルをスキャナーでPCに取り込みます。
取り込む際、なるべく大きな画像で取り込みます。
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取り込んだ画像をPCで加工してゆきます。私は使い慣れたフォトショップを使いました。
まずは加工をしやすいようにグレースケール変換を行い白黒画像にします。
次に取り込んだばかりの物は回りの線や文字がガタガタでゴミも多いので線を綺麗に慣らしゴミを取り除いてゆきます。
修正加工が終わったらグレースケールからRGBカラーに戻します。
パネルに絵や文字などの追加を行う場合は追加します。
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次に画像をシートに印刷します。
今回は下のパネルの一部を透過させる為クリアのシートに印刷します。
その際に使う画材は、インクジェット用のOHPシートを使います。下を透過させる必要が無い場合はインクジェット用のホワイトフィルムを使用します。
あと、ここで一つテクニックですが、この手のフィルムは水分、湿気に大変弱いです。また、印刷した後は光をよく反射するつるつるの表面になります。なので、防湿加工と防反射加工をする為に、保護剤を使用します。この保護剤は画材屋に行けばフィキサチフと言う商品で売っています。艶有りと艶無しがありますが私は両方使用しました。
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まずはOHPフィルムにインクジェットプリンタで印刷します。この際、上にかぶせる元のパネルにぴったりと合うように大きさを調整します。
印刷した後乾燥させて上からフィキサチフを吹きます。
フィキサチフは艶消し艶有り両方使用する場合はまず艶消しを吹きます。その後艶有を吹きますが、吹くときに距離を少し離して表面がザラザラになるように吹きます。ざらざらになるように吹けば、純正のメーターのように反射防止加工になります。距離が近かったり、べったり塗ると表面に艶が出てしまうので注意しましょう。
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エボのオドメーターの部分はオレンジ色に発色します。メーター球を変えてもこの色は無くなりません。内部のオレンジのパネルの色を落とす必要があります。この落とし方ですが、メーターを分解する必要があります。
まずはメーターの針とパネルを外します。次にLCDを外しますがクリアのパーツごと外す必要があります。ピンクの部分で固定されていますのでピンクの部分から浮かすように外します。その際にLCDのパネルも一緒に外れます。
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LCDを外した後です。このようにソケットになっていますので上手に外します。
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外したLCDパネルの裏にオレンジ色に塗られたプラスチックのパネルがあります。このオレンジ色を剥がします。私はアセトンでさっと拭き取ってしまいました。
後は分解した時と逆に元に戻します。
※分解はメーター破損の危険性があります。行う際は全て自己責任で行ってください。破損に対する保証は一切行いませんのでご了承下さい。
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後はOHPフィルムと追加のパネルを組み合わせて完成させます。
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