
ジョニー・デップ主演 ブラックスキャンダル(原題:Black Mass)
1970年代から30年間、マサチューセッツ州ボストン南部でFBIと犯罪組織が通じていた実話に基づく映画です。
犯罪組織のリーダー、ジェームズ・ジョセフ・バルジャー。
弟のウィリアムはあろうことかマサチューセッツ州上院議長を務めていた。
ジェームズは数々の犯罪に携わる一方で、自分の縄張りを荒らすマフィアを追い払うために30年間にわたってFBIにマフィアの情報を提供していた。
1970年代後半から1980年代のジェームズに焦点を当て、彼がアイルランド系アメリカ人によって構成される「ウィンター・ヒル・ギャング」のリーダーの座に上り詰める様子を描く。(Wiki)
ディズニーアンバサダーホテル脇の無機質な回廊を進むと

イクスピアリがあります
人工的な夕焼けの町 人工的な青空 この先にイクスピアリシネマがあります

みんカラなので帰りに施設内で見かけたシトロエンH
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禿げ頭に青いカラコンで極悪人に扮したジョニー・デップは、後ろ姿にまで恐ろしさが漂う迫真の演技でした。
1970年代から1980年代までのボストン南部の街の雰囲気がうまく再現され、お決まりのキャデラック、シボレー、クライスラー等、例えばFBI捜査官にはダッジ アスペンというように役にぴったりな車があてがわれています。
アメリカ車、ノンフィクションが好きな方にはおすすめの映画です。
(注意)ここからネタバレです
アイリッシュ系移民の子、ジェームズとビリーの兄弟
同じ環境下で、兄は殺人も厭わないアイリッシュ系ギャングのボス、弟は州上院議長、2人の幼なじみジョン・コノリーはFBI捜査官。
故郷ボストン南部の浄化を思うジョンはジェームズの情報を利用してイタリア系マフィアの壊滅を画策するが、見返りとしてジェームズの犯罪行為を黙認することになる。
ある日、長年のFBI内規違反が新任の検事フレッド・ワイシャックによって追及され、ジェームズの多くの不正行為が暴かれ3人には因果応報の結末が待っていた。
観た感想
1 同じ環境で同じように育てられた兄弟でも片やギャング、片や地域の名士。
-DNAの不条理-
2 正義感に燃えていたFBI捜査官ジョンもいつしかミイラ取りがミイラに。
-初心忘るべからず-
-朱に交われば赤くなる-
-君子危うきに近よらず-
3 破滅するまで悪の道を歩んだ3人
-言うは易く行うは難し-
-中庸-
Posted at 2016/01/30 14:07:40 | |
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