プロジェクター用 自作ルーフレール Ver1.00

プロジェクター吊り下げを兼ねた空間を阻害しない、シンプルかつ機能的なルーフレールをつけたい！
そんな大風呂敷を広げたようなアバウトな発想から、紆余曲折・様々なことを考えて最終的な結論として「家屋の照明で使われるダクトレール(別名:ライティングレール)」を利用したプロジェクター用自作ルーフレールを取り付けました。
以降に作業詳細を記載。

私が持っている激安小型プロジェクターは、片手サイズとは言えども車中で使用するにはデカイです。
また、Fire TV Stickを使うのであればプロジェクターの背面スペースの確保が必須であり、プロジェクター用の脚付き台をフルフラットシートに置くとなると、リラックスして寝転ぶことにも気を使うこととなるので、ハッキリ言って邪魔でしかないわけです。

さらに三脚穴は、昨今の部屋での天井投影ブームを考慮しているからなのか、プロジェクターセンターではなくやや後ろ側に穴があって重心が安定しないです。
くわえてプロジェクター用の電源コードも地味に設置に影響するのでプロジェクターは「天井吊り」一択となるわけです。

そんな考察結果から、矢印にあるルーフカバー(プラスチックのポチ)を活用して細工することに…ルーフカバーの根っこが四角ならばターンナット使用し、丸型だったら穴にネジ溝をきることにしました。

ルーフカバーを強引に引き抜いたら根っこ四角でしたので、ターンナットを使用することに決定。
(強引にやりすぎてルーフカバーのツメが折れちゃいました。)

天井の穴は約9mm×9mmの四角。

なお、天井内のクリアランスは約24mm。私は安全側を取って22mmとしました。

ターンナットは全国のホームセンターで幅広く販売されている若井産業さんの品番F-601をチョイス。
なお、1サイズ小さい品番F-600はナットが小さく感じられたので、あえて品番F-601にしています。

商品パッケージ真ん中辺りに書いてある【下穴径】で気がついた方もいらっしゃるかもしれませんが、ドリル加工穴:Φ10.2mmとなっているので、既存の約9mm×9mmにはターンナットが入りません。
私はターンナットの強度を確保するためにダイヤモンドヤスリで四角の穴を削りました。

★☆★要注意★☆★
私はターンナットを天井に押し込みすぎて、天井裏にターンナットが入り込んでしまい、取り出しに1時間30分要しました。
運良く取り出すことに成功しましたが、取り出せなかったら走行中に異物が転がる不快な音が永遠に続くこととなります。
作業には細心の注意を払ってください。

ルーフレールとして使用する「家屋の照明で使われるダクトレール(別名:ライティングレール)」をホームセンターで購入。
レール長さは1.0mです(コードなし ホワイト色)。
お値段2,068円(税込)

その他として使った材料は…
ステンさら小ねじM5×25(ターンナット同封の既存ねじ取替用)…1本
ステンレス丸ワッシャーM10×40×2…1個
ダクトレールエンドキャップ…2個

ダクトレールの長さは短めの38cmとして、センターに6mmの穴を削孔しました。
削孔したセンターの穴にステンさら小ねじM5×25をターンナットをプラスドライバーで締め込みました。

1点止めのレールですが、ガッチリ止まりました。
ターンナットの取り出しにかなりの時間を要してしまった凡ミスさえなければ、2時間程度で取り付けできます。

あとはアマゾンでポチッたダクトレール用吊り下げブラケットの到着を待つのみです。