
さて、320iですが譲っていただいてから半月が経過しました。

この短い期間で
Z4Mクーペや320i Mスポーツ
と並べたり

fuchiさん主催のE46ミーティングに参加したりと大活躍。
そんなこんなで、思いの外走行距離が伸びてしまいました。
譲っていただいてから500kmくらい走ってしまっています…
普段は寝かせてあるものの、乗る時はかなり走らせますからね。
fuchiさん主催のオフ会では1日で100km以上走ってしまいましたし。
この期間をノントラブルで駆け抜けてきた320iですが、ここで一旦整備士さんに診ていただくことにしました。
という訳で、取り敢えず先日、318iがお世話になっているDに行ってきました。
勿論、U氏に担当して頂きました。

U氏の一言目は、『ここまで綺麗なE46の前期型がよく残っていましたね!いや、本当に嬉しいです。』とのこと。
そして、『まずこのウインドウのゴムモール。どこも欠けていません。製造から16年ですよ。保管状況が良く無いとこの状態は保てません。走りに関係無い部分なので、余程E46が好きな人を除けばまず変えないパーツですし、保管状況が良かった証拠だと思って間違いないと思います。』
そして、エンジンルームを開け『これはヘッドカバーのガスケットを交換してありますね!ただ、ラジエーターのサブタンクは微妙な感じですね…これ変えてあるのかな?(整備記録簿には記載無し)cobraさん、冷却水の量だけは気にしておいて下さい。異常な減り方をしていたら、うちでなくてもいいのでサブタンクを交換してもらって下さい。』
そんなこんなで色々とアドバイスを受けましたが、概ね、この個体は状態が良さそうとの事です。
『もう20年近く前の車ですが、まだまだ乗っていける車です。是非この良い状態を保って大切に乗ってあげて下さいね!』とU氏。
やはり、U氏なら安心してE46を任せられそうです。
さて、その2日後。
みん友さんのお誘いで、拘りのオヤジさんがやっているショップへ。
ここのオヤジさんにも320iを診てもらいました。
キーを渡し、320iに乗り込んだオヤジさん。
ハンドルを握ってあたりを一周。オヤジさんは『おー、ハンドル重いね〜。おや、ハンドルのセンターがあってないな。』
『うーん、BMWにしてはエンジンの回り方が重いな…これは燃料系かな?』
とコメント。
そして車から降りてタイヤを見ながら『タイヤ片減りしてるね、ほら、車を前から見てみな。タイヤが外側向いてるだろ。人間でいえばガニ股で歩いているようなものだよ(笑)。アライメントの調整は必須だね。』と。
そうは言っても、全体的には程度良好でここからアライメントと燃料系のメンテをして仕上げてやれば、とても良い車になるとの事でした。また、『この個体、長いことニコルで整備されていたのか。あそこは腕いいよ。これだけ適切に整備されてきて、きちんとコンディションを保てている個体なら私も欲しいくらいだよ』とのお言葉も。
みん友さん曰く、ここのオヤジさんは結構辛辣に車のコンディションについては語るそうなのですが、(みん友さんの知人が買った走行距離35000kmのE46は、調子がイマイチなので、エンジンを載せ替えた方が良いとまで言われたそうです…)そのオヤジさんすらあまりボロクソ言われなかった320i、アタリ個体なのかもしれません。
その後、オヤジさんが『私の整備した車に乗ってみなさい』といわれ、スバル トラヴィクに。
背の高いミニバンながら、脚が良くて320iと同じ感覚でコーナー攻めても楽々走り抜けてしまいます。
これには驚きました。
その後、E36 328iカブリオレに。

外装はリアがボコボコな上、ホイールは銀メッキでギラギラのE46 Mスポーツ用17インチ、フロントもE46 Mスポーツ風バンパーを装着していて、よくある下手に改造されてしまっている個体。こんな状態でE36の素晴らしさを味わえるのかが心配でしたが、そんなの杞憂でした。
この個体、ステアリングフィールが素晴らし〜い(^∇^)
ステアリングギアが噛み合う感触がストレートに伝わってきます。これはE46では味わえないものです。
いや〜、E36素敵だな(*^_^*)
沢村慎太朗氏や齋藤浩之氏が雑誌に書いていたE36でしか味わえない感触って、これの事なのかと、実感させられました。
これを知っていると、新車当時にE46が低評価だったのも仕方ないかもしれません。
E36は、本当に繊細な感触を楽しむことが出来る本当に素敵な車でした。
さて、320iですがあのオヤジさんからお墨付きを頂いたくらいなので、バイトを頑張ってメンテ費用を稼ぎ、U氏やオヤジさんの力を借りつつ乗り味の向上を目指したいと思います!
Posted at 2016/08/19 09:04:10 | |
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E46 320i | 日記