エンゼル♂のブログ一覧

本日息子が再入院しました。
第2節がようやくスタートです。

本日、息子は一時帰宅いたしました。
生検の結果「ジャーミノーマ」と診断され、医師の見立て通りで一安心です。
来月2クール目の治療が始まるまでの間、久しぶりの自宅ということもあって息子もかなりのハイテンションです。

息子が入院して早一か月、手術と治療は順調に進んでいます。
悪性の腫瘍も見る見る小さくなり、最初に撮ったMRIの画像からは約1/8程度まで縮小しています。
懸念された抗ガン剤の副作用も想定内であり、一安心といったところです。
抗ガン剤による嘔吐、吐き気もなくほっとしていたところ、予想どおり脱毛が始まりました。
やはり想定していたとはいえ、抜け落ちる髪を見ると涙が出てしまいそうになり、必死にこらえて、ポジティブな発想をと私は息子に切り出しました。

私「抜け毛が気になるかも知れないけど、病気による抜け毛ではなく、薬の副作用だから仕方がないね」

息子「まぁそうだね」
と、平静を装っています。

私「同級生あたりで早い子は普通にハゲ出す子もいるだろうから、まだイイんじゃないの？だってハゲの人ってもう生えてこないんだよ」

息子「確かに」

私「治療が終わればまた生えてくるからハゲの時期を楽しんでみれば？」

息子「あはははっ」

私「なんならいろんなズラ買ってくるぞ！女装でもしてみるか？」

息子「女装男子が流行ってるらしいよ」

私「そのままお前がそっち系になっても困るからな」

息子「ははは、帽子でいいよ」
と、いうことで息子はいたって冷静でありました。
本人よりも親の方が心配するのはいつの時代も同じようです。

本日、息子の生検手術が無事終了しました。
病理は「胚細胞腫瘍ジャーミノーマ」です。
まだ詳しくは判明していないため、奇形腫が混じっている可能性もあるとのことですが、来週火曜日から抗ガン剤治療を始めていくとのことでした。
オープンカー倶楽部の皆さまにはご心配をおかけして申し訳ございませんが、長い戦いがいよいよ始まります。

写真は近所の公園で撮った一枚です。
ボクスターも退院して、色々な所へ気兼ねなく出かけられる日を待ち望んでいます。

一昨日息子が緊急入院しました。
数日間頭痛が治らず、意識も朦朧としていると妻から連絡があり、病院を4軒ハシゴしてたどり着いた先は妻が入院していた大学病院でした。
MRIで腫瘍による水頭症が発見され、昨日水を抜く手術を行って、今息子はスヤスヤと寝ている状態です。
病名は胚細胞腫瘍とのことで、難解な病気だそうです。
なんでこうなる前に発見できなかったのだろうか？という思いと、頭痛が治らず妻の判断で脳神経外科へ行ったことがよかったとも思えたり、複雑な心境です。

当たり前に生きることの難しさを知った他、なんでもないことが幸せだと心から思います。
生きるとは、試練なのかもしれません。
昨年妻がくも膜下出血grade4から復活した矢先の出来事だけに戸惑うばかりです。